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スズキが新型「バレーノ」をインドで発売。日本で2020年まで販売されていたが、再導入の可能性は?

掲載 更新 20
スズキが新型「バレーノ」をインドで発売。日本で2020年まで販売されていたが、再導入の可能性は?

2022年2月23日、スズキのインド子会社マルチ スズキ インディア(以下、マルチスズキ)は、プレミアムハッチバックの「バレーノ(BALENO)」をフルモデルチェンジして発売した。

インドでは100万台以上を販売したベストセラーモデル
バレーノは、インドのマルチ スズキが製造しているプレミアムハッチバックだ。初代は2015年に発売され、日本市場にも2016年から導入されていたが、2020年に販売を終了している。

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インドでは、流麗でエレガントなスタイリングに、ゆとりある居住空間と十分なラゲッジスペースを備えたパッケージングで好評を得ている主力モデルだ。インド国内のプレミアム販売網「NEXA」で販売され、とくに都市部を中心とする若者層から人気を得ており、2021年11月にはインド国内累計販売100万台を達成している。

なお、2021年のインド国内における乗用車のモデル別販売台数では、マルチ スズキのモデルが上位10モデル中8モデルを占め、その中でバレーノは、1位のワゴンR(18万3851台)、2位のスイフト(17万5052台) に次いで3位(17万2241台)となるなど、同社の主力モデルとしてインドのユーザーから高い評価を得ている。

今回、2代目にフルモデルチェンジされたバレーノは、まずエクステリアではルーフライン後方にかけて傾斜を強めたスタイリングを採用。ボディサイドには力強くシャープなキャラクターラインを引き、大胆さを強調するデザインとしている。フロントには精緻な造形のグリルを採用し、その下には全幅を強調する左右から広がるクロームの加飾を配置。またフロントのポジションランプとテールランプには特徴的な3灯式LEDを採用している。

インテリアでは、ドアの内装やインパネによって乗員を包み込むような形状とし、柔らかさを印象づけるデザインとしている。内装色は黒と紺の2トーンに統一し、アクセントとしてインパネやステアリングホイールにシルバーの加飾をあしらって上質感を演出している。リアシートはクッションの素材や形状を改良して、サポート感や着座時の安定性を向上させ、またリアシート用のエアコン吹き出し口やUSB充電ソケットなどを装備して、快適性を高めている。

先進装備では、スマートフォンと接続可能な9インチの大型タッチパネル式ディスプレイオーディオを採用し、全方位モニターに対応している。また、車速/エンジン回転数/瞬間燃費など必要な情報をフルカラーで見やすく表示するヘッドアップディスプレイも採用。さらに、車両にデータの送受信を可能とする車載通信機を標準搭載することで、コネクテッドサービス「スズキコネクト」に対応している。

新型バレーノは、アフリカ、中南米、中東などへの輸出も順次開始されるが、現在のところ日本への導入は残念ながら予定されていないようだ。

■スズキ バレーノ 主要諸元(インド仕様)
●全長×全幅×全高:3990×1745×1500mm
●ホイールベース:2520mm
●エンジン:直4 DOHC(アイドリングストップ機能付き)
●排気量:1197cc
●最高出力:66kW(90ps)/6000rpm
●最大トルク:113Nm(11.5kgm)/4400rpm
●トランスミッション:5速MT/5速AMT(AGS:オートギアシフト)

[ アルバム : スズキ バレーノ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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  • 発売当初(まだXTもXSも販売されてなかったので)XGを購入してもうすぐ満6年になります。発売されたころACC付きはまだ珍しかったし、へたな軽より安かったです。1.2NAですが、普通に走る分には不足ありません。アイドリングストップはなく通算の平均燃費は19.5km/lです。高速主体の遠出ではカタログ値(24.6km/L)に迫る時もあります。内装などは価格相当ですが、静かだし車内も荷室も広くていい車なのに人気がなく販売停止になったのが残念です。後継車が見つからないので再輸入されたら買い替えたいです。
  • これ、初代を時々見かけるけど実車はまあまあイケてるデザインだと思う。内装を日本好みのユーティリティあふれる感じにしてハイブリッドもあればそこそこ売れたのにと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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