現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダN-ONE新型デビュー RSグレードにFFターボ6速MT搭載

ここから本文です

ホンダN-ONE新型デビュー RSグレードにFFターボ6速MT搭載

掲載 更新 1
ホンダN-ONE新型デビュー RSグレードにFFターボ6速MT搭載

ホンダは2020年11月20日に、新型軽自動車N-ONEを発売します。長く使えて飽きがこない、末永く愛せるクルマを目指した新型には走りの楽しさを意識した「RS」グレードを設定、ホンダの軽初となるFFターボに6速MTを搭載しています。

第2世代のパワートレーンへ刷新

マツダ スカイアクティブXエンジンをパワーアップ 「マツダ3」を改良

エンジンとミッションはN-BOXなどに搭載している第2世代へとすべて刷新し搭載しました。また新規にマニュアルトランスミッションの開発も行ないました。

自然吸気のNAエンジンはロングストロークと吸気側VTECによって燃費と出力を両立。出力は43kW/58PS/7300rpm、65Nm/4800rpmで、燃費はWLTCモード平均23.0km/Lです。ターボエンジンは電動ウエストゲートを採用し、低燃費とレスポンスの向上があります。出力は47kW/64ps/6000rpm、104Nm/600orpmで、WLTCモード平均は21.8km/Lとなってます。

ミッションではRSグレードにMTを搭載しています。こちらはN-VAN用のデフケースとS660のギヤを組みあわせた専用のトランスミッションで、前進のギヤレシオはS660と同じ6速になっています(リバースのギヤ比はN-ONE専用)。

また車両の狙いがスポーツカーではなくスポーティな走りとしているため、ピークトルクリミッター・クラッチダンパーを採用し、ガツンとした振動を低減、ペダルへの振動を減らし、マイルドにつながる工夫をしています。

またCVTはRS専用の制御を行なっています。加速Gの立ち上がりが早くなるように、「Gデザイン制御」と、ブレーキ操作でのステップダウンシフト制御という2つの制御が導入されています。CVTでもスポーティに走るために、Gの立ち上がりを速くし、ダウンシフトはエンジンブレーキより加速するためのダウンシフトと考え、ブリッピングする制御になっています。




ボディ&シャシー

ホンダのボディ構造は、各社に先駆けてインナーフレーム構造を取り入れて製造されていますが、新型N-ONEももちろん、踏襲しています。そしてボディでは重量を約7%軽量化し、曲げ剛性は約12.5%アップ、ねじり剛性も約2.5%向上しました。またロール慣性モーメントも約4%低減し、ヨー・ピッチ慣性モーメントは同等となっています。




シャシーでは横力をキャンセルするコイルスプリングを採用し、AHA(アジャイルハンドリングアシスト)も採用。EPSを新制御ロジックに変更するなどスポーティな走りを意識したシャシーチューニングが随所に見られます。

安全装備を全グレード標準装備化

ホンダの先進安全システムである「ホンダセンシング」を全グレードで標準装備しました。またMTで始めてACCにも対応しました。また、車線維持支援システムも初めて採用しています。もちろん、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などにも対応しています。

商品特徴

こうした先進的な最新装備を搭載した新型N-ONEの特徴は、同じ軽ハイトワゴンのN-BOXとは役割が違うことでカニバリ(顧客を奪い合うこと)が起きないと説明しています。

N-ONEでは個性派のハイトワゴンであり、一方のN-WGNは王道であると。N-ONEを好むユーザーは自分らしさを表現できるクルマで、自分らしさを大事にするユーザー向けであるとしています。N-WGNでは日常の移動手段であったり使い勝手がよく、生活の道具的な存在であるのだとうことです。

そうした自分らしさを大事にするユーザーには、末永く愛さる商品を提供していきたいということで、本質的価値の表現、「らしさ」を打ち出す。そして根底にながれるN360を徹底的に研究したことで、人に向けられた気持ちがあるということがわかったと説明しています。

エクステリアではタイムレスデザインとし、流行に流されず、スタイル、ボディカラーを重視し、安全性能も、そして走行性能を磨くことで軽自動車の枠を超えたモデルを目指すとしています。




インテリアでは、ミニマル、くつろぎと安心、そして楽しさという3つの価値を大切に継承し進化させています。ミニマルはホンダのクルマづくりの思想であるM・M思想で、メカミニマム、マンマキシマムで無駄を徹底的に排除しています。

くつろぎと安心では、180cmの大柄の人でも足を組んでリラックスできるスペースを確保し、安心感としっかり感を重視しています。そして楽しさはまさに運転が楽しいと思えるクルマに仕上げることです。

こうしたコンセプトを背景に、モデルは3つのグレードが用意されました。「オリジナル」はナチュラルにシンプルにこだわるモデル。「プレミアム」は質感に拘ったモデル。そして「RS」は走りにこだわるモデルという3モデルです。




価格

●オリジナル
NAエンジン 660cc FF+CVT 159万9400円
NAエンジン 660cc 4WD+CVT 173万2500円
●プレミアム
NAエンジン 660cc FF+CVT 177万9800円
NAエンジン 660cc 4WD+CVT 191万2900円
●プレミアムツアラー
ターボエンジン 660cc FF+CVT 189万9800円
ターボエンジン 660cc 4WD+CVT 202万2900円
●RS
ターボエンジン 660cc FF+6MT 199万9800円

こんな記事も読まれています

【F1第7戦予選の要点】メルセデス復活の日はまだ遠いのか。想定外だった中団勢の大幅な進化
【F1第7戦予選の要点】メルセデス復活の日はまだ遠いのか。想定外だった中団勢の大幅な進化
AUTOSPORT web
トヨタはセリカの「名ばかりのGTは道を開ける」で日産を挑発! 激怒した日産はどんなCMコピーで反撃したのか?
トヨタはセリカの「名ばかりのGTは道を開ける」で日産を挑発! 激怒した日産はどんなCMコピーで反撃したのか?
ベストカーWeb
カワサキ「エリミネーター」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
カワサキ「エリミネーター」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
便利で快適なボックスシート&荷物もガッツリ積み込めるトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
便利で快適なボックスシート&荷物もガッツリ積み込めるトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
40代おじさんには涙のデキ!! ミニ四駆をトミカで再現! ソニックセイバーがマジでカッコいいゾ
40代おじさんには涙のデキ!! ミニ四駆をトミカで再現! ソニックセイバーがマジでカッコいいゾ
ベストカーWeb
広々車内でバッチリ収納! レイアウト変更なしでも快適なトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
広々車内でバッチリ収納! レイアウト変更なしでも快適なトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
フェルスタッペンが通算39回目のPP。マクラーレン勢が2-3で続く。角田裕毅は7番手【予選レポート/F1第7戦】
フェルスタッペンが通算39回目のPP。マクラーレン勢が2-3で続く。角田裕毅は7番手【予選レポート/F1第7戦】
AUTOSPORT web
バカ高い税金を抜け穴で回避!? 全国どこでも同じ値段アルトが初だった!! 維持の新車47万円を実現できたワケ
バカ高い税金を抜け穴で回避!? 全国どこでも同じ値段アルトが初だった!! 維持の新車47万円を実現できたワケ
ベストカーWeb
旧車の味はハンパない!! 2.8L直6搭載の[初代ソアラ]加速はイマイチ!? トヨタ系企業が提案する[旧車の楽しみ方]
旧車の味はハンパない!! 2.8L直6搭載の[初代ソアラ]加速はイマイチ!? トヨタ系企業が提案する[旧車の楽しみ方]
ベストカーWeb
ファイナルラップの大逆転劇。ウイリアムズ育成コラピントが初優勝果たす/FIA F2第4戦レース1
ファイナルラップの大逆転劇。ウイリアムズ育成コラピントが初優勝果たす/FIA F2第4戦レース1
AUTOSPORT web
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦オートポリスは野中誠太が優勝を飾る
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦オートポリスは野中誠太が優勝を飾る
AUTOSPORT web
あと1~2周あれば……ノリス、0.7秒差で2勝目逃し悔しさ吐露「フェルスタッペンを捉えられたはず」
あと1~2周あれば……ノリス、0.7秒差で2勝目逃し悔しさ吐露「フェルスタッペンを捉えられたはず」
motorsport.com 日本版
[新事実]10年でバッテリーが壊れるは嘘!? 最近のハイブリッドはマジで頑丈だぞ
[新事実]10年でバッテリーが壊れるは嘘!? 最近のハイブリッドはマジで頑丈だぞ
ベストカーWeb
「こうなると思ってました」「なぜかギヤが入らない」「アウトラップは任せて」【SF Mix Voices 第2戦予選(1)】
「こうなると思ってました」「なぜかギヤが入らない」「アウトラップは任せて」【SF Mix Voices 第2戦予選(1)】
AUTOSPORT web
ジープ・アヴェンジャー 詳細データテスト 低重心ゆえの良好な操縦性 日常的な乗り心地には注文あり
ジープ・アヴェンジャー 詳細データテスト 低重心ゆえの良好な操縦性 日常的な乗り心地には注文あり
AUTOCAR JAPAN
信頼関係が生んだ“ターゲット1.5倍の過激なセットアップ”。小池エンジニアが振り返る岩佐歩夢の予選PP劇
信頼関係が生んだ“ターゲット1.5倍の過激なセットアップ”。小池エンジニアが振り返る岩佐歩夢の予選PP劇
AUTOSPORT web
フェルスタッペン、覚醒ノリスの追撃振り切り優勝。角田裕毅は10位で母国戦RBにポイント届ける|F1エミリア・ロマーニャGP決勝
フェルスタッペン、覚醒ノリスの追撃振り切り優勝。角田裕毅は10位で母国戦RBにポイント届ける|F1エミリア・ロマーニャGP決勝
motorsport.com 日本版
いいクルマだったなぁ…… 「走り」にこだわったマツダ3代目プレマシー新車時試乗記プレイバック
いいクルマだったなぁ…… 「走り」にこだわったマツダ3代目プレマシー新車時試乗記プレイバック
ベストカーWeb

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

166.2208.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0239.8万円

中古車を検索
N-ONEの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

166.2208.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0239.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村