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業界ニュース 2018.12.30

海外の旧車を守る制度に驚愕! 日本はなぜ旧車を排除するような税制を採用するのか?

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 イタリアにはフィアット500を優遇する法律も!

 日本には自動車文化がないとよく言われる。モノとしてのクルマはよくても、歴史や各モデルを尊重して、ひとつの文化遺産として捉えることがあまりないのは事実だ。逆に海外では文化として認知され、税金なども優遇されることが多い。

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 たとえばアメリカでは州によるのだが、旧車ナンバーを用意して付けているクルマは税金が優遇されることが多い。欧州もしかりなのだ。考えの根底には、古いから環境に悪いといっても、数は少ないからあまり影響はないというのがあり、エコカー減税や車齢13年以上は増税などの日本とは考え方が真逆だ。

 なかでも凄いのがイタリアで、国民車として愛されるフィアット500を優遇する法律があるほど。ズバリ、フィアット500を優遇するとは明記していないのだが、条件を見るとほかにあてはまらないというもの。その内容はというと、税金の優遇はもちろんだが、自動車進入禁止エリアへ入ることができ、曜日毎に決まっているナンバーによる通行規制もなしだったりする。

 各国の旧車の捉え方が現れている

 結局のところ、古いクルマを文化と見るか、新車販売を阻害するものと見るかなどの違いで、国民性や歴史などにも関わってくる深い問題だ。日本ではやっと博物館を各メーカーが整備しだしたところで、溝は深い。

 さらに文化という点では、パーツ供給体制はレベルが違う。前にドイツ人と話したところ、戦後のクルマは珍しくなく、パーツがあるのは当たり前。戦前車でも探せばあると言っていたのが印象的だ。実際、メルセデスはオールドカーセンターをもっていて、レストアを行なう以外にパーツも販売。在庫切れでもオーダーが溜まれば作ってくれるし、なんとサイトではネット通販が可能だったりする。BMWなども似たようなことを行なっていて、考え方以上のものを感じるというのが正直なところだ。

 日本でもまずはメーカーがパーツ供給も含めて体制を作れば、それだけ古いクルマが残るわけで、そうなると文化としての価値も出てくる。そこで優遇という話になるのではないだろうか。いずれにしても日本では、道のりは遠いのは確かだ。

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(WEB CARTOP 近藤暁史)

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