■一部改良でより豪華インテリアに進化
2024年8月1日、ホンダは「フィット」に一部改良を施し、同年9月5日に発売することを発表しました。
【画像】「超カッコイイ…!」 これが「新型フィット」です!(50枚以上)
フィットは2001年に登場したコンパクトカーです。
ホンダ独自のセンタータンクレイアウト採用により、小型ながら広々とした室内空間を実現したほか、スタイリッシュなデザインなどが好評を博しています。
現行モデルは4代目で2020年にデビュー。
視界や乗り心地・座り心地、使い心地など、4つの「心地よさ」を高め、内外装を一新しました。
パワートレインには2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を設定し、走行性能と燃費を向上したほか、先進運転支援の「ホンダセンシング」を全モデルで標準装備するなど、安全性も高められています。
2022年10月にはマイナーチェンジが実施され、スポーティな「RS」が追加されたほか、内外装デザインのリフレッシュ、パワートレインの出力向上、ホンダセンシングの機能向上も図られました。
ボディサイズは全長3995-4095mm×全幅1695-1725mm×全高1515-1570mm、ホイールベースは2530mmです。
現行フィットの大きな特徴として、従来はグレードを装備の違いによって分別していたのに対し、内外装のコーディネートによって差別化を図った点があります。
現在では、エントリーグレードの「BASIC(ベーシック)」、ナチュラルかつリラックス性を高めた「HOME(ホーム)」、SUV風の「CROSSTAR(クロスター)」、パフォーマンスを追求した「RS(アールエス)」、最上級グレードの「LUXE(リュクス)」と、5つの個性豊かな5グレードをラインナップし、ユーザーの好みに合わせて選択することができるようになりました。
パワートレインは1.5リッターの直列4気筒エンジンを搭載したガソリンエンジンモデルと、走行用と発電用の2モーターを備えたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルが設定されています。
そして今回の一部改良では、新たにオートリトラミラーや全席オートパワーウィンドウ、助手席シートバックポケット、ラゲッジルームランプを全グレードに標準装備となったのにくわえて、各グレードに新たな装備が追加されました。
ホームには本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、またハイブリッドモデルの「e:HEV ホーム」には運転席シートバックポケットを追加。
またクロスターには、本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、運転席シートバックポケット、アームレスト付センターコンソールボックス(ドリンクホルダー付)のほか、ガソリンモデルにはシートバックスマートフォンポケットも新たに装備されます。
一方でRSとリュクスには運転席シートバックポケットのほか、RSのガソリンモデルにはシートバックスマートフォンポケット、e:HEVモデルにはリアセンターアームレストが追加装備となりました。
これらによって、日常での使い勝手をさらに高められています。
アップデートが施されたフィットの価格(消費税込)は、172万400円から284万6800円で、2024年9月5日から発売されます。
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