3月15日、2025年FIA F2第1戦メルボルンのスプリントレース(決勝レース1)が、オーストラリアのアルバート・パーク・サーキットで行われ、2番グリッドスタートのジョシュア・デュルクセン(AIXレーシング)が今季初優勝を飾った。宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)は12位でチェッカーを受けた。
第1戦スプリントレースのグリッドは、3月14日に行われた予選トップ10のリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したレオナルド・フォルナローリ(インビクタ・レーシング)がリバースポールを獲得。
【順位結果】2025年FIA F2第1戦メルボルン レース1
フロントロウ2番手はデュルクセン、セカンドロウ3番手はルーク・ブラウニング(ハイテックTGR/ウイリアムズ育成)となり、以降ディーノ・ベガノビッチ(ハイテックTGR/フェラーリ育成)、ロマン・スタネ(インビクタ・レーシング)が続いた。
本来、6番グリッドには予選5番手のアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/マクラーレン育成)が続くところだが、2月下旬に行われたFIA F2プレシーズンテストにおける標準部品の改造により、ダムス・ルーカスオイル、ロダン・モータースポーツ、トライデントの3チーム6台は10グリット降格ペナルティが科されることに。
よって6番手にリチャード・フェルシュフォー(MPモータースポーツ)、グリット降格ペナルティ対象者のジャック・クロフォード(ダムス・ルーカスオイル/アストンマーティン育成)を除いて7番手にビクトール・マルタンス(ARTグランプリ)が続く。
8番グリッドに着くはずだったガブリエレ・ミニ(プレマ・レーシング/アルピーヌ育成)は予選中の進路妨害で3グリット降格ペナルティを受けており、8番手はセバスチャン・モントーヤ(プレマ・レーシング)、繰り上がりで宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)が9番手グリッドを獲得した。
タイヤ交換義務のない23周もしくは45分+1周のスプリントレースは、現地時間14時15分(日本時間12時15分)に気温32度、路面温度48度、快晴のドライコンディションで幕を開けた。
スタートで抜群の蹴り出しを見せた2番グリッドのデュルクセンが、フォルナローリからターン1のホールショットを奪ってトップに浮上を果たした。フォルナローリはポジションをひとつ落として2番手、ブラウニングが3番手に続いた。
宮田はスタートでは9番手を維持するが、2周目に13番グリッドスタートのミニ、10番グリッドスタートのアービッド・リンドブラッド(カンポス・レーシング/レッドブル育成)に先行を許し、11番手にポジションを落としてしまう。
そんななか、フリー走行から好走をみせていたマルタンスがコースサイドのバリアに接触。ターン6でマシンを止めたことにより、バーチャル・セーフティカー(VSC)が導入された。
4周目にVSCが解除となると、宮田がリンドブラッドから10番手を奪還。しかし6周目に再びリンドブラッドにかわされ、11番手となる。
その後方ではエスターソンがスピン。ターン6でマシンを止めたことによりセーフティカー(SC)が導入される。一時は2番手フォルナローリに約1秒の差をつけていたデュルクセンだったが、SCによってギャップが縮まるかたちとなった。
レースは11周目に再開された。トップのデュルクセンが好ペースで周回を重ねて2番手フォルナローリとのギャップを徐々に広げるなか、サミ・メゲトゥニフ(トライデント)がターン10でスピンを喫してしまう。メゲトゥニフがグラベル上でマシンを止めたことにより、14周目に2度目のSCが導入される。
17周目にレースが再開。デュルクセンが再びフォルナローリとのギャップを広げる。後方では、宮田がダンと10番手争いを繰り広げるが、そんななかターン11でダンが宮田のインに飛び込んだ。アウト側の宮田はコース外に押し出されるかたちでグラベルに足を取られタイムロスを喫し13番手まで後退することに。
23周目を終え、デュルクセンがレースをリードしたままトップチェッカーを受け、今季最初の優勝を飾った。2位にはフォルナローリ、3位にブラウニングが続き、宮田は12位でチェッカーを迎えた。
2025 FIA F2第1戦メルボルンのフィーチャーレース(決勝レース2)は3月16日の日本時間9時30分(現地時間11時30分)より、タイヤ交換義務を有する周回数33周もしくは60分+1周で争われる。
[オートスポーツweb 2025年03月15日]
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みんなのコメント
やっぱり最初の年にそこそこ行けるドライバーじゃ無いとF1は難しいし、勝てる見込みの無いドライバーなんて日本人は期待してないですよ、トヨタさん!