現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ノリス、フェルスタッペンへの謝罪要求は撤回。「あの時はアドレナリンがドバドバでイライラしてたから」

ここから本文です

ノリス、フェルスタッペンへの謝罪要求は撤回。「あの時はアドレナリンがドバドバでイライラしてたから」

掲載 9
ノリス、フェルスタッペンへの謝罪要求は撤回。「あの時はアドレナリンがドバドバでイライラしてたから」

 F1オーストリアGP決勝で発生したランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の接触だが、彼らの間で話し合いの機会が作られ、ひとまず和解した様子だ。

 オーストリアGP終盤、ノリスとフェルスタッペンは限界ギリギリのバトルを繰り広げ、64周目のターン3でふたりが接触。両者はパンクに見舞われ、ノリスはリタイア、フェルスタッペンはペナルティを受けつつの5位となった。

【コラム】英国人F1レポーターから見た角田裕毅の“暴言”問題「看過されるべき発言ではない。しかしF1での立場は失われない」

 ノリスはフェルスタッペンがブレーキング中に動いていたと主張し、“必死”かつ“無謀”だったと批判。ふたりはこれまで友人だったが、今後の対応次第では亀裂が入る可能性があるとノリスは示唆し、謝罪を求めていた。

 そして1週間後のイギリスGPを前に、ノリスとフェルスタッペンはアクシデント以来となる話し合いの機会を設けたことが分かった。その結果、ノリスは自らの考えが変わり、既に謝罪の必要はないと考えていると明らかにした。

「正直に言って、彼が謝る必要は無かったと思う。レース後にああ言ったのは僕も当時はイライラしていたからなんだ」

 ノリスはそう語る。

「アドレナリンがドバドバ出ていたから、凄く感情的だった。それに特にその週の後半には、僕も思ってもいなかったようなことを言ってしまったかもしれない」

「ふたりのレースを終わらせてしまったという面では、かなり悲しい出来事だった。凄く小さな接触だったけど、僕らにとって、特に僕にとって辛い結果になってしまった」

「振り返れば、良いレースだった。時には限界に凄く近づいていたけれど、僕らはそのことについて話し合ったし、またレースができてふたりともハッピーだ」



 なおノリスは、ドライバーふたりが今後のアプローチを変える必要はあまりなかったとも付け加えている。ただそうだとしても、ふたりとも接触を避けるためにできることはあったと指摘した。

 そしてノリスは、より大きな事故を引き起こす可能性のあるブレーキング中の動きに関する規制を強化することに対し、FIAはもっと前に出てくるべきだとも主張した。

「難しい問題だ。マックスもクラッシュはしたくないだろうし、自分のレースやチャンスを台無しにはしたくないだろうから」

「少し違うことをする必要があるとは思う。でも彼は結局のところあまり変わらないと思うし、僕もあまり変わる必要があるとは思っていない」

「クラッシュは間違いなく避けられたと思う。僕にも縁石をもっと使うとかできることはあった。でもふたり共、もう少し違う形でもっと上手くやりたかったはずだ」

「全体としては、ブレーキング時に動いてしまうことでのアクシデントは避けることが重要だと思う。そういったことがあると、アクシデントは簡単に起こってしまう。ここはとても注意すべき点だ」

「これは将来に向けて、スチュワードが認識しておくべき点だ。簡単に間違った方向に行く可能性がある。ディフェンスすることやアグレッシブなのは良いと思うけど、そこに限界はある。だから、それをもう少し良い形で定義する必要があると思う」

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【ジョイ追加も追い風か】ホンダNボックス 9月期ランキングと2024年度上半期で首位を奪取
【ジョイ追加も追い風か】ホンダNボックス 9月期ランキングと2024年度上半期で首位を奪取
AUTOCAR JAPAN
豊田佐吉の精神を受け継ぐ!! トヨタバッテリー始動
豊田佐吉の精神を受け継ぐ!! トヨタバッテリー始動
ベストカーWeb
ホンダ、ミサノで投入の新パッケージのパフォーマンスは/MotoGP第16戦日本GP
ホンダ、ミサノで投入の新パッケージのパフォーマンスは/MotoGP第16戦日本GP
AUTOSPORT web
【MotoGP】小椋藍を抜擢した敏腕マネージャーに迫る! スズキ&アルピーヌF1経てMotoGPをどう見る?|ダビデ・ブリビオ独占インタビュー
【MotoGP】小椋藍を抜擢した敏腕マネージャーに迫る! スズキ&アルピーヌF1経てMotoGPをどう見る?|ダビデ・ブリビオ独占インタビュー
motorsport.com 日本版
全長5メートルのスーパーハイブリッド、ファーウェイと広汽が開発した『1コンセプト』の凄み
全長5メートルのスーパーハイブリッド、ファーウェイと広汽が開発した『1コンセプト』の凄み
レスポンス
駐車場の「斜め駐車」がとっても危険な理由 リスクを減らすための具体的対策とは
駐車場の「斜め駐車」がとっても危険な理由 リスクを減らすための具体的対策とは
Merkmal
“うっかり”で「ゴールド免許」から「ブルー免許」に、なぜ? 無事故・無違反でも降格の理由とは? 金色帯になれない要因は?
“うっかり”で「ゴールド免許」から「ブルー免許」に、なぜ? 無事故・無違反でも降格の理由とは? 金色帯になれない要因は?
くるまのニュース
あの有名なシリーズが原付二種で乗れるって本当!?
あの有名なシリーズが原付二種で乗れるって本当!?
バイクのニュース
鮮烈F1デビューのコラピント、不況にあえぐ母国アルゼンチンを熱狂。マラドーナ、メッシに続く“国民的ヒーロー”に?
鮮烈F1デビューのコラピント、不況にあえぐ母国アルゼンチンを熱狂。マラドーナ、メッシに続く“国民的ヒーロー”に?
motorsport.com 日本版
「M」でも電動化にまっしぐら! 7代目となるBMW M5は歴代モデル初となるPHEVを採用したスポーツセダンになっていた
「M」でも電動化にまっしぐら! 7代目となるBMW M5は歴代モデル初となるPHEVを採用したスポーツセダンになっていた
WEB CARTOP
排気量や価格が近くても全く違う! ヤマハ『MT-09』とドゥカティ『モンスター』、対極の2台が教えてくれたこと
排気量や価格が近くても全く違う! ヤマハ『MT-09』とドゥカティ『モンスター』、対極の2台が教えてくれたこと
レスポンス
【MotoGP】マルク・マルケス、もてぎのコースレコード更新の超絶アタックも”トラックリミット違反”で抹消。しかしスプリント3位「良い土曜日だった」
【MotoGP】マルク・マルケス、もてぎのコースレコード更新の超絶アタックも”トラックリミット違反”で抹消。しかしスプリント3位「良い土曜日だった」
motorsport.com 日本版
1300馬力超! 日産の「高性能スーパーカー」がマジでスゴい! 次期型「R36 GT-R」か!? 「ハイパーフォース」どんなモデル?
1300馬力超! 日産の「高性能スーパーカー」がマジでスゴい! 次期型「R36 GT-R」か!? 「ハイパーフォース」どんなモデル?
くるまのニュース
F.I.システムを構成するパーツのひとつ! それがインジェクター!!【バイク用語辞典】
F.I.システムを構成するパーツのひとつ! それがインジェクター!!【バイク用語辞典】
バイクのニュース
サーキットデビューの魅力と方法…ペーパードライバーでもOK?
サーキットデビューの魅力と方法…ペーパードライバーでもOK?
レスポンス
緊急車両通行時の対応でわかる運転モラル! アメリカの例をみると日本もまだまだと感じる
緊急車両通行時の対応でわかる運転モラル! アメリカの例をみると日本もまだまだと感じる
WEB CARTOP
【ホントに可能?】メルセデス製自動運転システムはどれほど進歩したか?時速95kmで走行しポップコーンを食べながら映画を観る?
【ホントに可能?】メルセデス製自動運転システムはどれほど進歩したか?時速95kmで走行しポップコーンを食べながら映画を観る?
AutoBild Japan
トヨタ新型「カローラ“クロス”」!? 斬新「サメ顔」&“横一文字”テール採用に反響多数! 「カッコイイ」声集まる「大人気SUV」の次期型予想CGとは
トヨタ新型「カローラ“クロス”」!? 斬新「サメ顔」&“横一文字”テール採用に反響多数! 「カッコイイ」声集まる「大人気SUV」の次期型予想CGとは
くるまのニュース

みんなのコメント

9件
  • Scream
    ノリスは大人だ
    若くて、アグレッシブルで早い。
    彼には将来チャンピオンになってもらいたいな
  • whn********
    ノリスは大人だなあ。マックスくんも見習いましょう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村