BMWアルピナ B5 のみんなの質問

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そもそも、マツダのスカイアクティブって、凄いエンジンなのですか?教えて下さい

補足

ありがとうございました

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ベストアンサーに選ばれた回答

senboku38さんへ

>凄いエンジン
簡単な様でいて、その実、かなり難しくて見解の分かれるご質問内容じゃないでしょうか、コレ。d(^=^;)
結論から、そして私の見解を申せば、凄い、という言葉に当て嵌めても良い例だと思いますよ。
まあ、-Gと-Dでは同じ評価では無いし、どちらにしても百点満点はあげられないんですが。(苦笑)

・・・

「どう引っ繰り返して見たって、唯の量産エンジンでしょ。今更、凄いワケ無いじゃん」
→ 一理有ります。
「凄い」に該当するのは、手組みであったり、熟練者のファインチューンである、とするなら、極普通の「在り来たり」のエンジンでしかありません。誰でも普通に買える物、というレベルです。

物を組み合わせる or 組み立てるには、或る程度の隙間が欠かせません。隙間・クラランス無しには、部品は嵌まりもしない。無理に押し込もうとすれば渋って、焼き着いたりもする。
でも、そのクリアランスを僅かでも増やし過ぎたりしたら、今度は数字の大小以上にガタ(感)の多さに辟易とする事に成るでしょう。
それ位、クリアランスの適正化、公差の管理は大事です。し、物を良く識った人が丹念に組み上げた物にして初めて、「凄い」と表現するのに相応しい。

試しに、光明丹を塗って擦ってみる。
均一に赤く(?)染まれば「当たって」ますが、大概は一部付着しない所が生じる。もしくは、押し出されちゃって「黒当たり」等と称される状態が出現したりする。から、コンパウンドを塗り付けてから擦り合わせて、出っ張った所を僅かに擦り減らす。
昔から吸排気のバルブとバルブシートの密着を診て得る手法です。
丹念に何度もこの作業を繰り返す事で、平滑な当たり面を得る。と、荷重の負担が広い面積に広がるから、一カ所に集中する事が無くなって、部品は楽に成る。。。
と言う様な話が文字や言葉に出来なくても、肌で知っていて作業を確実・着実にこなせる人に「組んで」貰いたい訳です。d(^_^;) よね?

一方で、この様な書籍が公開されています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%9C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E2%80%95%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%93%81%E3%81%AF%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%95%E3%82%8C%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E5%88%A5%E5%86%8ACG-%E7%A6%8F%E9%87%8E-%E7%A4%BC%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4544910021

シリーズを重ねて、1から4作迄出ていて、今は
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%81%8F%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%9C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B-%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9LFA%E3%81%AE%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%81%A8%E7%94%9F%E7%94%A3-%E5%88%A5%E5%86%8ACG-%E7%A6%8F%E9%87%8E-%E7%A4%BC%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4907234007/ref=pd_sim_b_1/377-7976695-1546823
が店頭販売中です。

その中で福野礼一郎氏は、量産技術の凄さについて言及されています。
機械でガチャガチャ作る「数打ち物」なのに、無調整ピタッ! を実現させちゃった、しかも安価に、と言う日本の工業力は、もう既に一般人の理解出来る範囲をとうの昔に飛び越えちゃっています。これを今更ちょっとだけ解説してみたって、誰が理解し切れるのだろうかと想う位に。。。

私は、
-Gの方は、
・未だに自然吸気のままであり(過給化すべき)
・ガソリンがディーゼルに負ける最大の要因であるスロットルバルブが廃止出来ていない
と言う2点で、発展途上もいい所だと想います。
・アイドル回転から大気圧の2倍と言う高過給圧を常用し、
・吸気弁閉じ時期連続可変機構化でスロットル弁廃止と、可変圧縮比化
が実現して後に、良く出来ているかどうかの評価が始まると思っています。
その点からは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%BC%E5%9D%82%E5%BC%98
が既に特許で明らかにした技術を実現出来ていない訳で、スタートラインに立ってさえいない状態だったりもする訳です。
まあ、世界中のエンジンがその状態だったりする訳ですが。d(^^;)
でも、電動による補助の手(ハイブリッド)を借りずに、パワーダウンを伴う高膨張比サイクルを実現させたその意気込みは、買うべき物と考えます。
それ位、圧縮比14という高膨張比サイクルを、一早く、他社に率先して実現して来た事は評価すべきと思うのです。

もう一方の、-D。。。
こちらも又、上手に各種の「バランスを取って実現に持ち込めた」と見るか、それ共、「アイドル回転から過給出来ていないし、所詮は拡散燃焼のディーゼルでしょ、パワーユニットとして小型車に向いていない選択じゃん」という、そもそも論を解決出来ていない存在と見るかで、全く違った評価に成ります。
私的には
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13100548288
と考えているので、全くの無駄な努力、横道へ逸れてしまった結果、だと考える程です。
でも、、、世界の自動車界では未だ誰もやっていない事を、広島の片田舎の会社が初めて達成して来た、熱効率改善の為に低圧縮(膨張)比化ディーゼルを実用化して来た、と言う点では画期的だと思うのです。
強いて欠点を挙げるとすれば
・最新のシーケンシャルTurboを奢ったと言えど、始動時やアイドル回転から過給する事は出来ない。
・シーケンシャルTurboなのに、ウェイストゲート弁から排気を逃がすという勿体無い事をしないと過剰な過給圧を制御出来ない
と言う事に成りましょうか。
長期的、経年劣化的には、潤滑油等の燃え残り(灰分)や飛散・排出される固体潤滑剤等がDPFを段々目詰まりさせて行く、と言うディーゼルの黒煙対策の現状も、解決し切ってはいません。

でも、、、
なのですよ。d(^_^;)
私はやっぱり、凄いと思っちゃうんですねぇ。設計者の端くれだからでしょうか。。。


解り難いですよね。補足をお待ちしています。

その他の回答 (7件)

  • 兼坂弘さん(故人)の教えを実行しているのでしょうか?
    マツダミラーサイクルを磨き上げたのだと感じます.

    ミラーサイクルは,供給する混合気の体積に対して,
    エンジンが大きいため,摩擦損失が大きいのが欠点.
    だから,ミラーサイクルだけでは燃費は良くならない.
    マツダミラーサイクルは,過給機を組合わせて,この欠点を解消しようとしたが,
    効果の程は???だった.

    詳しいエンジン構造を見ていないのでわかりませんが,
    オイルポンプがギヤポンプなら,兼坂先生の弟子がいます.

  • もともとはフォードのエコブーストを持ってきていますので名称だけ変えただけに過ぎません

    同様に車体もフォードがベースになっています。

    マツダに詳しい方ならCX5は旧型のフォーカスを8割がた流用する形で販売されているものです。

    逆もアリで、旧エスケープはマツダ車をそのまま製造する形で日本で販売されていましたが、アメリカではかなり売れていたものです。

    今後も欧州フォードをベースする流れは変わらないでしょう

  • スカイアクティブと言うのはマツダの車作りのコンセプトの総称で有ってエンジンの事ではありません

  • いいエンジンだと思いますよ。マツダらしい、基本に忠実で地道な努力によって不可能を可能にしたエンジンです。
    地道なといったのは、新技術的なものはあまりなく、従来の技術を突き詰めてさらに良くしたエンジンだからです。
    そういった意味では凄いという表現になるかは微妙でしょうね。ただ、誰もなしえなかった、たとえばガソリン、ディーゼルともに圧縮比14:1とか、機械抵抗などを少しずつ減らしてエンジンから取り出せる力を増やして燃費を良くしたりとかはあります。
    ちなみにスカイアクティブエンジンにはガソリンとディーゼルがありますが、両方とも良いですね。特にディーゼルは燃費がよく、排ガスはきれいで、おまけにパワーがあってよく走ります。エコ一辺倒の今の自動車業界にあって、走る車に出会うと本当にうれしくなります。やっぱり、車は走りが良いほうが楽しいですよね。

  • >・・・凄いエンジンなのですか?

    あなたの『凄い』という基準は何処なんでしょうか?

    ミラーサイクルエンジンをさらに進めていったような高圧縮ガソリンエンジンで、熱変換効率もよくなっているエンジンです。
    圧縮比を上げていくとノッキングが起きやすくなるので壊れるという常識を破ったようなエンジンです。

    http://www.mazda.co.jp/skyactiv/#!/index

    似たエンジンとしては、プリウスのエンジンがありますね。

  • 燃焼効率を上げる事でクリーンな排ガスと小排気量でもワンクラス上の排気量並のパワーが出せるエンジンです。
    過去にもミラーサイクルエンジンって言うのを作ってたのですが~それを改良してたどり着いたエンジンって言う感じですね。

  • エンジンの基本性能を、磨いたそうです。
    ハイブリッドとか開発はしないで外から買えば良い。自分たちはあくまで基本に帰るんたと。

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