メルセデスAMGは10月28日(現地時間)、フルモデルチェンジした新型「SL」を世界初披露した。ファブリックルーフへの回帰、2+2への移行と話題満載のラグジュアリーオープンをさっそくチェックしていきたい。
メルセデスAMGが新たに開発を担当した新型SLは、軽量化のため先代・先々代と続いたバリオルーフを廃し、ソフトトップ化によりマイナス21kgの減量と低重心化を達成。もちろんファブリック製ルーフとはいえデイリーユースへの静粛性や耐久性への対策はしっかりとられており、450g/平方メートルという分厚い遮音材を挟み込んだ3層構造のトップは約15秒で開閉し、時速60km/hまで操作が可能となっている。
ボディシェルには完全新規開発の2+2シーター用アーキテクチャーを採用。軽量かつ高剛性なスペースフレーム構造を持つシャシーは、アルミニウム、マグネシウム、カーボンファイバー等の複合素材で構成され、ねじり剛性が先代比18%向上したほか、横剛性は「AMG GTロードスター」と比べても50%増という。また空力性能の目安となるCd値は0.31をマーク。さらに、フロントエプロンとグリル内には速度に応じて開閉する「AIRPANEL」を初搭載し、リフトの低減と冷却性の向上を両立している。
インテリアは初代SLをオマージュした「ハイパーアナログ」がコンセプトで、センターには角度調整式の大型タッチパネルを装備。シートはスポーティなヘッドレスト一体型となり、ネックエリアに温風を当てる「AIRSCARF」も全車標準となる。後席も2+2としては余裕があり、身長150センチまでの乗員に対応するという。
ローンチ時のパワーユニットは4.0L V8ツインターボのみとなり、SL 63 4MATICが最高出力585hp/最大トルク800Nm、SL 55 4MATIC+が同476hp/700Nmを発生。SLとして初めて駆動方式にAWDを採用し、0-100km/h加速は、それぞれ3.6秒、3.9秒となる。トランスミッションは全車9速ATだ。
このほか後輪操舵機構も搭載し、ダイナミック性能とハンドリングを向上してきた新型SL。ラグジュアリーオープンからスポーツカーへと原点回帰を果たしつつ、2+2化で既存の「Sクラスカブリオレ」ユーザーも取り込む構えだ。
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みんなのコメント
なんせリトラクタブルハードトップは故障が多い上に作動途中で故障すると手動で格納も収納もできず二ッチもサッチもいかなくなる。修理代も30万~と高額。
何よりオープン状態ではトランクルームほとんど使い物にならないから困る。