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斬新すぎるニッサン「6ドア6人乗りSUVミニバン」がスゴすぎた! 超豪華“独立シート”採用! まさかの2034年に登場!?

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斬新すぎるニッサン「6ドア6人乗りSUVミニバン」がスゴすぎた! 超豪華“独立シート”採用! まさかの2034年に登場!?

■斬新すぎる「6ドア6人乗りSUV」 2034年に登場!?

 3列シートを備え大人数で快適に移動できる大型クロスオーバーSUVは、ラインナップは多くないものの、一定数支持されるボディタイプです。一般的には5ドアモデルが標準的なスタイリングとなっています。
 
 しかし、日産は過去に6ドアボディの6人乗りという斬新なスタイルの「SUVミニバン」を披露していました。

【画像】「えっ…!」 これが「6ドアSUVミニバン」です!(90枚)

 2005年1月9日から23日まで、米国デトロイトで開催された「北米自動車ショー(NAIAS・通称デトロイトショー)」で、日産は2台のコンセプトカーと7台の市販車を出展しました。

 そのうちのひとつが、日産が北米や欧州などで展開している高級ブランド「インフィニティ」のコンセプトカー「クラーザ」です。

 クラーザは「乗る人全員に快適さ、心地良さ、ゆとりを等しく提供する、将来のSUVのデザインを提案するもの」と説明しています。

 エクステリアはインフィニティブランドのSUV「FX」や「M45(日本名:フーガ)」、「ムラーノ」「スカイライン」などとも類似する、曲線的な美しさを感じさせます。

 縦に伸びたヘッドライトや楕円形状のフロントグリル、抑揚のあるワイドに膨らんだ前後フェンダーなどは、これらのモデルと共通しています。

 その一方、キャビン部は極めて斬新なスタイリングを採用。ボディ前後のグラマラスなデザインとは真逆なスクエアさを強調したものとなっています。

 フロントガラスは立っており、サイドウインドウも四角くなっているほか、ルーフはリアドア中央からテールにかけて盛り上がっており、コブのように膨らんだ形状です。

 リアウインドウもほぼ垂直ですが、下部のテールランプやリアバンパー周辺は丸みを帯びており、スクエア形状と曲線が組み合わさった斬新なスタイリングです。

 そしてクラーザ最大の特徴は、6枚ドアである点です。

 リアドアは観音開きとなっており、Cピラーがなくクオーター部も開くことで高い開放感を実現。3列目へのアクセスも良好です。

 インテリアは「自然素材と先進技術を組み合わせ、極めて贅沢なインテリア環境を創り出している」と、当時の日産は説明。

 エクステリア同様に曲線と直線を組み合わせたインパネやドアトリムに、ステッチ入りの本革素材やウッドパネル、アルミ素材、パラジウムメッキなどを組み合わせた豪華な仕上がりです。

 シート生地は「十二単(じゅうにひとえ)」や「裏勝り」など、日本の伝統的な技法をイメージし、シートバックには家紋のように「INFINITY」ロゴをあしらっています。

 6つのすべてのシートが独立しており、どこに座ってもリラックスできる空間が演出されています。

 これについては「3列目は2列目と同じくらい快適であるべきだ」という考えに基づいているもので、頭上空間、足元空間、肩空間の寸法は2・3列目で等しく設計されているといいます。

 また、1列目から3列目まで連続し、アーチを描くような形状の「センタービーム」コンソールは、各乗員のパーソナルスペースを創り出すとともに、左右へのアクセスを妨げないように格納することも可能です。

 天井は大面積のツインガラスルーフを採用しており、夜間はオーバーヘッドコンソールの照明が点灯し、くつろぎの空間を演出します。

 パワートレインやボディサイズなどは公表されておらず、デザイン以外の詳細情報は不明ですが、乗員全員が快適に過ごせるミニバン×SUVという、新時代の高級車を感じさせるものでした。

 クラーザはその独特なデザインが評価されたのか、2006年に放送されたテレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」に登場。2034年の世界を走行します。

 自動車メーカーがアニメーション作品に参画するのは、当時世界でも例をみない試みだったといいます。

 なお公開から現在に至るまで、クラーザの直接的な市販モデルは登場することはありませんでした。

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