氷のタイヤを履いて走る レクサスの異色PV

氷でできたタイヤでクルマは走るのか？　そんな普通には思いつきもしない疑問に、レクサスが回答を示した。答えは「Yes」。イギリスのレクサスが公開した今回の映像では、プレミアムコンパクトSUV「NX」が氷のタイヤを装着して走行する姿を見られる。

いま勢いに乗るレクサス。今年プレミアムクロスオーバーの新型「RX」や最上級SUV「LX」などを国内市場に投入し、1-11月の累計販売台数は前年比6.6％増と好調だ。

レクサスはプロモーション映像もユニークなものが多い。折り紙で実寸のクルマを再現したプロジェクト「折り紙カー」（関連記事：http://carview.yahoo.co.jp/news/market/20151007-10231356-carview/）では、ボール紙でプレミアムセダン「IS」の車体を再現し、“匠の技”をアピールしてみせた。

今回の「氷のタイヤ」の映像では、困難なことへの挑戦と驚きをわかりやすく見せている。重い自動車の車体を氷のタイヤで支えるとなると、重量計算や温度管理な様々な準備が必要であったと想像できるが、そうした物理的限界への挑戦や知的好奇心の探求が、レクサスらしさを感じさせて憎い。次はどんな挑戦を見せてくれるのか。次作にも期待したい。