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プラグインハイブリッドSUVのコスパ王! ライバル比100万円は安い本格SUV「エクリプスクロスPHEV」の買い得グレードは?

掲載 更新 48
プラグインハイブリッドSUVのコスパ王! ライバル比100万円は安い本格SUV「エクリプスクロスPHEV」の買い得グレードは?

三菱のノウハウを詰め込んだモデル
「三菱 エクリプスクロス」は2020年末に大幅改良が実施され、PHEVモデルが追加されました。プラグインハイブリッドSUVと言えばココ1~2年で新型車が続々と登場した現在流行りのジャンルですが、「エクリプスクロスPHEV」が登場したころはまだプラグインハイブリッドSUVが少なく、先駆者とも言える存在でした。

そんなエクリプスクロスPHEVの購入を検討する場合、選ぶべきグレードはどれなのか? 他のプラグインハイブリッド車と比べた場合はどうなのでしょうか?

三菱 エクリプスクロスは中間グレードのGがお買い得、予算があればPHEV。ライバルのヴェゼルやXVと比べると?

エクリプスクロスPHEVは既に販売されていたアウトランダーPHEVのPHEVシステムを継承したプラグインハイブリッドSUVモデルとして登場しました。

バッテリーの容量は13.8kWhで、WLTCモードで57.3kmのEV航続距離を実現しています。エンジンは2.4L直列4気筒エンジン。プラグインハイブリッドシステムとの組み合わせでWLTCモード16.4km/Lという燃費性能を誇ります。

三菱がラリーなどで長年培ってきた4WDのノウハウが生かされているのもこのクルマの特徴。前後に1機ずつモーターを搭載するツインモーター4WDとなっていて、これを三菱の4WDシステムであるS-AWC(Super-All Wheel Control)で制御。あらゆる場面で安定した走行を実現するほか、運転も楽しめる4WDとなっていて、プラグインハイブリッドだからといって単純にエコなモデルというわけではないのが面白いところです。

>>三菱 エクリプスクロスPHEVのカタロググレードをチェックする
>>三菱 アウトランダーPHEVのカタロググレードをチェックする

グレード選びはGをベースにするのがオススメ
エクリプスクロスPHEVのグレード展開と値段は以下の通り。

P:451万円~
G:424万500円~
M:384万8900円~

中間グレードのGにあって、エントリーグレードのMにない標準装備としては…
・LEDヘッドライト
・前席シートヒーター
・運転席パワーシート
・後側方車両検知警報システム
・後退時車両検知警報システム
・レーダークルーズコントロール(全車速ACC)
などが挙げられます。

Mにオプション設定となっているLEDヘッドライトやLEDフォグランプ、前席シートヒーターなどを選ぶことでGとの差を埋めることは出来ますが、運転支援システムがオプションでも用意されないのがネック。特に高速道路での長距離移動時の疲労を軽減してくれるレーダークルーズコントロール(ACC)が装備できないのは痛い点と言えます。

>>三菱 エクリプスクロスPHEVのカタロググレードをチェックする

最上級Pと中間Gグレードの違いは意外に少ない
中間グレードのGはMよりも39万1600円高くなります。最上級グレードのPと標準装備で違いを挙げるとするならば、スマートフォン連携ナビゲーションシステムで、Gには23万1000円のオプション。Pとの価格差が26万9500円なので、Gを選択してこちらのオプションを装着するというのもアリでしょう。

最上級グレードPはスマートフォン連携ナビゲーションシステムの標準装備に加えて、8スピーカーで構成されるミツビシパワーサウンドシステムが、このPにのみ用意されるオプションとなります。純正の音響システムにこだわりたい人はP一択でしょう。

ここまで挙げた以外のオプションを見ていくと、基本的にGとPどちらを選んでも追加金額は変わりません。つまり音響にそこまでこだわらないという人であれば、中間グレードGを選んで自分が好きなオプションを選ぶのが良いと言えます。

人気が高そうなオプションとしては本革シート+助手席パワーシート+後席シートヒーターのセットオプション(20万9000円)や電動パノラマサンルーフ(15万9500円)が挙げられます。

>>三菱 エクリプスクロスPHEVのカタロググレードをチェックする

他のプラグインハイブリッドと比べた場合のメリットは価格
ここまでエクリプスクロスPHEVとそのグレードについて解説してきました。実際にエクリプスクロスの購入を検討する場合、気になるのが他のプラグインハイブリッドSUVたちの存在と言えるでしょう。単純にプラグインハイブリッド車としての性能だけで言えば後発である新型「アウトランダー」、「トヨタ RAV4 PHV」、これから登場する「CX-60」の方が最新=高いと言えます。その大きな理由とし、バッテリー容量が挙げられます。

バッテリー容量はそれぞれ、
アウトランダー・・・・・20kWh
RAV4 PHV・・・・・・・・18.1kWh
CX-60 PHEV・・・・・・・17.8kWh
となり、いずれもエクリプスクロスPHEVの13.8kWhよりも大容量です。当然、EV航続距離はエクリプスクロスよりも長くなります。

>>三菱 エクリプスクロスPHEVのカタロググレードをチェックする
>>三菱 アウトランダーPHEVのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ RAV4 PHVのカタロググレードをチェックする
>>マツダ CX-60 PHEVのカタロググレードをチェックする

ではエクリプスクロスの優れている点は何かといえば、値段です。ここで挙げたプラグインハイブリッドSUVよりも価格帯が約100万円前後安いのがエクリプスクロスのメリットとなります。

航続性能か値段か、この点をどのように捉えるかで、エクリプスクロスという車種選択がアリか無しかは大きく分かれると言えます。プラグインハイブリッドSUVの購入を検討する場合は、各種ライバルと比較して自身のカーライフにあった選択をするのが良さそうです。

>>三菱 エクリプスクロスPHEVのカタロググレードをチェックする

文:西川昇吾

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みんなのコメント

48件
  • 後席がもう少し広ければいいのと、荷室がもう少し広ければいいのと、総合燃費がトヨタより、かなり低いのが、弱点かと。その代わり、4WDや走りそのものはいいから、どこに価値観を置くかだよね。
  • 皆さんのコメントを見ると、意外と燃費とかリセールとか気にしてクルマ選びしてるんですね。
    そうなると燃費ではトヨタ一択?
    リセールってなるとどうなんだろ、ハリアーとかになるのかな?

    僕は燃費やリセールを考慮して愛車を選んだことが無いし、乗ってて気にしたこともありません。
    欲しい車が燃費が良かったり、買い換える時に思いのほか下取り額が高かったらまぁ良かったとは思いますが、見た目が気に入って、試乗してフィーリングが合う車を愛車にしたいですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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