■日産新型「サクラ」実際どう?
日産新型軽EV「サクラ」は2022年6月に発売され、SNSではすでに利用しているユーザーの声が多く見られます。
今回はそんな新型サクラが納車されたユーザーに、利用してみての感想を聞きました。
新型サクラは、過去に日産から登場した「リーフ」「アリア」に続く量産EV第3のモデルです。
軽自動車ならではの小回り性能に加え、圧倒的な静粛性や力強く滑らかな加速、洗練されたデザインや快適な室内空間が実現しています。
EVというと気になるのは航続距離ですが、リーフe+にも搭載している最先端のリチウムイオンバッテリーが採用されており、最大180km(WLTCモード)と日常使いで十分な距離が確保されています。
そんな新型サクラについて、kurumi(@shorin885)さんに実際に利用した感想を聞きました。
購入の経緯や実際に乗った時の感想について、以下のように話します。
「サクラを購入した理由は、もともと乗っていたクルマがダメになったら、電気自動車を買うか、もうクルマに乗らないかと決めていて、いい加減にそろそろやばいなと思ったタイミングでサクラが登場して、補助金も付くということだったので購入することにしました。
実際に利用してみて、今まで乗っていた軽自動車と比べると、アクセルを頑張って踏まなくても加速してくれるし、運転が疲れなくなり、良い買い物をしたなと思います」
では、充電面に関してはどうなのでしょうか。これについては以下のように話します。
「普段は通勤で1日20kmくらいを走っています。
充電は自宅でおこなっていて、通勤程度だと1回の充電で1週間持つかなという感じです。
自宅でできるのはとても楽です。
ただ、休日に遠出することが多く、サクラは走れて180kmといったところなので、その際は急速充電器を利用するのですが、会員でないと1回の充電で500円から1500円取られます。
もう少し航続可能距離が長ければ家の充電だけで済むので、少しだけ損した気持ちにはなります。
ただ、ガソリンを詰めるよりは安いかなという印象なので満足しています」
休日など遠出をする時の充電についてやや懸念点があるものの、新型サクラに概ね満足な様子がうかがえました。
※ ※ ※
EVについて、とくに懸念するポイントは「充電設備」といえるでしょう。
今回のkurumiさんの場合は自宅で充電できる設備が整っていたといえますが、マンションなど集合住宅に住むユーザーからすると悩ましい問題ともいえます。
とはいえコンビニエンスストアや高速道路のサービスエリアなど、充電スポットは全国に拡大しつつあり、現在普通充電器が2万1100基、急速充電器が8400基で、計3万基ほどが設置されています。(2022年6月末時時点、ゼンリン調べ)
たとえば新型サクラの場合、この充電スポットの急速充電器だと約40分で80%まで充電が可能だといいます。
EVはほかのメーカーからも登場しており、今後EVの充電に関して、より利便性が図られるかどうかがポイントといえそうです。
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みんなのコメント
記事にもありますがマンション住まいの私には買えないな。