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新型「MAZDA3」導入を機に「アクセラ」車名廃止? マツダ次世代商品群 第1弾 スカイアクティブ-Xもいよいよ量産へ

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新型「MAZDA3」導入を機に「アクセラ」車名廃止? マツダ次世代商品群 第1弾 スカイアクティブ-Xもいよいよ量産へ

■3ドアハッチバックはやはり「マツダ 魁 CONCEPT」に似ていた!

 日本では「アクセラ」として販売されている「マツダ3」は、マツダの年間販売台数の約1/4にあたる40万台ほどを担う重要なモデル。「マツダ3」とは日本以外でのネーミングですが、そんなマツダ3の新型(北米仕様)がアメリカで11月30日から開催されるロサンゼルスオートショー2018で一般公開されます。

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 それに先立ち、現地時間27日の夜にはメディアを招いたイベントで実車がお披露目されました。

 ボディタイプは従来通り、3ドアハッチバックと5ドアのセダンの2種類。3ドアを見て気づいた人もいることでしょう。2017年の東京モーターショーに出展された「マツダ 魁 CONCEPT(マツダ カイ コンセプト)」に似ています。あの「マツダ 魁 CONCEPT」は、次世代アクセラのイメージを具現化したものだったというわけです。ルーフ後半の傾斜やCピラーはどのクルマにも似ていない、新しい造形です。

 いっぽうで、5ドアセダンは従来モデルとは大きな異なる伸びやかなフォルムが特徴。トランクが存在を大きく主張するようになり、セダンらしさを強調するプロポーションとなりました。このプロポーションを実現するために全長は従来型に対して約8cm伸び、ボディサイズは初代「アテンザ」に近いところまで拡大しています。

 新型マツダ3の開発主査を担当している別府耕太さんに“新型で注目してほしいポイントは?”を尋ねたところ、「ひとつ目がセダンとハッチバックがしっかりと別のキャラクターを持っていること。ふたつ目はダイナミック性能。人間の能力を引き立てられるクルマの動きを盛り込みました。特に『スカイアクティブ-X』では、たとえば周囲のクルマに合わせて車速を調整するとき、アクセルペダルをわずかに踏んだ時にドライバーの意図通り、忠実にクルマが反応するのを実感していただけると思います。3つ目は快適性。騒音、振動、不快な衝撃の吸収性などは圧倒的に高めました」と話します。

■パワートレインには注目の「スカイアクティブ-X」初採用

 パワートレインに関しては、日本以外のモデルも含めれば通常のガソリン(スカイアクティブ-G)が1.5リッター、2リッター、そして2.5リッターの3タイプを用意(日本国内にどの排気量化が導入されるかは現段階で公表されていません)。

 ディーゼル(スカイアクティブ-D)は1.8リッターを設定。そして量産車世界初採用として注目の火花点火制御圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブ-X」が搭載されます。

 量産仕様は「2018年度中に生産を開始し、2019年度に販売をスタートする」としています。

 ちなみに新型に関しては、日本向けのプレスリリースや広報資料においても「日本名:アクセラ」という表記が見当たらず、日本以外の車名である「マツダ3」としか書かれていません。はたしてこれが何を意味するのか、もしかすると日本でも統一車名とするのか? 気になるところです。

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