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「このクラウン、最強すぎる!」220系&210系をセダンカスタムの名門が徹底改造【幻の東京オートサロン2021】

掲載 更新 191
「このクラウン、最強すぎる!」220系&210系をセダンカスタムの名門が徹底改造【幻の東京オートサロン2021】

これが令和のスポーツVIPスタイル!

VIP専門店が作り上げたフルカスタム仕様

「このクラウン、最強すぎる!」220系&210系をセダンカスタムの名門が徹底改造【幻の東京オートサロン2021】

カスタムカーを中心に、グループ合わせて常時300台以上の在庫を誇るALESS(アレス)。“日本最大級のカスタムカーテーマパーク”として知られる、岐阜県の名物ショップだ。そんな同社が手がけた最新モデルが、オリジナルエアロ『ROZEL(ロゼル)』でフル武装した2台のクラウン。

まずは210系からチェックしていく。ベースモデルは2013年式のロイヤルだが、アスリート顔負けのアグレッシブな顔つきに変身させているのが最大の注目ポイントだ。

フロントは手軽なアンダーリップではなく、イメージを一新できるフルバンパー形状をあえて採用。造形の自由度の高さを利用し、左右のボトム部に大きな開口部を設けた立体的なデザインとしているのが特徴だ。ボンネットフードトップモールの追加により、グリル部とボンネットの完璧なマッチングを図っている。

リヤは、純正バンパーの造形を生かしつつ、よりスポーティな印象を強めるためのアンダーディフューザー(ハーフスポイラー)をプラス。純正では物足りなさを感じていたスタイリングの刷新には効果的なアイテムだ。トランクフードのラインを生かしたスポイラーも、リヤスタイルの構築に欠かせない。

エクステリアの要となるオーバーフェンダーは、フロント片側45mm&リヤ片側70mmのワイド設定。アーチラインをノーマルよりも上方にオフセットすることで、ローダウン量を限界までアップさせているのもトピックだ。

超深リムのホイールは20インチのワークエクイップ(F10.5J R12.5J)で、タイヤサイズはフロント255/30&リヤ305/25という組み合わせだ。サスペンションは車高調ではなくオリジナルのエアサス仕様となる。

一方の現行220系は、漆塗りのようなブラックとゴールドをコンセプトカラーに、“日本の和”を徹底追求。エクステリアからインテリアまでのフルカスタムを施したスーパーVIP仕様だ。

210系同様に、こちらもフロントはグリル一体式フルバンパータイプのエアロをインストール。グリルは見る角度によってハニカムメッシュやスクエアメッシュなど、表情を変える拘りのデザインとなっている。

210系がオーバーフェンダーだったのに対し、220系は一体感のあるブリスターフェンダーを採用しているのも見逃せない。これは熟練の職人による鉄板叩き出しのワンオフモデルで、拡大幅はフロント70mm&リヤ80mmという大ボリューム仕様だ。また、フロントからリヤまで統一感のあるラインを実現するためにサイドガーニッシュもインストール済みだ。

ワイドフェンダー仕様でありがちなフューエルリッドの段付きを嫌い、フェンダーラインに合わせてオフセット加工。こうした細部フィニッシュの積み重ねが車両の完成度を高めていくのだ。

極限のローフォルムを演出する足回りは、オリジナルのエアサスで達成。タンクやコンプレッサーはトランク内に美しくインストールされている。

徹底したトータルカスタムへの拘りは細部にまで及び、何とカーボンブレーキローターまで特注で製作。305mmの大径サイズで20インチホイールに負けない迫力を手に入れている。なお、ホイールはワークとのコラボで復活させたマイスターM1R(F10.5J×20 R12.5J×20)だ。

インテリアのパネル類は漆器職人の手によるもので、梨地塗りと呼ばれる技法で錫粉をふんだんに使って和テイストを演出。

大技連発のカスタム内容だが、それらがバラバラに主張しあうことなくトータルでスタイルアップを実現しているのは作り手のセンスなのだろう。ともあれ、純粋にカッコ良いと思わせるスタイリングは、これから愛車を仕上げようと考えているクラウン乗りにとっても参考になるはずだ。

●取材協力:アレス 岐阜県山県市梅原586 TEL:0581-22-2114

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みんなのコメント

191件

  • >これが令和のスポーツVIPスタイル!

    岐阜県山県市 に尽きるな。

    VIPの意味、理解できているのか?ヴァカなインチキ・バーティじゃないぞ(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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