メルセデスのジョージ・ラッセルは、マクラーレンが圧倒的な強さを誇っており、すでに現行F1マシンの開発を中止し、2026年のマシン開発に集中できるほどのアドバンテージを持っていると考えている。
マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリはオーストラリアGPでフロントロウを確保し、ノリスは3番手のレッドブルのマックス・フェルスタッペンにコンマ4秒近い差をつけた。
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各チームが現行マシンのさらなる改善と、レギュレーションが大きく変更される2026年マシン開発の間で適切なバランスを見出そうとしている中、予選4番手となったラッセルはマクラーレンが圧倒的なアドバンテージを手にしているという。
「彼らはアドバンテージを持っている。なぜなら彼らは今、開発を中止して2026年に集中することができるからだ。(他チームが)覆すのが難しいギャップがあるからね」
そうラッセルは語った。
「レッドブルは(2024年)シーズンを誰よりも速い状態でスタートしたが、開発という点では追い抜かれることはなかったと思う。レッドブルはクルマにいくつかのもの(アップデート)を持ち込み、後退していったんだ。開幕にコンマ6秒のアドバンテージがあったとして、1年を通してコンマ6秒も見つける人はいない。だから、マクラーレンは現在、そして将来に向けて最高の位置にいる」
ラッセルはマクラーレンがタイヤの摩耗を抑える方法を発見したと確信している。日曜日の決勝レースは雨の予報だが、もしレースがドライコンディションで行なわれれば、その点でもレースで有利に働いていたはずだと語った。
「誰のレースになるかは分からない。雨が降ったときの常だね。でももしドライだったら、レースペースではマクラーレンとのギャップは広がるだろうね」
「すべてはタイヤの影響だ。セクター3で強いのはタイヤのおかげだ。彼らは何かとても特別なことをしている。それは間違いない。僕達はもっと接戦になることを望んでいたけれど、それが現実だった」
予選ではマクラーレン勢がフロントロウを独占。その後ろにフェルスタッペンとラッセルが並んでいる一方で、フェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンがグリッド4列目に後退。5番手にレーシングブルズの角田裕毅、6番手にウイリアムズのアレクサンダー・アルボンと、昨年までの中団勢が食い込んできている。
「予想していた通りだ。マクラーレンが余裕の差でトップに立ち、あとは自分たち、レッドブル、フェラーリの間で誰が前に出てもおかしくないシーズンだと感じている」
そうラッセルは付け加えた。
「しかしユウキやハジャー(レーシングブルズのアイザック・ハジャー/予選11番手)のようなサプライズもある。ウイリアムズは予選で素晴らしいペースを見せたが、レースに関してはこれからだ」
一方マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、フェラーリがポテンシャルをフルに発揮できていないと感じているため、予選での好調ぶりに浮かれてはいない様子だ。
「マクラーレンとフェラーリの差には確かに驚いているが、その差を額面どおりに受け取ってはいない」
「赤いクルマのポテンシャルがもっと高いのは明らかだ。今日はいくつかの理由でそれを今日発揮できなかった。予選までのすべてのセッションで、そしておそらくバーレーン(プレシーズンテスト)でもそれを見てきた。だからフェラーリは間違いなく優勝候補の一角だと現実的に考えている」
「Q3ではランドとオスカーが力強い走りを見せた。それがチームの競争力について少し楽観的すぎるイメージを作り出しているかもしれない」
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