この記事をまとめると
■モータージャーナリストの青山尚暉さんに「死ぬ前に乗っておきたいクルマ」を聞いた
レーシングドライバーすら陶酔! クルマ好きなら一生に一度は「所有してほしい」2台のモデルとは
■乗っておきたいクルマは年齢ごとに変わってきているが長らくずっとポルシェ911だった
■昨年に新型コルベットが登場して以来はコルベットが欲しくてたまらないクルマになった
長らく1位をキープしていた911を退けた最近の第1位は……
ボクにとって「死ぬまでにどうしても乗っておきたいクルマ」は、年齢ごとに変わってきている。免許取りたての頃はVWビートル、やがて自動車専門誌業界に入ってからはずーっとポルシェ911に憧れてきた。まわりでも「いつかは911」という人が多かった。そして憧れに終わったメルセデス・ベンツC36 AMG、夢が現実となって30代の年齢で手に入れることができたマセラティ……。
振り返れば、愛車歴のなかにスポーツカーはいない。2ドアクーペはあっても、いろいろな事情から、後席のあるクルマが必要だったのである。ここ20年は超ドライブ好きの愛犬(大型犬、中型犬、小型犬で自称自動車評論犬!? でもある)と暮らす日々だから、DOGファーストでミニバンやステーションワゴンのようなクルマに乗り継がざるを得ないのが現実だ。
では、たった今の「死ぬまでにどうしても乗っておきたいクルマ」はなんだろう。それは、アメリカ、ハワイ好き(そこで仕事もしていた)のボクが、かつて毎年秋に開催されたGMの翌年モデルの数々に乗りまくれる国際試乗会に数年続けて呼んでいただいていた頃、アメリカのアリゾナなど各地で開発者とともに弾丸試乗した経験もあるシボレー・コルベットである。
じつは、先代に当たるC7までは、広大なアメリカの岩山をぬうような絶景のワインディングロードで汗をかきながら駆け回るように走れば心底、感動できていつか手に入れたいと思わせてくれたものの、日本においては「死ぬまでにどうしても乗っておきたいクルマ」とまではいかなかった。
しかし、である。最新のC8と呼ばれる、コルベット初のミッドシップ、そしてコルベットとして初の日本仕様に右ハンドルが与えられた最新モデルは、もう、欲しくて欲しくてたまらない1台となっている。紛れもないスーパーカールックにして、ポルシェでもフェラーリでもない、ある意味ツウな選択。さらにバーゲンプライスと言っていい1250万円からの価格もまた涙モノではないか。見た目1500~2000万円なんですから。
ついに新型コルベットに乗っちゃった!
じつは、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーに、おそらくアメリカ車として初めてノミネートされ、10ベストカー取材会でサーキットを試乗できる機会にも恵まれたのだが、最新のコルベットを唄わせ、堪能するには最高のシチュエーション。軽自動車2台を含め、全12台を取材し、試乗した際、コルベットだけはこっそり(!?)3回も仕様違いを走らせたぐらい(計6周回)、ぞっこんなのである。
決定的なのは、想像を絶する運転のしやすさ。最新の国産スポーツカーよりも、と言えるぐらいで、初めてステアリングを握ったときも、車幅の広さには最初、多少緊張したものの、おそらくコルベット最後の純ガソリンエンジン、502馬力、637Nmを発生する6.2リッターのLT2アルミスモールブロックV8 OHVの轟音とともに走り始めれば、超絶なスーパーカーパフォーマンスを、あろうことかじつにリラックスしつつ味わえるのだからゴキゲン・快楽以外の何ものでもない。
コルベット史上初のBREMBO社製電子制御油圧アシストブレーキのストッピングパワーも素晴らしいの一言だから、安心でもある。
今のコルベットにはしっかり燃費計も付いていて、上り中心の山道では5km/Lを切ることがあるものの、高速道路中心のロングクルージングでは10km/L台に乗るデータもあるぐらいで、超絶パフォーマンスからすれば燃費性能もまた想定外と言っていい。
もちろん、愛車にするには、それなりに広く止めやすいアメリカンな駐車スペースが不可欠だから、現時点では諦めるしかないのだが、生きいて元気で、ちゃんと運転できる今日に、サーキットで振りまわせた体験は幸せそのもの。この先もしばらくはC8コルベットに憧れ続ける日々が続きそうだ。
10年後には世界中、電動車で溢れかえっているはずだが、シボレー・コルベットC8の泣く子も黙らせるようなカッコ良さ、V8 OHVの轟然たる記憶は、多くのスポーツカーファンとともに、永遠に忘れられないであろう。そんな1台に「死ぬ前に乗っておけて」、本当に良かった!
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