ドッグクラッチを使用したハイブリッドシステム採用
輸入車のフルハイブリッドカーって、聞いたことなかったんですよね。はるか昔に、あったとか、なかったとか、「アルカナ・ナイカナ」(笑)なんていう話も聞きますが、少なくとも普通に誰もが知る存在ではなかったように思います。まぁいろんな事情でできなかったのかもしれませんが、フルハイブリッドを新しい方式で、しかもかなりユニークな手法で実現したところが、アルカナの快感ポイント。実際に気持ちよく走り、燃費もいいという大きなプラス付きです。
マイルドハイブリッドシステムを採用したルノー・アルカナが日本上陸
その方式、モータースポーツで使われるトランスミッション、ドッグクラッチを採用したことが大きいんですよね。私もラリーカーで乗っていましたが、確かにロスなく速い。でも、代わりに音や振動があったり、ゆっくり走らせるのが難しかったり、扱いはなかなかの難物です。モータースポーツでは、速いことこそ正義。騒音や振動なんてお構いなしですが、市販車ではそうはいきません。ルノーのすごいところは、モーターを使ってアシストする技術で、快適にロスなく素早く変速させることに成功した点。ここがE-TECHハイブリッドの真骨頂なんです。
E-TECHは、耳を澄ますと、ごくごくたま~に「ウィ~ン」と、モーターがアシストしているような音が聞こえますが、よほど注意しないと気にならないレベル。それよりなにより「ルノーF1モータースポーツ由来の」というだけあって、電気ターボのようにダイレクトに、ここぞ! というときにアシストしてくれるのが魅力です。本来HVに求められる「エコ」という文字をすっかり忘れて、パドルシフトを使って意のままに「自由の国フランス!」と、叫びながら走ることもできてしまうのです。パワーを受け止めるボディや足回りがしっかりしていることもあり、その走りはまさに素晴らしい!
走り/デザイン/パッケージ優秀。実力は高水準!
無論、通常は何ら気にせずともモーターメインで走行。高速ではエンジンが主役。パワーがほしいときはモーターアシストを駆使という具合にクルマ側が最適なチョイスをしてくれるので、結果として好燃費。WLTCモード燃費は22.8km/リッターを誇ります。ちなみにアルカナの後にE-TECHハイブリッドが搭載された、ルーテシアやキャプチャーと併せて、輸入車HV燃費トップ3を独占しているというのですから脱帽ものです。
アルカナはデザインもカッコイイ。パッケージは優秀で、クーペライクなデザインながら、後席の足元&荷室スペースも十分に確保されています。やはりフランス車のデザインは機能とともにあるのだなと、改めて納得しました。
アルカナは、メカ好きの方も、燃費のよさからHVを選んだ方も、はたまたデザインに惹かれた方も、誰をも納得させてしまう魅力を持っています。しかもコストパフォーマンスが高いのも、さらなる魅力。「あれ? ルノーって、実はいろんな意味でお得なんじゃない?」と、知ってから浸れる快感も付け加えておきましょう。
ルノー・アルカナ主要諸元
グレード=R.S.ラインE-TECHフルハイブリッド
価格=429万円
全長×全幅×全高=4570×1820×1580mm
ホイールベース=2720mm
車重=1470kg
エンジン=1.6リッター直4DOHC16V
エンジン最高出力=69kW(94ps)
エンジン最大トルク=148Nm(15.1kgm)
メインモーター最高出力=36kW(49ps)
メインモーター最大トルク205Nm(20.9kgm)
WLTCモード燃費=22.8km/リッター
駆動方式=FF
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みんなのコメント
日本のフルハイブリッドよりはるかに複雑だし、そしてフランス車だ。