■トヨタのSUVミニバン「シエンタ クロスオーバー」って何者?
2022年8月23日に発売されたトヨタのコンパクトミニバン新型「シエンタ」は、その扱いやすいコンパクトさと7人乗車できる使い勝手の良さからデビュー以来好調な売れ行きを維持している人気モデルです。
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新型シエンタは前後バンパーやサイドボディに無塗装の樹脂製パーツを採用した、”ちょっとアウトドア風”にも感じられるデザインも人気の一役を担っていますが、そんなシエンタの先代モデルに”より本格的なSUV仕様”となる派生車「シエンタクロスオーバー」が海外で存在していたことはあまり知られておりません。
シエンタクロスオーバーとは一体どんな仕様のモデルで、どのようなデザインをしていたのでしょうか。
シエンタは、全長や全高を抑えたコンパクトなボディに、使い勝手の良い3列シートと両側スライドドアを装備するコンパクトミニバンです。
2003年に初代モデルが登場し、2015年には2代目モデルにバトンタッチ。前述したように2022年8月には7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした3代目モデルが発売しています。
乗降性のよい低床設計や後席両側スライドドア、豊富なシートアレンジなどの特徴が国内のみならず海外でも高い評価を獲得し、2016年からは台湾でも発売され、台湾市場の小型MPV(ミニバン)販売において首位を連続して獲得する人気モデルとなりました。
そんなシエンタに初となるSUVモデルとなる「シエンタクロスオーバー」が登場したのは2020年12月のこと、トヨタの台湾総代理店である和泰汽車から発表されました
ボディ前後にスキッドプレート調の装飾が施された、いかにもアウトドア映えしそうなデザインに加えて、ルーフレールといったSUVテイストを高めるパーツを随所に採用し、ベースモデルと大きく差別化してます。
サスペンションは専用にチューニングされ全高も20mmアップし、悪路走破性の向上とともにコーナリング時のロールも抑制。運転時の視界もより優れたものになりました。
後席スライドドアにはクロスオーバーモデルと主張する「CROSS」の文字が刻印されアクティブな印象ですが、その反面、内装はブラウン基調の大人っぽいシックな雰囲気にまとめられました。
その他、日本で販売していた2代目シエンタとの違いとしては、台湾仕様のシエンタクロスオーバーは全車含めて搭載エンジンが1.8リッターガソリンエンジン一本となっており、ハイブリッド仕様の設定が無かった点が挙げられます。
日本のシエンタにはこのようなSUV仕様となるモデルはありませんが、フロントグリルやドアハンドルなどにブラック加飾を採用してアウトドア風味をもたせた特別仕様車「グランパー」が2代目シエンタには設定されていました。
新型シエンタをベースとして、シエンタクロスオーバーのようにサスペンションにまで手を加えたSUVモデルが今後日本にも導入されたら、長らく続いているSUV人気も相まって高い支持を集めるかもしれません。
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