車種別・最新情報 [2025.03.19 UP]
ジムニーノマド徹底ガイド【1】コンセプト&プロフィール
新型「ジムニーノマド」にピッタリ 1台3役の後付けアームレスト
《SUV最前線》噂の5ドア仕様が正式発表!
海外で話題を集めていた、ジムニー5ドアモデルの国内導入を1月30日に発表。発売は4月3日からとなるが、そのサブネームにはスズキが大事に温めていた「ノマド」が与えられるなど、その期待の高さは明らか。ジムニー&ジムニー シエラと同様に相当な人気を集めるのは必至。大ヒット間違いなしの注目車の全貌をお伝えしよう。
●文:川島茂夫 ●写真:奥隅圭之
新型ジムニー ノマド《コンセプト&プロフィール》
タフネスに日常性をプラス。SUV選びの本命にもなりうる
ジムニーには「アウトドア達人」という言葉がしっくりとくる。軽自動車ながらも悪路走行ならば、トップクラスの性能を備えた本物のオフローダーであるのは間違いない。2018年に登場した現行型は、時代の変化に合わせて快適性や安全性、走行性能、さらにデザインの洗練を進めているが、やはりその本質はオフローダーだ。
そんなジムニーを乗用車にアップグレードしたモデルが「ジムニー シエラ(以下シエラ)だ。シャシー及び車体骨格はジムニーと共通だが、軽規格の制限がなくなったことで性能面が大きく向上。ただ、ボディは依然として3ドアになるため、人や荷物の移動や積載性はジムニーと大差なく、レジャーや仕事である程度の荷物を積む場合は、実質二人乗りとなってしまうのが泣き所だった。
この弱点を改善すべくジムニーファミリーに新たに加わったモデルが5ドア仕様の「ジムニー ノマド(以下ノマド)」だ。シエラのオフローダーとしての基本性能を継承しつつも、キャビン実用性の向上を図ることで、適応用途の拡大を図っていることが特徴。
最上位モデルとして位置づけられることもあって、内外装や装備も向上している。ハード&タフネスな4WDキャラに加えて、日常的な乗用車感も高まって新しい魅力を作り出している。ちなみにノマドの車名は、初代エスクードの5ドア仕様に付けられたサブネームであり、シエラと新ノマドとの関係にも当て嵌まる。
それでいて生命線ともいえるシャシーは、軽ジムニーやシエラと同様にラダーフレームと前後リンク式リジッドアクスルの組み合わせを採用している。キャビンスペースの拡大のためラダーフレームを340mm延長しているが、サスリンク(アーム)などのサス設計はシエラと共通だ。踏破性の基準となる寸法スペックこそ、ごく僅かな低下が示されているが、実質的な悪路対応力はシエラと同等と理解していいだろう。
パワートレーンはシエラに採用されている1・5ℓの4気筒NAを搭載。トランスミッションはトルコン式の4速ATと5速MTを用意。4WDシステムは本格オフローダーでは定番の副変速機付きパートタイム式で、2WD/4WD高速/4WD低速の3モードを選ぶことも可能。
ほかにもアイドリングストップや先進運転支援など、時代に応じた機能も採用しているが、基本的な走行ハードウェアは、働くクルマ的な手堅さとタフネスを主とした設計であり、それらはシエラ&ノマドがコンパクトSUVで唯一無二の本格オフローダーであることの証明でもある。
ジムニーファミリーとしては最上位となり、ファミリー&レジャーへ間口を拡大したキャビンと本格オフローダーの性能の融合は、コンパクトSUV選びに新たな選択肢になるのは間違いない。車種設定としてはシエラの5ドアバリエーションだが、コンパクトSUVを狙うユーザーにとっても見逃せない一車になるだろう。
発表まもなく5万台を超える受注を獲得。あっという間にオーダーストップへ
1月30日に都内で開催された発表会では、スズキの鈴木俊宏社長が、その魅力をプレゼンテーション。スズキとしてもかなり期待していることをアピールしたが、その4日後の2月3日に注文が約5万台を突破し、計画販売台数を大幅に超えていることを公表。同時に注文の受付を一時的に停止することも発表されている。ちなみにジムニー ノマドが予定していた月あたりの計画販売台数は1200台となるため、4日間で約42か月分の受注を集めたことになる。スズキは「早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。」とコメントしているが、しばらくは入手困難な状況が続くのは間違いなさそうだ。
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