■伝説の「GT-Rワゴン」が存在した…その名も「ステージア オーテック260RS」
日産が1997年11月20日に発売した「ステージア オーテック260RS」は、日産ファンから注目される存在です。
今回、オーストラリアの中古車販売店が出品しました。どのような特徴があるのでしょうか。
【画像】5速MT爆速ワゴンが凄い! ド迫力エアロのステージアを見る!(39枚)
オーテヅクバーション260RS(以下260RS)は、その開発コンセプトを「トップオブ ツーリングワゴン」として登場しました。
エクステリアは、フロントグリルを黒色化したほか、サイドやリア回りにも専用エアロパーツを採用し、迫力ある精桿なデザインに仕上げています。
インテリアには、専用スポーツシート、専用コンビメーター(10000rpmタコメーター&オレンジ照明)、 専用3連メーター等を採用したスポーヅ心溢れる仕様装備となっています。
パワートレインには、「スカイラインGT-R」に搭載された最高出力280馬力を誇る2.6リッターツインターボ「RB26DETT型」エンジンを搭載。さらにトランスミッションは5速MTを組み合わせています。
足回りには4輪マルチリンクサスペンションを採用。スプリングバネ定数、スタビライザー径、ショックアブソーバーの減衰力特性、ブッシュ剛性のチューニングを施し、圧倒的な動力を引き出しました。
このスペックを最大限に発揮するためステージアの高剛性ワゴンボディに更なる補強を施しています。
具体的には、フロントサスペンション取付部剛性を上げるフロントストラットタワーバー、左右の車体サイドメンバー前方部分をつなぐ強化トンネルステー、リアサスペンシヨンメンバーにトリプルクロスバーを追加し操縦安定性を向上。
また、リアピラー部及びリヤストラヅト周りの結合剛性の強化により、操舵に対する追随性や回頭性、接地性の向上を図っています。
車両挙動のつかみやすさやステアリングインフォメーションを高めたことにより、通常走行時の安心感を深めながら、限界領域でのコントロール性の向上を実現しました。
さらには、ブリヂストン「ポテンザRE010」やBBS鍛造17インチアルミホイール、ブレンボ社製の高性能ブレーキシステムなども採用しています。
なお当時の新車価格は440万円(東京・名古屋・大阪)、442万9000円(福岡)という設定でした。
現在、日本の中古市場では数台ほどの個体が流通しており、500万円から600万円という相場となっています。
そうした中で公開オーストラリアの中古車販売店が「Collecting Cars」というオークションサイトに出品されました。
この個体は、1998年式の走行距離15万7445キロというもので、所々純正と異なってます。
見た目では、フロントでバンパー形状やメッシュ形状(NISMOエンブレム付き)、リアはルーフウイング形状やマフラーが純正では2本出しですが、この個体では極太1本出しに変更されているようです。
インテリアでは、ステアリングがMOMO製、シフトレバーも社外品に変更されていますが、ダッシュボードやシートなどは25年の年月を感じさせないほど良い状態となっています。
なおオークション自体は、近日開催される予定となっており、その際に詳細が明らかになるようです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ新型「MR-2」!? ド迫力な「和製スーパーカー」感が超カッコイイ! 流麗ボディの「次期型ミッドシップスポーツカー」を大胆予想したCGとは
謎の「A/Cボタン」いつ使う? 押すと何が起こる? 暑い時期に重要な機能だった
「クマだァァ!」 車で遭遇したら“どうすれば”イイ? 「バック」はダメ!? 車内も危険に? “熊”を見つけた時の正しい対処法とは
1泊3千円!?「高速道SA」にホテル存在ッ!? 「一般道に降りずに寝るのサイコー!」 注目の"飲み放付き"の施設、連休は混んだ?
アンダー350万円! 新型「既視感ありまくりSUV」公開! 5速MT&4.3m級のコンパクトボディ採用! 3列7人乗りの「グルカ“5ドア”」印に登場
みんなのコメント
バンパーを切ったのは、家の段差避けか?
格好悪い。