BMW 3シリーズ セダン 「何故BMWが良いのか、よくわかりました 今までBMWにそれほど興味はなかったのですが、6気筒がなくなると聞いてから、どうしても一度は乗っておかないと、」のユーザーレビュー

何故BMWが良いのか、よくわかりました 今までBMWにそれほど興味はなかったのですが、6気筒がなくなると聞いてから、どうしても一度は乗っておかないと、

2013.3.17

総評

何故BMWが良いのか、よくわかりました
今までBMWにそれほど興味はなかったのですが、6気筒がなくなると聞いてから、どうしても一度は乗っておかないと、と欲望に負けて買いました。2010年式の3000ccは、デチューンしてもっさりした感じがあるとのこと、2008年MC版の2500ccを選んで買いました。
乗ってみると、「ああ、こういうのがBMWの6気筒なんだ」と、よくわかりました。トルク感を重視したフィーリングが好まれる国産とは異なります。最初は「ん？パワー無いぞ？」という印象（2速発進という設定もあるでしょうが）ですが、40km/hを超える頃に「何か乗ったな」といったフィーリングになり、気付いたら結構なスピードが出ている、といった感じです。「何か乗ったな」といったところでは、6気筒の重量を感じさせず、乱暴なパワー感もなく、爽快でスムーズ。シルキー6と言われれば、これがそうなんでしょうか。フィネス、ただその一言ですね。昔、ランチアに2台（デルタ8Vインテ、Y11）乗っていましたが、イタリア車の官能的な4気筒とは違う、ビロードのような手触り、といった感じでしょうか。
また、4本のタイヤが、吸い付くように路面をつかんでいる感、これはいいですね。ポジション以上に低く構えるような独特の感覚、ドリフトとかしなくても、ワインディングやハイウェイが楽しいですね。国産の「走り車」のように、軽くスパスパと飛ばしたい、という感じや、クラウンを代表とする国産高級車の重厚なれどどこか腰高なフィーリングとは全く異なりますので、好みは分かれるでしょう。
まとめるとと、「サーキットのタイム」は決して速くはないものの、「走ることが楽しい車」を非常に高い次元でバランスさせている、上質な車でしょう。イタリア車とは違う、どこか癖になる車ですね。

満足している点

■シルキー6とは、言いえて妙。ビロードの手触りのような感覚で回っていく6気筒エンジン。
■4本のタイヤで吸い付くように路面をつかむ足回り。硬いが、しなやかさがある。
■ディーラーの人には「お勧めできない」と言われたオイスターダコタレザーのシート。
　黒いプラスチックパーツとのコントラストが、明るい解放感があるカラーを引き締める。
■短いオーバーハングで四隅をつかみやすい。
■クリス・バングルの指揮の下、永島穣司デザインのBMWはこれが最後。保守的すぎず、革新的
　すぎない高度なバランスのエクステリア。

不満な点

■とはいえ、RFTは硬い。突き上げに慣れる必要あり。
■インパネは、かなり保守的。これはイタリア車には遠く及ばない。
■燃費は、ちょっと…。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験