現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 格安「カプチーノ」のトランスミッション&クラッチを交換! ストレスなくシフトチェンジできてゴキゲンです

ここから本文です

格安「カプチーノ」のトランスミッション&クラッチを交換! ストレスなくシフトチェンジできてゴキゲンです

掲載 3
格安「カプチーノ」のトランスミッション&クラッチを交換! ストレスなくシフトチェンジできてゴキゲンです

試乗時に気になっていた大物をリフレッシュ

久しぶりにMTスポーツカーを楽しみたいと、格安でスズキ「カプチーノ」を手に入れた筆者。これまでダッシュボードやドアパネルといったインテリアを中心にパーツ交換などを進めてきた。今回は、購入前の試乗時から気になっていた駆動系のリフレッシュについてリポートする。

ナンパなビートに硬派なカプチーノ! AZ-1はオタク感! 懐かしの軽スポーツ「ABCトリオ」がカタログも個性派トリオだった

トランスミッションとクラッチを思い切って交換

運転中にボロさが目立つ室内のリフレッシュを優先していたが、じつは駆動系に小さくないトラブルを抱えていた新相棒のカプチーノ。購入する前の試乗で気付いたのはギアの入り。ただしシフトアップと4速と3速へのシフトダウンは問題ない。2速と1速へは普通に操作しただけでは入らず、ニュートラルでアクセルをあおってから入れる、いわゆるダブルクラッチをしなければダメなのだ。

色々な人に聞いたところカプチーノではお約束の症状らしく、オイル交換などのカンタンな対策では済まないとのこと。もっとも走行距離が18万kmオーバーなのは承知のうえであり、エンジンとトランスミッションはいずれオーバーホールと考えていた。

早速ギアやシンクロといったパーツがあるか調べてもらったところ、まだ新品で手に入るものの合計すると結構な価格になってしまうことが判明。そこで、カプチーノを買って以来チェックするのが日々のルーティーンと化した、インターネットのオークションでリビルト品がないか検索してみた。

すると「オーバーホール済み」というトランスミッション本体がいくつかあり、調べると内部パーツの大半は交換してあり、出品者の評価も悪くないことが多い。そのなかで唯一「外したトランスミッションの返送は不要です」と記載された品を落札し、載せ替え作業を依頼する山形県の「オートリサーチ米沢」へ直送してもらうことにした。

また、クラッチもだいぶ奥で繋がるような状態で、ある程度の調整はしてもらっていたがこの機会にカバーとディスクも新品に交換。パワーを上げる予定はなくサーキット走行がメインでもない、というわけで強化品ではなく純正クラッチをチョイスした。

ストレスなくスムーズに走れるのは楽しい!

パーツが揃うとすぐに作業をスタート。トランスミッションもクラッチも載せ替え自体は何の問題もなかったが、シフトレバーを外すと根元のカラーがバラバラだったという。オーバーホール済みトランスミッションに付属していたシフトノブも同様で、さすがに再利用も補修もムリだということで新品を注文して交換。やはり車齢が四半世紀を超えているだけあって、何かにつけて想定外のトラブルが起こるものだ。

何はともあれミッションとクラッチのリフレッシュは完了。まだ慣らしの段階で始動した直後は若干の渋さはあるにせよ、ダブルクラッチを使わずにシフトダウンできるようになった。

* * *

なお今回は想定外のトラブルがもうひとつ。フランジ部分が錆びており近いうち交換する予定だったマフラーが、自宅の敷地内にあるマンホールにヒットし完全に折れてしまったのだ。

シャコタンばかり乗り継いでいた昔は無意識に回避していたはずが、ここ10年ほどはノーマル車高かリフトアップしたクルマばかり。チューニングカー離れしてしまった自分を残念に思いつつ、オートリサーチ米沢さんに連絡し社外マフラーを注文した。予想より早いタイミングでの交換とはなったが、ルックスも音量も音質もスポーティで満足度は高い。予想していなかった出費も多少あるとはいえ、愛車が本来の姿を取り戻していくのはじつに楽しい。さて、次は鈑金前に内装の仕上げを!

こんな記事も読まれています

ヤマハのスクーター『NMAX』に「ターボ」登場!? 新型のキモは新技術の「電子制御CVT」
ヤマハのスクーター『NMAX』に「ターボ」登場!? 新型のキモは新技術の「電子制御CVT」
レスポンス
横浜ゴム、2024年パイクスピーク参戦車両にADVANタイヤを供給。3年連続の総合優勝を狙う
横浜ゴム、2024年パイクスピーク参戦車両にADVANタイヤを供給。3年連続の総合優勝を狙う
AUTOSPORT web
フェルスタッペン、幼少期はアロンソのファンだった?「カートに乗っていた頃、彼を応援していたんだ」
フェルスタッペン、幼少期はアロンソのファンだった?「カートに乗っていた頃、彼を応援していたんだ」
motorsport.com 日本版
「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
くるまのニュース
イタリア最古のメーカー発「最新なのに旧車の味わい」のバイクとは? モト・グッツィがこだわる“Vツインエンジン”の魅力は何か
イタリア最古のメーカー発「最新なのに旧車の味わい」のバイクとは? モト・グッツィがこだわる“Vツインエンジン”の魅力は何か
VAGUE
1050馬力のハイブリッドトラック、ゴルフボールに着想のディンプルが空気抵抗を低減…中国長城汽車が発表
1050馬力のハイブリッドトラック、ゴルフボールに着想のディンプルが空気抵抗を低減…中国長城汽車が発表
レスポンス
スカイグループとアウトモビリ・ピニンファリーナがハイパーカー 「Battista Cinquantacinque」と「B95」を公開
スカイグループとアウトモビリ・ピニンファリーナがハイパーカー 「Battista Cinquantacinque」と「B95」を公開
@DIME
F1ドライバーでも、ル・マン挑戦は一筋縄ではいかない? オジェ、挑戦を大歓迎も「簡単じゃないぞ!」
F1ドライバーでも、ル・マン挑戦は一筋縄ではいかない? オジェ、挑戦を大歓迎も「簡単じゃないぞ!」
motorsport.com 日本版
日本限定30台!メルセデス・マイバッハから特別仕様車「S 580 Night Edition」が登場
日本限定30台!メルセデス・マイバッハから特別仕様車「S 580 Night Edition」が登場
@DIME
<新連載>[サウンドシステム設計論]超基本形の「パッシブシステム」を組んでライトに楽しむ!
<新連載>[サウンドシステム設計論]超基本形の「パッシブシステム」を組んでライトに楽しむ!
レスポンス
マクラーレン、LMDhマシンでのル・マン参戦計画が現実的に。規則延長で“余裕”生まれる「あとはタイミング次第」
マクラーレン、LMDhマシンでのル・マン参戦計画が現実的に。規則延長で“余裕”生まれる「あとはタイミング次第」
motorsport.com 日本版
ミラノ デザイン ウィーク2024リポート──自動車ブランドが描き出すモビリティの未来とは?|CAR
ミラノ デザイン ウィーク2024リポート──自動車ブランドが描き出すモビリティの未来とは?|CAR
OPENERS
約230万円! トヨタ新型「スポーツコンパクトカー」発表! 6速MTのみの「“ガチガチ”モデル」に熱視線! 「超良心価格」の声も
約230万円! トヨタ新型「スポーツコンパクトカー」発表! 6速MTのみの「“ガチガチ”モデル」に熱視線! 「超良心価格」の声も
くるまのニュース
BMW新型「M2」欧州登場! 3リッター直6エンジンは20馬力アップの480馬力の強心臓に進化
BMW新型「M2」欧州登場! 3リッター直6エンジンは20馬力アップの480馬力の強心臓に進化
VAGUE
ル・マンデビュー果たしたドルゴビッチ。F1目指す若者の未来はどこにある……?「この経験がいくつかのドアを開くかもしれない」
ル・マンデビュー果たしたドルゴビッチ。F1目指す若者の未来はどこにある……?「この経験がいくつかのドアを開くかもしれない」
motorsport.com 日本版
アウディの高性能EVスポーツ、『RS e-tron GT』に改良新型…856馬力に強化
アウディの高性能EVスポーツ、『RS e-tron GT』に改良新型…856馬力に強化
レスポンス
ランボルギーニが男女平等に最も配慮した企業の認証を取得! スーパーカーブランドが取り組むダイバーシティ活動とは
ランボルギーニが男女平等に最も配慮した企業の認証を取得! スーパーカーブランドが取り組むダイバーシティ活動とは
Auto Messe Web
フォルクスワーゲン新型ゴルフRは、まずは足元からチェックすべし!デビュー直前に新型アルミホイールの魅力を公開
フォルクスワーゲン新型ゴルフRは、まずは足元からチェックすべし!デビュー直前に新型アルミホイールの魅力を公開
Webモーターマガジン

みんなのコメント

3件
  • 羨ましい。
    ミッションのオーバーホールは夢。
    モンスターは高いしなあ。
  • 今でも通勤途中でビートやカプチーノを見かけるが、朽ち果てそうなボロボロな奴にピカピカの爆音マフラーとかデカいタイヤとホイール履かせて、カピカピの幌で走っている人もいれば、ツヤツヤピカピカの車体で幌も新品状態の後方視界バッチリでノーマル状態維持して走ってる人もいる。 
    お互いすれ違ったり並走したりすることもあるだろうが、そんな時お互いに 
    どんな感想もってるんだろうなぁって思ったりするw
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

145.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8240.0万円

中古車を検索
カプチーノの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

145.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8240.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村