もくじ
ー 自動運転タクシーの実現で大幅な黒字に
ー 2年以内にはステアリングもペダルもないクルマを製造
テスラ 技術者を引き抜き アップル、フェイスブック、GMなどから
自動運転タクシーの実現で大幅な黒字に
テスラのイーロン・マスクCEOは、22日に開催された「テスラ・オートノミー・インベスター・デイ」で、新たな野心的目標を展開した。
この投資家向けイベントでは、米国のEVメーカーであるテスラに収益をもたらす計画について、さらなる説明が行われた。
今年最初の世界的な株価高騰の後、テスラの株価は下降を続けているという懸念がウォール・ストリートにある。一方で短期的な問題としては、世界的な納車に向けた準備が行き詰まっていることが証明されている。
イーロン・マスクは、2020年に「自動運転タクシー」のネットワークを設立することによって、テスラのキャッシュフローは「大幅に黒字になる」と予想。この自動運転は「どこでも承認されるとは限らないだろうが」と認めながらも「少なくともある地域では、来年内に承認を得る自信がある」と語った。
テスラの掲げる目標は予定通りに実現しないという批判があることを認めつつ、マスクは次のように語った。「われわれはこれまで、やると言ったことは実際にやってきました。自動運転タクシーについても同様です。批判されるのは、それが予定の期間内に間に合わない場合があるということだけです」
2年以内にはステアリングもペダルもないクルマを製造
完全自動運転の実現に対し、たびたびマスクは楽観的な態度を示してきたが、実際には彼が口にした計画よりも遅れているのではないかという意見もある。先月、テスラは自社開発の新しいハードウェアによる完全自動運転機能を搭載したクルマの出荷を開始した。
報道によれば、テスラは2019年末までに無線ソフトウェア・アップデートによってこのシステムの準備を整え、2020年にはこのシステムを「安全に」使用可能にすることを目指しているという。
マスクは今年1月、完全自動運転システムは今年中に承認を受けるとアナリスト達に約束した。彼は22日、次のように付け加えた。「おそらく2年以内に、われわれはステアリングホイールもペダルもないクルマを製造するようになるでしょう」。
もし、このシステムが完全に安全であるとの承認を得られれば、2020年内には自動運転タクシーのサービスが認可されるだろう。
タクシーの車両は基本的に市販モデルをベースにしたもので、ユーザーはスマートフォンのアプリを使ってこれらのクルマを呼び、利用できるようになることをテスラは目指している。しかし、このネットワークを拡大するなら多数の新車を投入する必要があるだろう。
22日のイベントで、マスクは近い将来、テスラのオートパイロット・システムに「アグレッシブ・モード」を追加する計画についても明らかにした。これは「フェンダーがへこむ可能性をわずかにもたらす」が、「ロサンゼルスの渋滞をナビゲートする唯一の方法」であるという。
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