BMW 4シリーズ クーペ 「M4までは要らないけれど…」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

山田 弘樹
山田 弘樹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
3
積載性
2
燃費
2
価格
2

M4までは要らないけれど…

2021.9.27

年式
2020年10月〜モデル
総評
M4のパフォーマンスには憧れながらも、現実的な最適解を選ぶとM440iになると思う。シルエットの美しさだけで選ぶなら直列4気筒モデルでもいい。
満足している点
デザイン的にも落ち着きがあり、M4クーペよりもフォーマルに使える。そしていざ走らせても、その質感の高さとスポーティさがうまくバランスしている。
不満な点
純正のランフラットタイヤがやや乗り心地に固さをもたらす。あとはこの巨大なキドニーグリルを受け入れられるか否かにかかっている。
デザイン

3

M4より若干ディティールがおとなしくなる分、キドニーグリルの大きさが目立つため、それをどう捉えるか。全体的なシルエットは伸びやかで非常に美しい。
走行性能

3

直列6気筒「B58」ユニットを搭載するM440iの走りは日常領域から官能的。xDrive(4WD)の制御も自然で、FRの良さを引き出しながら安定性を高めてくれる。
乗り心地

3

スポーツクーペとして切れ味のあるハンドリングを持ちながら、その乗り味・乗り心地ともに高級感にあふれる。ランフラットタイヤだけが唯一のネガティブ。
積載性

2

440Lのラゲッジとリアシートがあれば、二人が小旅行するくらいの荷物は楽に飲み込める。
燃費

2

直列6気筒を搭載するM440iの燃費はWLTCモードで11.2km/Lと、M4よりも僅かに燃費がよい。実質燃費でも10km/Lをマークした。
価格

2

デイリーユースで乗れるパーソナルクーペの最高峰として考えると、この性能に対して1038万円の価格は納得できる。M4だとトゥマッチなドライバーの最適解だ。
山田 弘樹
山田 弘樹
自動車ジャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
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