現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタミニバン、納車後に生産終了の衝撃! 高級志向「エスクァイア」を購入した人の本音とは

ここから本文です

トヨタミニバン、納車後に生産終了の衝撃! 高級志向「エスクァイア」を購入した人の本音とは

掲載 更新 162
トヨタミニバン、納車後に生産終了の衝撃! 高級志向「エスクァイア」を購入した人の本音とは

■エスクァイアが生産終了!ユーザーはどう思った?

 トヨタは、2021年9月18日に「エスクァイア」を同年12月に生産終了することを公式ホームページで発表しました。
 
 同社のミドルサイズミニバン「ノア/ヴォクシー」の姉妹車となるエスクァイアですが、生産終了に関してユーザーからはどういった声があったのでしょうか。

アルファードを超える? トヨタが新型高級ミニバン「マジェスティ」発表!

 2001年に登場したノア/ヴォクシーは、パワートレインなどの基本性能は変わらず、ファミリー志向のノア、クールなデザインが特徴のヴォクシーと、エスクテリアやインテリアなどのデザイン面で差別化を図っており、ノアはカローラ店、ヴォクシーはネッツ店にて販売が開始されました。

 2014年にノアとヴォクシーが3代目モデルにフルモデルチェンジした際、エスクァイアが高級路線のモデルとして新たに登場し、トヨタ店、トヨペット店にて販売が開始されました。

 翌2015年の販売台数ランキングでは、エスクアィアは5万9034台と12位を獲得。同年のランキングでは、ノアは5万3965台の16位、ヴォクシーは9万2546台の6位を獲得し、それぞれ3車種はランキング上位を獲得していました。

 しかし、近年のエスクァイアは2020年5月からの全店舗で全車種取り扱いや、同社の高級志向ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」の売れ行きなどにより、販売台数は低迷しています。

 今回、エスクァイアが生産終了に至る理由につて、トヨタ広報部は「生産終了の案内は、9月18日0時からホームページに掲載しています。生産終了の理由は、お客さまのニーズや、すべてのチャネルでの併売化などを総合的に勘案し、シリーズラインナップの見直しを図りました」と説明しています。

 一方、SNSでは「3車種見ても同じにしか見えない」「ノアとヴォクシーの影に隠れてて生産終了になるのは仕方ないね」といった生産終了に肯定する声が見られています。

 また、「アルファードは駐車場の事情で大きいと感じていたからエスクァイアはちょうど良いと思ってた」、「サイズ感も大きすぎずちょうど良い高級感もあってとても好きだった」など、すでにエスクァイアを愛用しているユーザーなどからは悲しみの声が見られています。

 そうしたなかで、「しがなさ、(@pYcR92JqrKkJBIp)」はSNSに「エスクァイア生産終了。納車されて9時間後に知った…現行車に乗れるのもあと2ヶ月か」という投稿をしています。

 今回、エスクァイアを購入した経緯や生産終了を受けての気持ちについて、しがなさ、(@pYcR92JqrKkJBIp)さんは以下のように話します。

「エスクァイアを購入した経緯は、前に乗っていたクルマ(トヨタのアイシス)が子供の成長で手狭になってきたため、同じく小型枠で考えていました。

 そのなかで、これから10年乗るとして10年後も後悔しない落ち着いたデザインと少し贅沢な内装のエスクァイアを選択しました。

 今回の生産終了をうけて、複雑な気持ちではありますが、一世代限りなので型落ちという概念がないのは良いかなと前向きに捉えます(アイシスもそうでした)。

 むしろ良くも悪くも後世に足跡を残した試金石のようなクルマで誇らしいです」

※ ※ ※

 今後の車種の減少について、トヨタ販売店営業スタッフは、「徐々に車種の一本化が進められていく可能性は考えられますが、グレードの改良によって廃止された顔つきのモデルの登場も見られるかもしれません」と話しています。

 2020年9月には「ルーミー/タンク」をルーミーに統合する形でタンクを廃止していますが、ルーミーのグレードのなかにはタンクを思わせる顔つきのモデルも設けられています。

 今回、エスクァイアは生産終了となりましたが、今後ノア/ヴォクシーのグレード改良などで、エスクァイアの面影を感じられるモデルの登場も検討されるかもしれません。

 一方で、徐々に車種の一本化が進められている現状から、ノア/ヴォクシーや、アルファード/ヴェルファイアなど、姉妹車の一本化が見直されていく可能性もあり、今後のトヨタの動向からも目が離せません。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
約138万円! 全長4m以下のホンダ「超小型セダン」がカッコいい! MTもある「アメイズ」インドで爆売れ! どんなモデル?
くるまのニュース
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
キジマから GSX-8S/R用カスタムパーツ5アイテムが発売!
バイクブロス
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
圧倒的加速の[GT-R]は価格も別格! そもそもターボの[定義]ってなに?
ベストカーWeb
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
「幻の最終戦」で悪い流れをどう断ち切る? 豪雨から快晴で劇的展開!! KONDOレーシング56号車はもてぎでどう走った?
ベストカーWeb
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
ストロール、フォーメーションラップでのコースオフはブレーキトラブル? しかしなぜかグラベルにハマる……クラック代表「予想外のこと」
motorsport.com 日本版
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
高速のカーブが走りやすいのはアウトバーンゆずりの大発明のおかげ! 誰もが知らずに恩恵を受けている「クロソイド曲線」とは
WEB CARTOP
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
究極の『インテグラ・タイプS』爆誕か!? アキュラ「HRCプロトタイプ」公開へ…SEMAショー2024
レスポンス
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
モロゾフがフォルクスワーゲンコラボ「Love Beetle」2025年バージョンを発表!食べも飾っても楽しめるバレンタインギフトだ
Webモーターマガジン
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
角田裕毅、序盤3番手走行も赤旗が不利に働き7位「走りには満足。結果に複雑な思いだが、入賞できたことは嬉しい」
AUTOSPORT web
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
【MotoGP】ヤマハに復活の兆し? クアルタラロ、電子制御の改善を実感「パフォーマンスはずっと良くなった。良いステップだ」
motorsport.com 日本版
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
2026年レギュレーション調整で“コンセプト違い”のマシンが生まれる? F1チームは歓迎
motorsport.com 日本版
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
メリットなかった!? トヨタもホンダも「アイドリングストップ機能」廃止へ! 「使いにくい」の声も! どんな反響があった?
くるまのニュース
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
欧州ではすでに新型が登場! アドベンチャー大型スクーターの大ヒットモデル ホンダ「X-ADV」はどう変わる?
VAGUE
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
コンセプトはGo Ahead! トムスが40系『ヴェルファイア』用「スタイリングパーツセット」を発売
レスポンス
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
ハミルトン、低調メルセデスF1での残り3戦はヤケクソ? フェラーリ移籍を前に「今はクリスマスを楽しみにしている」
motorsport.com 日本版
[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
[自動車ディーラー]が運営母体? [神戸マツダ]が整備専門学校を開校へ
ベストカーWeb
13年放置のホンダ「ライフ ステップバン」を仲間とともにレストア…現代風にアレンジしたおしゃれなカスタムメニューを紹介します
13年放置のホンダ「ライフ ステップバン」を仲間とともにレストア…現代風にアレンジしたおしゃれなカスタムメニューを紹介します
Auto Messe Web
「カワサキ プラザ横浜戸塚」がリニューアルオープン!楽しいモーターサイクルライフをサポート!  
「カワサキ プラザ横浜戸塚」がリニューアルオープン!楽しいモーターサイクルライフをサポート!  
モーサイ

みんなのコメント

162件
  • 当時クラウン取り扱いの店舗において、チャネル統合前のミニバン車種でこの車がやっと出たので買いましたが、こんなにアンチが多いのはびっくり。

    この車を選んだ故にセンスや人格まで否定されてる感が否めない。心が狭いね。
  • 良いじゃん。気に入って買ったんだから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

266.4326.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0398.0万円

中古車を検索
エスクァイアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

266.4326.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0398.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村