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海外旅行には必携!? 世界各国の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」 に“おトク”に入る方法とは

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海外旅行には必携!? 世界各国の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」 に“おトク”に入る方法とは

直接入会すると年会費469ドル(約7万円)かかるのだが…

コロナ禍明けの旅行需要の回復と、世界情勢の不安を背景とした原油高により、国際線の航空券は高止まりを続けています。

1000万円オーバーだった「アルピナ B3」を300万円台で購入するのは幸せか!?

ただその一方で、格安航空会社(LCC)は成長を続け、とくに近距離の国際線では「複数のLCCを比べて選べる」レベルまで、ネットワークや便数が充実してきました。

ただLCCでは、機内持ち込み荷物の重量制限、預け入れ手荷物や機内食が有料となること、さらにチェックインの締め切り時間が厳しく、乗り遅れを防ぐためには早めに空港に行かなくてはならないなど、フルサービス航空会社(FSC)での旅行に比べ、かなり不自由な側面があります。

そんなLCCでの旅行で、ぜひ活用したいのが、「プライオリティ・パス」です。

プライオリティ・パスは、国際企業コリンソン・グループが運営する会員制プログラムで、メンバーは世界各地の空港にある契約ラウンジを無料で利用できます。

こうしたラウンジではアルコールを含むドリンクのほか、温かい食事が用意され、また無料Wi-Fiも使えます。

またラウンジの多くが時間のかかる保安検査、出国検査を済ませたあとのエリア(制限区域)にあるため、搭乗開始時刻にゲートまでスムーズな移動が可能です。

つまりプライオリティ・パスを使えば、LCCでの旅行で不可避な「空港のベンチでの長い待ち時間」という苦行から解放され、また前もって食事をとることで、有料の機内食の注文、もしくは空港のレストランでの食事も不要となるのです。

もちろん、プライオリティ・パスには年会費がかかり、直接入会する場合、利用回数に制限のない「プレステージ」プランでは、469ドルと、「いくらラウンジが無料といっても…」という“割高感”は否めません。

ところが、この会費を大幅に節約する方法があります。

それはクレジットカードに付帯するサービスとしての、プライオリティ・パスへの入会です。

日本国内で発行されるプラチナカードやゴールドカードの一部では、プライオリティ・パスのプレステージプランに相当する会員資格を無償もしくは1万円程度のオプションで用意しているものがあります。

たとえばクレディセゾンが発行する「セゾンローズゴールド・アメリカン・エクスプレス・カード」では、年会費1万1000円で、プレステージプランへの入会が可能です。

またクレジットカードそのものの年会費も、年間1回以上のカード利用で翌年度の会費が無料なので、実質的に「年間1万1000円」でプライオリティ・パスを利用できるのです。

香港空港のラウンジでプライオリティ・パスを使ってみた

もし年に3回海外旅行に行くとしたら、往路で3回、復路で3回、合計6回のラウンジ利用が考えられます。

これをセゾンローズゴールド・アメリカン・エクスプレス・カードでのプライオリティ・パスにあてはめると、利用料金は1回あたり2000円を切る金額になります。

これは空港内でアルコールを含めた食事1回分に比べると、リーズナブルと言えるのではないでしょうか。

また海外の空港では、ロビーのベンチでの搭乗待ち時間にスリや置き引きなどのリスクが高くなります。そうした側面も織り込むと、プライオリティ・パスの価値がわかると思います。

では、プライオリティ・パスでは、実際にどのようなラウンジが利用できるのでしょうか。

日本からピーチ、HKエクスプレス、グレーターベイ航空など、複数のLCCが就航する香港を例にとってご案内しましょう。

香港国際空港では、広大な空港ターミナル内に、プライオリティ・パスで利用可能な5カ所のラウンジが点在しています。

もっともわかりやすいのは、7Fの出国審査場から6Fに下りてすぐの「プラザプレミアムラウンジ」ですが、ここはいつも混雑していて、入場制限がかかることもあり、おすすめできません。

同じプラザプレミアムラウンジでも、60番ゲート付近から7Fに上がったところの吹き抜けにあるラウンジは、利用客もそれほど多くなく、開放感も抜群です。

また同じ7Fに近接する「チェイスサファイアラウンジ」は、落ち着いた雰囲気と充実したバーが魅力。プラザプレミアムラウンジと“はしご”してもいいでしょう。

目立たないながらおすすめのラウンジは、23番ゲート付近から階段を下りたところにある「カイララウンジ」です。

広い窓からは駐機場が一望できて、旅の気分を盛り上げてくれます。食事も充実していて、またバーカウンターでは美味しいドラフトビールもいただけます。

なお、香港国際空港の名物である誘導路をまたぐスカイブリッジにある「インターバルズスカイバー&レストラン」も、プライオリティ・パスの公式サイトでは利用が可能とされていますが、一部のクレジットカードで付帯発行されるプライオリティ・パスは、無料利用の対象外となっています。注意してください。

※ ※ ※

プライオリティ・パスは、乗り継ぎの待ち時間がある旅程では、単純往復の旅程以上にその“使い勝手のよさ”を実感します。

今回紹介した香港国際空港をはじめ、海外の空港で乗り継ぎしての旅行を考えている人は、クレジットカードを経由しての入会を検討してみてはどうでしょうか。

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