■三菱のコンパクトカーにV6搭載のモデルがあった!
コンパクトカーは、その経済性と使い勝手の良さから多くのユーザーに選ばれており、特に都市部での駐車のしやすさや、ちょっとした買い物での積載性が魅力です。
近年、燃費向上や環境負荷軽減を目的に、クルマのエンジンの小型化がますます進展しており、コンパクトカーには主に直列3気筒エンジンや直列4気筒エンジンが搭載されるのが一般的となっています。
しかし、かつて三菱は全長4.3m足らずのコンパクトボディにV型6気筒エンジンを搭載したクルマを展開していました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
【画像】「えっ…!?」 これが斬新なV6エンジン搭載の「コンパクトカー」です!(30枚以上)
そのクルマとは、1992年に登場した「ミラージュ6」です。
1991年に登場した4代目三菱「ミラージュ」は、三菱のコンパクトカーとして、当時の自動車市場に大きなインパクトを与えました。
このモデルは、同社のセダン「ランサー」と多くのコンポーネントを共有しながらも、3ドアハッチバックや4ドアセダンのバリエーション展開で、幅広いニーズに応える構成が特徴です。
さらに、後に2ドアクーペの「ミラージュ アスティ」が追加されるなど、スポーティさと実用性を兼ね備えたモデルとしても成長を遂げています。
特に注目されたのは、1992年に追加された4ドアセダンのミラージュ6です。
このクルマは、全長4290mm×全幅1680mm×全高1365mmと、現代のコンパクトカー並みのボディに、世界最小クラスの1.6リッターV型6気筒エンジン「6A10型」を搭載したモデルとなっています。
6A10型エンジンは最高出力140馬力・最大トルク147Nmを発揮し、コンパクトカーにおいても高いパフォーマンスと滑らかなエンジンフィールを提供することを目的として開発されました。
この時期、ミラージュは単なる経済性を追求するクルマではなく、上質な乗り心地とパフォーマンスを両立させるコンパクトカーとしての評価を高めていきました。
しかし、同年にはさらなる高性能モデル「ミラージュ サイボーグ」が登場します。
これは、1.6リッター直列4気筒エンジン「4G92型」を搭載し、最高出力175馬力・最大トルク166.7Nmを発揮するスポーツグレードでした。
サイボーグは、その圧倒的なパワーとスポーティなドライビング体験を提供することで、特にパフォーマンス志向のユーザーに支持され、人気を集めました。
これにより、V型6気筒エンジン搭載のミラージュ6は存在感を失いがちとなり、次第にラインナップの中心から外れていきました。
※ ※ ※
4代目ミラージュの登場は、三菱のコンパクトカーに対する考え方の進化を示すものでした。
ランサーとのコンポーネント共有によりコスト効率を高めつつ、独自のバリエーション展開で多様なニーズに応えるアプローチが成功したのです。
また、V型6気筒エンジンの導入により、従来のコンパクトカーのイメージを超え、上質でスポーティな走行性能をも追求する姿勢が明確に現れていました。
4代目ミラージュは、三菱の技術力と多様なニーズに応える製品展開を象徴するモデルとして、1990年代の自動車市場において重要な役割を果たしました。
そして、その後の5代目モデルでもその遺産は引き継がれ、さらに進化を遂げていきました。
このようにして、ミラージュは時代を超えて、幅広いユーザーに支持されるコンパクトカーとしての地位を確立していったのです。
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みんなのコメント
バブル期にはそういう読み違いや、売れなくても技術をアピールできればいいって車がたくさんあったねえ。今では考えられん。