BMW 4シリーズ クーペ 「前世代の3シリーズと比較すると、車としての基本性能も付帯する機能も2クラスほど車格が上がった感覚です。操作系の軽さはまだ少し慣れませんが、年を取ってき」のユーザーレビュー

前世代の3シリーズと比較すると、車としての基本性能も付帯する機能も2クラスほど車格が上がった感覚です。操作系の軽さはまだ少し慣れませんが、年を取ってき

2014.9.28

総評

前世代の3シリーズと比較すると、車としての基本性能も付帯する機能も2クラスほど車格が上がった感覚です。操作系の軽さはまだ少し慣れませんが、年を取ってきた身にすれば、少々苦痛になっていた前車のハードさから負担が減った感じです。少ないガソリンで質感高く走るEfficient Dynamicsに偽りはないですね。2ドアの不便はありますが、かっこいい車に憧れていた少年の頃の心持ちに連れ戻してくれる車に出会いました。毎日嬉しく長く乗りたいと思います。

満足している点

前車は2008年式の325i Mスポーツでした。満足な点は、なんといってもスタイルです。ディーラーに展示してあった現車をみて一目惚れといったところでしょうか。四半世紀前、学生のころ憧れていた635CSIを彷彿とさせるエレガントな姿に見惚れました。6シリーズでは大きすぎるし、2シリーズではどうしても寸詰まり感があります。実用では2ドア故の不便も感じますが、4シリーズはサイズもちょうどよく、クーペの非日常性ゆえの贅沢感を際立たせています。ブラックサファイアのフレークの入った外装色とサドルブラウンの革張り内装、ラクジュアリー仕様のホイールデザインは実際よりも高額な車に見えます。車庫にとまっている佇まいを見るだけで幸せな気分になることができて、購入してよかったなと毎日思います。前車は2500cc自然吸気6気筒で、BMWシルキーシックスを味わうことが出来ましたが、実際には高速道路の合流ぐらいでしか回すことはできませんでした。現車は2000ccターボ4気筒となり、エンジンの質感はさすがに落ちるものの、実用燃費は前車の50〜60％増しとなり、月3~4回の給油回数が2回で済むようになりました。アイドリングストップも停止、再始動がスムーズで日常で不自由はなく満足です。アクセルを踏み込めば、乾いた排気音とともに鋭く軽く回ります。ステアリングはずっしりした手応えがあった前車とは違って、不安になるほど軽いですが、現行3シリーズと比較しても雑味がなく、着座位置が低いこともあってセダンとはまったく違うスッキリした感覚で気に入っています。足回りも柔らかくしなやかになって、常にゆすられる感覚があった前車とは違い、クラスが上がったと感じます。ドアを閉めるとシートベルトが後ろからスルスルと出てくる感じも特別な感覚で良いです。

不満な点

シートクッションが薄いためか、長時間の運転では少しおしりが痛くなります。ドアが大きく重いので乗降には気を遣います。アイドリングから低回転ではカラカラいうエンジン音がちょっと不満ですが、回すと快音になります。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験