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マイチェンで装備が充実した「ホンダ フリード/フリード+」。複雑なグレードはどう選べばいいのか?

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マイチェンで装備が充実した「ホンダ フリード/フリード+」。複雑なグレードはどう選べばいいのか?

6月にマイチェンしたばかりのフリードに注目
ホンダの人気モデルといえば軽自動車「N-BOX」を一番に思い出しますが、登録車で売れているのは「フリード」です。N-BOXと同じくスライドドアで、比較的コンパクトなボディのミニバンです。

フリードは2022年6月にマイナーチェンジを果たしたばかりで、内外装の基本デザインはそのままに、運転席・助手席シートヒーター、コンフォートビューパッケージ(親水&ヒーテッドドアミラーとフロントドア撥水ガラス、熱線入りフロントウインドウのセット)、ロールサンシェードなどを標準装備したというのが目立った改良点。ボディカラーも3つの新色を追加しています。

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」 ライバルはボディサイズ&ラインアップがほぼ同等のシエンタ

ボディ形状だけで3タイプ、パワートレインも4タイプ
フリードはバリエーションが豊富なのも特徴で、3列シートの「フリード」と2列シートの「フリード+(フリードプラス)」の大きく2タイプにわけることができます。

それぞれに1.5Lエンジン+CVTの純エンジン車と、1.5Lエンジン+7速DCT+モーターのハイブリッド車が設定され、どちらもFFと4WDが設定されています。フリード+はラゲッジスペースが超低床になっているのが特徴ですが、FFと4WDでは異なる形状となり、テールゲートのデザインも異なります。

整理すると、ボディ形状は3タイプ。
・フリード(FF/4WD)
・フリード+(FF)
・フリード+(4WD)

パワートレインは合計4タイプ。
・1.5Lガソリンエンジ(FF/4WD)
・1.5Lハイブリッド(FF/4WD)

>>ホンダ フリードのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリードハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリードハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリード+ハイブリッドのカタロググレードをチェックする

シートレイアウトも荷室の使い勝手も違う3つのパッケージ
フリードとフリード+はシートレイアウトも異なり、さらにフリードには2列目がキャプテンシートの6人乗りと、ベンチシートの7人乗りが用意されています。
・フリード・・・・・・6名乗り(3列・キャプテンシート)
・フリード・・・・・・7名乗り(3列・ベンチシート)
・フリード+・・・・・5名乗り(2列)

つまり、フリードのベストグレードというのは使い方によって選ぶべきパッケージが異なるため、万人向けの結論というのは出しにくいのです。

とくにポイントとなるのはラゲッジの積載性です。多くの荷物を積むことを前提とするならばフリード+がもっと有利なのは言うまでもありません。

また、3列シートのフリードの中で比べても、2列目がコンパクトに収納できる7人乗り仕様のほうがラゲッジを広々と使えます。

逆に3列シートを常に使うことを前提とするならば2列目がキャプテンシートとなっているフリード(6人乗り)を選ぶと乗降性の面で圧倒的に有利でしょう。このあたりの選択で間違えてしまうと後悔が大きくなりますので、購入時にはじっくりと使い方を考えて選びたいものです。

>>ホンダ フリードのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリードハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリードハイブリッドのカタロググレードをチェックする
>>ホンダ フリード+ハイブリッドのカタロググレードをチェックする

燃費差は意外に少ないのでガソリン車がおすすめ
ガソリンエンジン車にするか、ハイブリッドを選ぶのかも難しいポイントです。
・ガソリンエンジン車(FF)・・・・17.0km/L
・ハイブリッド車(FF)・・・・・・・20.9km/L
(※いずれもWLTCモード、グレードにより燃費は異なる)
こうして見ると、ガソリンエンジン車の燃費が意外に優れていることに気付きます。

さらに、ガソリンエンジン車とハイブリッドの価格差は、同等グレードで比較して35万円前後となり、ガソリン代で元をとるには難しい価格差といえます。

また、フリードのハイブリッドシステムはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を使ったもので、かなり改良されていますがシフトショックはあります。滑らかさの点でもCVTを採用するガソリンエンジン車のほうが有利でしょう。

コストパフォーマンスや満足度を考えると、パワートレインとしてはガソリンエンジン車のほうをおすすめしたいと思います。

ただし、前述したようにボディタイプについては、ユーザーニーズによってベストチョイスが変わってきます。本当にじっくりと考えて選ぶべきなのがフリードといえるでしょう。

文:山本晋也
写真:
1枚目:フリード ハイブリッド クロスター
2枚目:フリード G
3枚目:フリード ハイブリッド G
4枚目:フリード ハイブリッド クロスター
5枚目:フリードの内装 6名仕様
6枚目:フリードの内装 7名仕様
7枚目:フリード+の内装

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みんなのコメント

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  • 日本では、軽とかフリードとか、これくらいのサイズの車がベストだね。アルファードとかヴェルファイアとか図体ばかりデカい車は、日本の狭い道では邪魔なんだよね。見た目も無駄に厳つくてカッコ悪いし。いい笑いものだよ。アルファードとかヴェルファイアとかは、ダサい車の代表だよw。
  • NBOXとフリードしか売れてない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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