WRCラリージャパンDAY4のSS18では、ヒョンデのティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ組がステージ優勝を果たした。
SS18の舞台となる全長22.92kmの恵那市SSは、昨年からスタート位置が明知鉄道の山岡駅付近に変更され、観戦エリアが拡充。WRCラリージャパン仕様のラッピングが施された列車と多くの観客が見つめる中、SS18が8時から開始された。
■トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンでステージ優勝8回の活躍も勢い余ってサービスパークで速度違反。罰金対象に
DAY4のオープニングステージとして行なわれたSS17から前日の雨や雪の影響が残る状況は変わらず。気温は10度を下回り、ステージ終盤には軽く霧がかかる状況だった。
ところにより落ち葉や苔が路面を隠す難しい路面コンディションの中、先頭出走のヌービルは18 分09秒9のターゲットタイムを記録した。
2番出走となったトヨタの勝田貴元/アーロン・ジョンストン組はスプリット1でヌービルを上回ったものの、スプリット2以降でタイムを失い、ヌービルから6.1秒遅れてのフィニッシュ。納得のいく走行とはならず、「かなり遅く感じた」として首を横に振った。
ただ、勝田と総合4位を争うM-スポーツのオット・タナク/マルティン・ヤルヴェオヤ、ヒョンデのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組のペースは上がらず。勝田は総合5番手のタナクに0.4秒差、ラッピに25.9秒差と、DAY2でのクラッシュから着々と挽回を続けている。
総合トップ3に立つエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組、セバスチャン・オジェ/ヴァンサン・ランデ組、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組のトヨタ勢は落ち着いてSS18を走りきった。
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