現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 低燃費22.8km/ℓを実現!ルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」にE-TECH HYBRIDモデルが登場

ここから本文です

低燃費22.8km/ℓを実現!ルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」にE-TECH HYBRIDモデルが登場

掲載 2
低燃費22.8km/ℓを実現!ルノーのコンパクトSUV「キャプチャー」にE-TECH HYBRIDモデルが登場

100%モーター駆動によるEVモードで発進、スムーズな変速で加速

ルノー キャプチャーは、しなやかなアスリートの筋肉を彷彿させる躍動感とエレガントな曲線が表現する官能性を併せ持つ、洗練されたフレンチデザインが際立つエクステリアに、クラスを超えた高い質感のインテリア、そして先進の運転支援システムによる快適な運転環境が特徴のコンパクトSUV。

かなりお買い得!?高い走破性を追求したジープ・コンパスの限定モデル「Longitude 4×4」

そんなルノー キャプチャーに、同社が独自に開発した軽量・コンパクト、ダイレクトかつ スムーズなドライブフィールが特徴のハイブリッドシステムE-TECH HYBRIDを搭載したルノー キャプチャー E-TECH HYBRIDが新たにラインアップ。9月1日(木)より販売が開始される。

100%モーター駆動によるEVモードで発進し、スムーズかつダイレクトな変速で加速していくE-TECH HYBRIDは、市街地では静かでスムーズな走りを、郊外ではレスポンスの良い爽快な走りをもたらす。また、ハイブリッド車のイメージを覆す走りの良さだけでなく、22.8km/L(WLTCモード)の輸入車SUV No.1の燃費性能も実現。

ルノー キャプチャー E-TECH HYBRIDは、バックする際の安全性を高めるリアクロストラフィックアラート、10.2インチフルデジタルインストゥルメントパネルを装備するほか、メーカーオプションとして「レザーパック」(運転席電動調整機能付レザーシート)を選ぶこともできる。

輸入車SUVトップの燃費性能を達成

このE-TECH HYBRIDは、F1で培ったノウハウを活用し、ルノーが独自に開発したハイブリッドシステムとなる。メインモーターであるE-モーターとHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーター、1.6L 4気筒自然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐトランスミッションの電子制御ドッグクラッチマルチモードATで構成され、従来のパワートレーンにはないダイレクトかつスムーズなドライブフィールと、低燃費を実現。ルノー キャプチャー E-TECH HYBRIDの燃費は、22.8km/L(WLTCモード)と、輸入車SUVトップの燃費性能を達成した。

1.6Lエンジンには、アライアンスエンジンのHR16が採用されているが、E-TECH HYBRIDに合わせてエンジンマッピング、ピストン、コネクティングロッド、クランクシャフトなど、いくつかのパーツが新たに開発された。このE-TECH HYBRIDで、ルノーは150以上の特許を取得している。

また、電子制御ドッグクラッチマルチモードATは、モータースポーツで使用されるドッグクラッチを採用することで、一般的なクラッチやシンクロナイザーを省き、軽量化とコンパクト化を図ったギアボックスとなっている。モーター側に2つ、エンジン側に4つのギアを持ち、これらギアを組み合わせた12通りの変速比でモーター、エンジンそれぞれから動力を切れ目なく、効率よく引き出すことができる。

革新的なハイブリッドシステム

さらにE-TECH HYBRIDは、モーターとエンジンを走行状況に応じてもっとも効率良く組み合わせて燃費の向上、排出ガスの削減を達成するとともに、レスポンスのよい快適な走りが楽しめる。発進時は、エンジンを使用せずに低速域で効率の高いモーターのみで駆動。このため、すぐに力強いトルクを得ることができ、スムーズでレスポンスのよい発進が可能となる。加えて中速域では、モーターとエンジンを最適に組み合わせることで、素早いレスポンスと息の長い加速が得られる。

なお、従来のハイブリッド車があまり得意としてこなかった高速域では、巡行時には効率の高いエンジンを積極的に使用し、追越し時にはエンジンにモーターのアシストを加えることで、力強い加速を得ることができる。

そしてブレーキペダルを踏んで減速する際には、回生ブレーキが作動し、減速エネルギーを回収してバッテリーを充電。さらに制動力が必要な場合は、ブレーキパッドを介して「機械的」なブレーキが作動する。またギアポジションをB(ブレーキ)位置にするとエネルギー回生能力が高まり、より多くのエネルギーを回収することができる。

ルノー キャプチャー E-TECH HYBRIDには、1.2kWh(250V)の駆動用バッテリーを搭載。市街地走行時には、このバッテリーに充電された電気で積極的にモーターのみで走行し、燃費向上に貢献。減速エネルギーを回収した際には、このバッテリーに充電される。

F1を始めとするモータースポーツで使用されるドッグクラッチを採用

ルノーでは、モータースポーツの開発部門と市販車の開発部門の間で人的、技術的交流が頻繁に行われている。このE-TECH HYBRIDの開発においても、ルノー/アルピーヌF1が培ってきたハイブリッドのハードウェアの技術とノウハウ、そしてエネルギーマネジメント分野の経験とノウハウを、市販車の開発部門が活用。

ハードウェア面では、電子制御ドッグクラッチマルチモードATに、F1を始めとするモータースポーツで使用されるドッグクラッチを採用することで、軽量化、コンパクト化を果たすとともに、ダイレクト感溢れるドライブフィールを実現した。

エネルギーマネジメントの分野では、F1チームがエンジンと2つのモーターを組み合わせたパワーユニットの効率を高め、F1マシンを速く走らせるために膨大な走行データをAIを使ってシミュレーションして開発しているソフトウェアを、E-TECH HYBRIDの開発に活用した。

このソフトウェアの活用によって、高い燃費性能はもちろん、モーターとエンジンそれぞれが得意とする領域で性能を最大限に引き出すことができ、街中でのスムーズなストップアンドゴー、追越し時や高速道路での力強い加速など、従来のパワートレーンを凌ぐドライブフィールを実現している。

【ルノー キャプチャー E-TECH HYBRID専用装備】

⚫︎リアクロストラフィックアラート
シフトレバーをリバースに入れた際、この車両の左右後部に接近する車両を検知すると、ドアミラー内の表示灯の点灯と7インチ マルチメディア EASY LINK (イージーリンク)タッチスクリーンの後方映像の画面表示により注意を促す。
⚫︎10.2インチ フルデジタルインストゥルメントパネル
⚫︎シフトベース E-TECHロゴ
⚫︎リアゲートE-TECHロゴ
⚫︎パッケージオプション「レザーパック」(レザーシート+運転席電動シート)

【メーカー希望⼩売価格】

キャプチャー E-TECH HYBRID 3,740,000円(税込)
キャプチャー E-TECH HYBRID レザーパック 3,890,000(税込)

【主要諸元】

全長:4,230mm
全幅:1,795mm
全高:1,590mm
ホイールベース:2,640mm
車両重量:1,420kg
■モーター
E-モーター(メインモーター):36kw(49ps)/205Nm
HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター):15kw(20ps)/50Nm
■エンジン
1.6L 4気筒自然吸気 エンジン:69kw(94ps)/148Nm
トランスミッション:電子制御ドッグクラッチマルチモードAT
燃料消費率(WLTCモード):22.8km/L
市街地モード(WLTC-L):20.4km/L
郊外モード(WLTC-M):24.1km/L
高速道路モード(WLTC-H):22.6km/L

関連情報:https://www.renault.jp/

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

こんな記事も読まれています

角田裕毅、冷却系の問題で走行時間をロス、新型ウイングは使用中止に「ペースも不足。原因を突き止めたい」F1第10戦金曜
角田裕毅、冷却系の問題で走行時間をロス、新型ウイングは使用中止に「ペースも不足。原因を突き止めたい」F1第10戦金曜
AUTOSPORT web
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
くるまのニュース
【MotoGPライダーの足跡】中上貴晶選手、9歳の転機。「カートは危ないから、2輪がいい」
【MotoGPライダーの足跡】中上貴晶選手、9歳の転機。「カートは危ないから、2輪がいい」
バイクのニュース
日本限定、レンジローバーに特別仕様車…日本文化と英国とのつながりを表現
日本限定、レンジローバーに特別仕様車…日本文化と英国とのつながりを表現
レスポンス
駐車場では「タイヤ止め」から離して止めるべし!! 愛車の寿命を伸ばす習慣3選
駐車場では「タイヤ止め」から離して止めるべし!! 愛車の寿命を伸ばす習慣3選
ベストカーWeb
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
「P10プリメーラ」を「ブルーバード」から乗り換えて増車! 日産マニアが歴代愛車に装備したのは「グラフィックイコライザー付きオーディオ」
Auto Messe Web
けっこう使う言葉だけど説明できない「バイパス」! 一体どんな道路を指す?
けっこう使う言葉だけど説明できない「バイパス」! 一体どんな道路を指す?
WEB CARTOP
スーパーフォーミュラ第3戦決勝日はウエットコンディションに。日曜フリー走行は岩佐歩夢がホームストレートでスピンし赤旗終了
スーパーフォーミュラ第3戦決勝日はウエットコンディションに。日曜フリー走行は岩佐歩夢がホームストレートでスピンし赤旗終了
motorsport.com 日本版
BMW、2025年は新チームでスーパーバイク世界選手権に挑戦
BMW、2025年は新チームでスーパーバイク世界選手権に挑戦
レスポンス
ホンダ 新型「シビック」初公開! 3年ぶり顔面刷新に「カッコよくなった」の声も! 精悍デザインの「新モデル」米での“先行発表”に反響集まる
ホンダ 新型「シビック」初公開! 3年ぶり顔面刷新に「カッコよくなった」の声も! 精悍デザインの「新モデル」米での“先行発表”に反響集まる
くるまのニュース
元々の意味を知ってる? ヘッドライトのバツ印
元々の意味を知ってる? ヘッドライトのバツ印
バイクのニュース
決勝でもマクラーレン優勢? レッドブルF1重鎮マルコ、フェルスタッペンのスペインGP予選2番手で“ホッと一息”
決勝でもマクラーレン優勢? レッドブルF1重鎮マルコ、フェルスタッペンのスペインGP予選2番手で“ホッと一息”
motorsport.com 日本版
280馬力モーター搭載の「ヴェローチェ」仕様、アルファロメオ『ジュニア』に設定…欧州市場
280馬力モーター搭載の「ヴェローチェ」仕様、アルファロメオ『ジュニア』に設定…欧州市場
レスポンス
カーナビを購入した後に感じる不満TOP3、3位道案内がわかりづらい、2位地図の更新が面倒、1位は?
カーナビを購入した後に感じる不満TOP3、3位道案内がわかりづらい、2位地図の更新が面倒、1位は?
@DIME
自転車がサイドミラーに「ゴン!」その時どうする!? あなたも被害者・加害者になるかも! お互い「知らんぷり」が絶対ダメな理由とは
自転車がサイドミラーに「ゴン!」その時どうする!? あなたも被害者・加害者になるかも! お互い「知らんぷり」が絶対ダメな理由とは
くるまのニュース
夏は、すぐそこまで来ている! 暑い日にバイクに乗る際の注意点
夏は、すぐそこまで来ている! 暑い日にバイクに乗る際の注意点
バイクのニュース
メルセデス旗艦SUV『GLS』がダウンサイジング!? 電動化でV8と決別か、デザインを予想
メルセデス旗艦SUV『GLS』がダウンサイジング!? 電動化でV8と決別か、デザインを予想
レスポンス
最強のND型「ロードスター」街のディーラーで実車展示中! 日本仕様初の2リッターエンジン車「マツダスピリットレーシング」の実力とは
最強のND型「ロードスター」街のディーラーで実車展示中! 日本仕様初の2リッターエンジン車「マツダスピリットレーシング」の実力とは
VAGUE

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

337.0439.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0389.9万円

中古車を検索
キャプチャーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

337.0439.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0389.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村