ビートルベースのバギーが現代的に蘇る
1960年代からカルト的人気を誇るフォルクスワーゲン・ビートルベースのビーチバギー、メイヤーズ・マンクスが、2023年にEVとして生まれ変わる。
【画像】カルト的な人気を誇るビーチバギーがEVに!【メイヤーズ・マンクスやEVバギーを写真で見る】 全69枚
マンクス2.0と名付けられた新型は、今月末に米カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークでのデビューに先駆け、一部の画像がソーシャルメディアのメイヤーズ公式アカウントで公開されている。
詳細はまだ公表されていないが、従来の空冷フラット4をバッテリーと電気モーターに交換しながらも、オリジナルのスピリットを維持しようとしていることは明らかである。
また、外観はマンクスの生みの親であるブルース・メイヤーズが1964年に考案したデザインに忠実だ。彼は56年間メイヤーズの指揮をとった後、2020年末にブランドを売却。2021年3月に94歳で他界した。
新型マンクスもグラスファイバー製かどうかは不明だが、おなじみのワンピース・ボディを採用し、モダンになったリアエンド、ディープディッシュのスチールホイール、新しいキャビンを除けば、オリジナルと見分けるのは難しい。
新型は、新しいオーナー企業であるトラスデール・ベンチャーズのもとでメイヤーズ・マンクスLLCのCEOに就任したフリーマン・トーマスによるものである。トーマスは、ポルシェ、ダイムラー・クライスラー、フォード、フォルクスワーゲンなど、数々の自動車メーカーでデザイナーとして活躍してきた。特に、1994年に発表したフォルクスワーゲンの「コンセプト1」で一躍有名になり、その後ニュービートルに発展した。
オリジナルのデザインに忠実
来週にも新型マンクスの詳細が発表される予定だが、以前、トーマスはマンクスのデザインに対する熱意を語っている。
「カリフォルニア出身のわたしは、ユニークでクリエイティブなライフスタイル文化に囲まれた南カリフォルニアのビーチで育ちました」
「自動車デザイナーになったとき、ブルース・メイヤーズの哲学が大きなインスピレーションとなりました。自動車シーンに破壊的な創造性を大量に注入してくれた彼に感謝するのは、わたしだけではないと思います」
トラスデール・ベンチャーズのフィリップ・サロフィムCEOが米TechCrunchに語ったところによると、見慣れた外観ではあるが、オリジナルと変わらない点はフロントのヘッドライトハウジングだけであるという。
サロフィムは、20kWhと40kWhのバッテリーを用意し、240kmまたは480kmの航続距離を実現するとともに、リアの2基のモーターで0-97km/h加速4.5秒を達成できると明かしている。
バッテリーのサイズにもよるが、車重は680kgから750kgとされており、公道走行可能なEVの中では最も軽い部類に入る。
プラットフォームは、「自動車メーカーではない」企業の製造したものを採用したというが、その詳細は明かされていない。
TechCrunchによると、メイヤーズは2023年中に50台のプロトタイプを製作し、開発作業に用いた後、量産に移る予定だという。
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