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HONDA NIII360 |いつだって全開!! サブロク倶楽部 ホンダNIII360

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HONDA NIII360 |いつだって全開!! サブロク倶楽部 ホンダNIII360

サビサビの不動車を磨いて直して復活!

以前はE30系BMWを趣味にしていた谷口さんだが、定年を前にして考えた。サラリーマン時代は普段乗らなくてもBMWがあるだけで楽しかったが、定年退職して再雇用されたとしても予算は減らさざるを得ない。でもクルマ趣味は続けたい。ではどうするか?

MAZDA PORTER TRUCK |いつだって全開!! サブロク倶楽部 マツダ・ポータートラック

以前から地元・和歌山のミーティングなどに参加してきたから、周囲にクルマ好きは大勢いる。そのうちの一人にサブロクばかり何台も持って楽しんでいる人がいた。その人の家へ行くと、楽しそうなサブロクがあるわあるわ。そのうちの1台にサビサビのホンダNIIIがあった。早速相談してみると格安で譲ってくれることになったので、引き取ることにした。

10年ほど前のことで、その当時からNIIIは不動状態。仲間の力を借りて自宅まで引き上げてくると、まずは磨いてみた。ただ、サビが随所に浮き出た状態ではキレイにならない。そこで全塗装する覚悟を決めた。ただ塗るのではなく、オーバーフェンダー装着はすでに既定路線だった。

1967年にホンダ初のセダンとして発売されたN360。車名のNは乗り物の頭文字から命名。バイクのCB450をベースにした空冷2気筒エンジンは31ps。高性能なのに31.3万円と低価格だったことで大人気に。67年にN1、69年にN2へ発展。70年にはフロントマスクをホンダZと似たものへ変更したのがNIII。従来のドグミッションから一般的なシンクロ方式になり、低出力版のタウンシリーズも登場した.

SUSPENSION

リヤ
6J-10+165/70R10

リヤもMkIIだがオフセット違いのAタイプ。履くのはフロントと同じSタイヤ。フロント
6J-10+165/70R10

オーバーフェンダーに収めたのはスピードスターMkIIのBタイプ。ENGINE

ノーマルだよ!
ハーネスを束ねてスッキリさせたエンジンルーム。エンジン本体はノーマルでエアクリーナーも純正を使っている。ヘッドカバーやシリンダーは気合の手磨き。プラグコード位置も工夫。

プロにオーバーホールしてもらったキャブ。トップに赤いHマーク。

やれることは自分でこなすから楽しい!

純白のボディはオーバーフェンダーとリップスポイラーでロー&ワイドに見せる。エンブレムに合わせて赤いアルミにしたのがワンポイントになっている。今回のオーナーはポーターも所有している。ポーターに乗る前にカスタムしたのがこのNIIIなのだ。不動だったのはキャブと燃料タンクが原因で、タンクは自分でサビ落としをした。キャブはNやライフ専門の『ネオライフ』でオーバーホールしてもらい見事に復活した。

全塗装する前にローダウン。フロントはバネカット、リヤはリーフ反転とブロックでダウン。さらにワイドタイヤを履かせるため選んだのは旧ミニ用のオーバーフェンダー。都合4セットほど買って組み合わせを考え、ミニとは前後逆に装着して納得できた。さらにワゴンR用のリヤバンパーをカットして、自らフロントリップを製作。ここから全塗装に出した。

ただ予算の都合でエンジンルーム内まで塗れない。エンジンを下ろすのも大変なので、載せたままエンジンルーム内を刷毛塗り。さらに磨けるものはトコトン磨き、塗装で済ませる部品は缶スプレー塗装で仕上げた。


できることは何でも自分でやる。予算をかけずに済むし、何より作っている時が楽しいのだ。

室内

NIIIだと非常にシンプルなデザインになるインパネ。チェック柄のカーペットがオシャレ。フロントシートはダットサンコンペのレプリカでジャストサイズだ。シートレールは友人に製作してもらった。タコメーターがないグレードなのでポケット部にフタ付きで追加。リヤの内張は初期用を見つけて移植。スピーカーは昭和モノ。G-ワークスではさまざまな国産旧車を掲載中!懐かしの車両に出会えるかもしれません。このホンダNIII360の記事は11/21発売のG-ワークス2023年1月号に掲載! キャブ車からターボ車まで、令和に残るクルマ改造雑誌みんなの知りたい情報満載! G-ワークスは毎月21日発売! 知りたい情報満載! G-ワークスは毎月21日発売!

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みんなのコメント

15件
  • 360㏄時代の軽にオーバーフェンダーを付けたら小型車になるはず。
    550以降の規格に合致させるには保安基準なども伴わなければならない。
  • ヘッドライト外周部の隙間。

    その昔からツリ目に見えてしまうのです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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