■なぜホンダには赤いエンブレムがある?
クルマに付けられるエンブレムはその自動車メーカーの象徴となる存在です。
ホンダの場合は、HONDAのHマークが採用されており、通常の場合は銀色ですが稀に赤色が存在します。赤色にはどのような意味があるのでしょうか。
ホンダのクルマには「Hマーク」が採用されています。
Hマークの歴史は「N360」から始まり、その後何度かデザイン変更を繰り返してきます。
現在では基本的に銀色のHマークが採用されており、ハイブリッド車の場合には青色のアクセントが採用されていることもあります。
そうした中で赤色のHマークも存在しますが、どのような意味があるのでしょうか。
主に赤色のHマークを採用してるのは高性能仕様となる「タイプRシリーズ」です。
タイプRシリーズに装着されるのは赤色のHマークは1992年に登場した「NSX タイプR」から採用されました。
1995年には「インテグラタイプR」、1997年に「シビックタイプR」などに装着されるなど、タイプRの証となっています。
なおこの赤色のHマークについて、以前にホンダは次のように説明していました。
「赤色のエンブレム(Hマーク)とタイプR専用色の『チャンピオンシップホワイト』は、第1期参戦時のF1マシンのカラーリングをイメージしたものです。
走りを極めたタイプRのみに赤色のHマークが装着されています」
なお車名のエンブレムでも「TYPE R」の「R」のみが赤色なのも特徴です。
実際に赤色のHマークについてユーザーからは「タイプRの赤いエンブレムはやはり良いですよね。『走りのホンダ』という感じがして好きです」や「自分のシビックはタイプRではないですが、純正パーツを購入して赤いエンブレムに変えました」といった声が聞かれました。
その他、「RSグレード」のエンブレムも赤色となっています。
RSは走りの質にこだわったグレードとして歴代のいくつかのモデルに設定されており、2023年7月現在では「フィットRS」「N-ONE RS」が日本で販売されています。
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またホンダのHマークには、純正で採用される銀色、青色、赤色以外もアクセサリーとしてホンダアクセスから黒色や金色なども用意されています。
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