ターボ 過給器をつけてエンジンにより多くの空気(酸素)を供給しエンジン内の燃焼を多くし(？)パワーを上げる。と聞きました

Question

では、スーパーチャージャーとはなんでしょうか？
またターボについても間違えていれば教えてほしいです。

Answer 1

ターボチャージャー、機械式スーパーチャージャーなどは、過給機（チャージャー）の種類です。

この他に電動スーパーチャージャーや、プレッシャーウェーブ・スーパーチャージャーなんてのも有ります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E7%B5%A6%E6%A9%9F

ターボチャージャーは、排気ガスの圧力でタービンを回し、遠心式コンプレッサー（圧縮機）で空気を圧縮して過給します。

機械式スーパーチャージャーは、エンジンの回転軸から動力を取って、遠心式コンプレッサーやルーツブロアー等の圧縮機で過給します。

電動スーパーチャージャーは、電動モーターで遠心式コンプレッサーやルーツブロアー等の圧縮機を回し過給します。

プレッシャーウェーブ・スーパーチャージャーは、際物な仕組みで、排気管と吸気管を繋いで、排気ガスの脈動（ガス流速の加減速）で吸気を脈動させて過給します。

ターボは排気エネルギーを有効に使いますが、エンジンの回転が上がるまで過給圧が上がらない欠点が有ります。

電動チャージャーは最新の方式で、自動車の電動化が進み４８Ｖ程度の電池を積むと採用が増えて行く見込みです。

Answer 2

まず、スーパーチャージというのが「過給」という意味で、自動車のエンジンで言えば、規定量以上に（大気圧以上に圧力を加えて）空気を押し込むことを指します。


空気の圧力を上げるためにはコンプレッサーが必要ですが、普通はコンプレッサーというとエンジンやモーターなどでポンプなどを回すものを指します。

暑いので扇風機を使いますけど、扇風機もある意味ではコンプレッサーです。
はねの先に筒を付けて絞り込めば、先端からは圧力の上がった空気が出てきます。
扇風機に関しては、羽根に風を受けるとモーターが回転します。
それで発電することもあります。風力発電機です。

そんな面倒なことをせずに、羽根を２つ軸でつないでしまって、片方には排気ガスを当てて回し、もう片方はコンプレッサーとして使う、というのがターボの基本です。

それに対して、エンジンから動力を取り出して羽根を回す（あるいはコンプレッサーを回す）やり方もあります。

前者をターボ式スーパーチャージャー、後者を機械式スーパーチャージャーと言います。

ただ、ターボ式の方を「ターボチャージャー」、機械式の方を単に「スーパーチャージャー」というようになってしまい、現在に至っているわけです。

Answer 3

基本的なパワーをあげる原理はターボチャージャーもスーパーチャージャーも同じです。

動作の原理構造の違い。

ターボチャージャーは排気ガスの勢いを使って羽を回して、ようは扇風機のようにエンジンに空気を送り込む装置です。

対するスーパーチャージャーはエンジンの出力そのものから直接ベルトでコンプレッサーを回してエンジンに空気を送り込む装置。

ターボチャージャーは本来排気ガスとして捨てるはずのエネルギーを再利用するため効率が上がります。
その代わりエンジンの回転数が低く排気ガスの勢いが少ない状態では本領を発揮できません。
ただし回転数が上昇するとエンジンが必要とする能力をはるかに上回ります。

対するスーパーチャージャーはエンジンから本来タイヤに行くはずだったエネルギーをスーパーチャージャーに若干取られるのでターボチャージャーと比較し若干効率が悪化します。
その代わりエンジンが回転さえしていれば即本領を発揮出来るので低回転でも有効に活用できます。
ただし機械的な制限のためエンジンが高回転の時は効率が悪化しターボチャージャーほどの能力を発揮できません。

そのため高回転で有効なターボチャージャー、低回転で有効なスーパーチャージャーという風な使われ方をします。

エコなターボエンジンの場合は高回転を犠牲にした小型ダーボチャージャーを搭載することで低回転でも効率よく動かして燃費を稼いでいます。

Answer 4

空気を送り込む動力源が、
排気ガスを利用するか、エンジンから機械的に取り出すか、
の違いが大きいです。
スーパーチャージャーは、エンジンから取り出す以上、
エンジンパワーを幾ばくかロスしてしまうわけで、
捨ててるエネルギー、排気ガスを利用するターボには、
全体の効率では敵わないので、最近は少数に。
でも、ジャガーなどまだまだ採用車はありますよ。

余談
無知な ajiinonenu の回答なら、
まだ天動説のほうが信用できる。

Answer 5

ターボは排気ガスでタービンを回します。
スーパーチャージャーは機械的につながっています。

ターボは低回転が苦手
スーパーチャージャーは低回転が得意

だったのですが

欧州で劇的にターボは進歩をとげアイドリングのすぐ上
1,500回転程度で圧倒的な最大トルクを発揮するようになりました。

ダウンサイジングターボです。

ですのでもはやスーパーチャージャーは不要と成りました。
因みに1,400ccターボで1,500回転から250Nmと云う最大トルク
を発揮します。
これは2,500㏄のエンジンが4,500回転程度回ってやっと得られる
トルクです。
常識外れの高性能エンジンです。

Answer 6

ターボ 過給器をつけてエンジンにより多くの空気(酸素)を供給しエンジン内の燃焼を多くし(？)パワーを上げる。と聞きました では、スーパーチャージャーとはなんでしょうか？またターボについても間違えていれば教えてほしいです。


空気を圧縮して
シリンダに
入れる過給器ですが
２種類あります




排気圧を利用して
過給器を回して
空気を強制的に圧縮
圧縮空気をシリンダ内に過給するのが
ターボチャージャー





エンジンの軸の力を利用して
過給器を回して
空気を強制的に圧縮
圧縮空気をシリンダ内に過給するのが
スーパーチャージャー