経年劣化の自然な風合いを目指した新スタイル。”イイ味出てる”パティナカーの作り方を解説した珍しい写真資料集【新書紹介】

How to Build a Patina VolksWagen

経年劣化の自然な風合いを理想の車体コンディションとし、外観を主にその状態を目指す新スタイル、「パティナ（パティーナ）」車の作成方法を解説した、珍しい写真資料集。
本書ではその対象として最も手頃と言えるビートルやタイプ2バスなど70年代までのVW車を対象に、目標とするスタイルの見極めから適切なベース車両の入手、修理から風合いを出す仕上げ方法まで、15年以上に渡りジャンルを育んだ著者が実例を上げながら、詳細解説する。
最初から"仕上がった"車両の入手は難しいことから、傷んだベース車両を機関や車体下地はしっかり補修しながら、素性の持つヤレを有効に生かすのがポイントで、さも自然になったかのように見せるのがテクニック。自然な劣化を導いて理想を目指すものから”フェイク”と呼ばれるそれらしく装飾・偽造する方法まで、幅広い上に同じ車が2つと出来ない、パティナ故の魅力をぜひ確認してほしい。

How to Build a Patina VolksWagen
5,687円 （税込）
著者など：Mark Walker(著)
出版社：Veloce Publishing
ハードカバー／Ｗ212×Ｈ257／カラー・モノクロ／160P／英語

お問い合わせ：代官山蔦屋書店

Comments

一時期30プリウスを使った
錆のように見せ掛ける装飾の宣伝が
しつこく記事にあったな。
いったい何が面白いのかは知らんが・・・