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日産セレナの新型が登場──6年ぶりのフルモデルチェンジへ

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日産セレナの新型が登場──6年ぶりのフルモデルチェンジへ

最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」にも注目だ!

ミニバンクラスNo.1の広さ

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11月28日、日産自動車(以下、日産)は、ミニバン「セレナ」のフルモデルチェンジを発表した。

セレナは1991年に初代が登場。新型は6代目となる。エクステリアは、ワンクラス上の「エルグランド」を彷彿とさせる大型のフロントグリルが目をひく。灯火類はすべてLEDとし、先進性と視認性を高めた。最上位グレードのe-POWER LUXIONと「ハイウェイスター」は専用デザインのアルミホイールなどによって差別化を図る。

ボディサイズは標準モデルが全長4690mm、全幅1695mm、全高1870mm。ホイールベースは2870mmとなる。ボディカラーは、2トーンが4色、モノトーン10色の全14色を用意。

インテリアは、ミニバンクラスNo.1※の広さを謳う。シートスライド機構を3列目にも標準装備とし利便性を高めた。

バックドアはガラス部分のみ開閉可能な「デュアルバックドア」を継承。開口時のサイズを見直すことで、より狭い駐車スペースでも使えるようになったという。また、ハンズフリーオートスライドドアはセンサー感度を高めた。

全席にスマートフォンや財布などを置ける小物置き場を設置。カップホルダーは500mlの紙パックも入るという。エアコンの操作パネルはタッチ式。運転席、助手席、後席で別々に温度設定ができる独立温度調節機能を搭載した。シフトには日産として初めて、スイッチタイプの電制シフトを採用した。

※全高1.8m以上の1.2~2.0Lクラス7/8人乗りミニバン(2022年11月現在 日産調べ)。

e-POWERの最大トルクは300Nm超!パワーユニットはシリーズ式ハイブリッドの「e-POWER」とガソリンの2モデル。前者は新開発の 1.4リッターのe-POWER 専用エンジンを組み合わせた第2世代のe-POWERにより、エンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ちの良い加速性能を実現。モーターは120kWの最高出力と、315Nmの最大トルクを発揮する。さらに、車両状態や走行環境にくわえ、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する世界初のエネルギーマネジメント技術を搭載することで、エンジンの作動頻度を低減、高い静粛性に貢献するという。

ガソリンモデルは「MR20DD」の2.0リッター直列4気筒を搭載。150ps/6000rpmの最高出力と、200Nm/4400rpmの最大トルクを発揮する。組み合わされるトランスミッションはCVTのみ。

足まわりはフロントがストラット式、リアがマルチリンク式。剛性を高めることで車体の動きをなめらかにし、かつ新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑え、クルマ酔いにつながる乗員頭部の急な動きを抑制するという。

運転支援システムでは操舵支援システムとACC(アダプティブクルーズコントロール)を組み合わせた「プロパイロット」を全車標準装備とした。さらにハンズオフ機能を追加した「プロパイロット 2.0」をe-POWER LUXIONに搭載した。

前方障害物に対する操舵回避のとき、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録出来る、メモリー機能付きの「プロパイロット パーキング」を日産として初搭載した。

新型セレナの価格はガソリンの「X」276万8700円からe-POWER LUXIONの479万82000円まで。

文・稲垣邦康(GQ)

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