パフォーマンス派のRAV4に対し、プリウスは環境・効率指向
プリウスPHVは、RAV4とともにトヨタ最新の新ボディ骨格を採用。プラグインハイブリッドの基本的なシステム構成は、RAV4と多くの共通項を持つ。組み合わされるエンジンはRAV4の2.5リッターに対して1.8リッター、フロントモーターの最高出力は134kWhに対して72kWと、いくつかの部分ではハードウエア上でも明確な差が存在する。
「日産キックスと同クラス車を比べてみよう」欧州でも人気を集めるSUVスペシャルティ、トヨタC-HRのアドバンテージポイントとは
中でも、搭載バッテリーの容量に2倍以上の開きがあるのは、「ハッチバックとSUV」というボディ形状の違いが大きく影響している。結果、両車のシステム出力はRAV4の225kWに対してプリウスは90kW。「パフォーマンス派PHV」と「エフィシェント派PHV」というキャラクターの差が、スペック上でも明確になっている。
軽量ボディの利点で軽快な走りを実現。プリウスの駆動方式はFF
プリウスの走りはスムーズ。通常の街乗りシーンであれば、「モーターのみの加速力」で不足を感じる場面はまずない。RAV4よりも400kg近く軽い車重の利点で、モーター出力が小さくても、十分に実用的な加速力が得られる。圧倒的にスムーズで静かな走りは魅力的。満充電時のEV走行可能距離はJC08モードで68.2kmに達する。
駆動方式はFF。後輪をモーターで駆動する4WDのRAV4に対して、FFのみという設定はプリウスのウイークポイント。オールラウンド性という面で課題が残る。これは「後輪用モーターのスペースは確保できるが、制御するインバーターの置き場がない」のが理由という。
(注:RAV4・PHVは現在受注ストップ中、再開は未定です)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
「地球温暖化追い打ち」にもハイパフォーマンスだなこりゃ