おとーちさん
アバルト 695 (ハッチバック)
グレード:アバルト695 70°アニヴェルサーリオ_RHD(MT_1.4)
2019年式
乗車形式:マイカー
かわいい見た目に騙されてはイケナイ(もうすぐ3年目)
2022.3.15
- 総評
- 古き佳き時代から生き残っている、乗って楽しいクルマ好きのハートに刺さりまくるクルマだと思います。愉しさ最優先、それでいて必要最低限の実用性も確保されています。そのあたりはベースとなったFIAT500がちょっと狭いけど実用に耐えられることからみてもわかると思います。乗り心地の硬さや排気音は、コンペティツィオーネではなく、ベースやツーリズモであれば、かなり一般の方寄りですので、そこまでの不満にはならないかも。そちらもおススメ物件です。
- 満足している点
- かわいい見た目!弾ける元気印満載のエンジン!そのままサーキット行っても走れちゃうんじゃね、な脚廻り!周囲をひるませる獰猛なエキゾーストノート!どや、クルマ好きなら乗ってみたいと思うやろ!!
- 不満な点
- 元気すぎてしんどい時に乗りたいと思わないエンジンと硬くて疲れる脚廻り、周囲から白い目で見られる排気音。ごめんなさい、これでもノーマルなんですぅ。(でも、本人は不満とまでは思っていない。だってこのコはアバルトなんだから)それから、右ハンドルMTについては、ペダルレイアウトがいまいちで、幅の広い靴では運転が難しい。アルファロメオの4Cやケータハムのスーパーセブンじゃあないのだから、もう少し何とかならんかな。もっとも、オフセット自体はかなりマシで、よくこの狭い中に3ペダルとフットレスト付けたなの配置なので、クルマのせいにはせず、幅の狭い靴を履くことで対処しています。個人的には履き替えがしやすいレディースのパンプス(ヒール低め)がオススメです。ちなみに、パンプスってソールが出っ張っていないため、靴の幅が足の幅とほぼ同じです。金属ペダル踏んでも痛くも冷たくもないし、裸足なんかよりよほどいいです。実は案外運転に向いているかも?
- デザイン
-
5
- このカッコが嫌いな方、何かこのコのことで過去に嫌なことでもあったのでしょうか。いや、黙っていればかわいいコなんですよ。ただね、ひとたびエンジンに火が入るとね・・・
- 走行性能
-
5
- カタログスペックでは、今どきのファミリーカーでもこのコを凌駕するクルマはいくらでもあります。しかし、セッティングまで含めると、これほどわかりやすいクルマはそうそうありません。軽自動車ぐらいのボディに2.5Lクラスのパワーのエンジンですよ、弾けちゃっても仕方ないじゃあないですか。
- 乗り心地
-
5
- 硬い。はっきり言って硬い。これで大丈夫、平気という人、どこかおかしいですよ。あ、僕は平気ですので、大丈夫です。問題ありません。タウンユースもどんとこいです。
- 積載性
-
2
- トラックやダンプカーですら、積める量はおのずと決まってしまいます。このコもしかり、このコに積載可能なものまでは積むことができるのだから、それでいいではないですか。積めないものを積もうとするからダメなんです。
- 燃費
-
5
- こんだけぶち回してプリウスとかのハイブリッド車より燃費がよくないと困る、なんて言ってはいけません。もしそれが可能なら、ヨーロッパでの今後のEV展開やハイブリッドなんて必要なくなります。使ったら喰う、やむなし!
- 価格
-
5
- 乗り出し価格たっけーって思っていましたが、最近ぼちぼち出始めた中古車価格は新車以上になっています。そもそものアバルト595生産終了なんて話が出始めている今日この頃、立派な投機物件になってしまったようです。
- 故障経験
- 致命的な故障は発生していませんが、踏んだクラッチペダルが戻ってこなかったことは一回ありました。その後再発していません。また、ドアガラスか内張りか、なんかこう耳の横というか肩のあたりというか、ビビってんですよねえ。うるさいくせにこういう音は耳につくんですよねえ。もう少しひどくなるまで放置するつもりですけど。製造工程で強引に貼り付けたであろうエアロが干渉してミシミシ鳴ってたとかもありましたが、そもそも感性の違う人種が作ってるんです、仕方ありません。