車種別・最新情報 [2022.08.24 UP]
新型シエンタ発売 7年ぶりフルモデルチェンジ トヨタ
【トヨタ 新型シエンタ】使いやすくなって、「できる」が増えたコンパクトミニバン
Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)(アーバンカーキ)<オプション装着車>
トヨタは8月23日、コンパクトミニバン「シエンタ」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、同日より発売した。メーカー希望小売価格帯は1,950,000円~3,108,000円(消費税込み)。
7年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型シエンタ
2003年9月に誕生した「シエンタ」はこの度、7年ぶりにフルモデルチェンジ。扱いやすい5ナンバーサイズや低燃費性、価格帯はそのままに、全長や全幅を変えることなく広々とした後席空間を確保。次世代プラットフォーム「TNGA」によって一新されたパワートレーンや、最新の安全装備も採用し、パッケージングや使い勝手がさらに進化した。
また、福祉改造車両「ウェルキャブ」では、ショートスロープ等の新機能を備えたグレードを新設定するなど、ラインアップの拡充を図った。
後席への乗降性がアップした使い勝手の良い室内空間
Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)(内装色 : カーキ)<オプション装着車>
低床×フラットフロア
日常生活で扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに、室内高を従来比で20mm拡大。水平基調の低いベルトラインや、サイドガラスを立てた意匠により、広々とした室内空間を実現している。また、クラス(※1)トップレベルとなる最大1,000mm(従来型比+80mm)の前後カップルディスタンスを実現し、2列目の居住性を向上した。
従来車より好評を得ていた、低いフロア地上高や段差のないフラットなフロアは、パワースライドドア開口部の高さを1,200mm(従来型比+60mm)に拡大し、後席への乗降性を向上。世代を問わず楽な姿勢で乗降できるよう配慮されている。
バックドア開口部の高さは、従来比で15mm拡大。荷室高も20mm拡大したことで、よりスムーズな荷物の出し入れを可能とした。
※1:スライドドアや3列シートといったミニバン的要素を持つ、全長4,400mm未満のコンパクト2BOXクラス。2022年8月現在、トヨタ調べ。
ドライバーの運転操作をサポートする高度運転支援技術や、最新の安全装備
トヨタチームメイト[アドバンストパーク]
機能向上した最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。対応する事故形態を一層拡大し、より安心なドライブをサポートする。
「プリクラッシュセーフティ」は、車両、歩行者、自転車運転者に自動二輪車(昼)を加えて検知範囲を拡張。衝突回避や被害軽減に寄与し、事故割合が高い交差点での支援を拡大する。
「プロアクティブドライビングアシスト」は、ドライバーのステアリング・ブレーキ操作をサポートする機能。歩行者の横断や急な飛び出しなど、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、歩行者や自転車、駐車車両に近づきすぎないようにする。
また、高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストパーク」を設定。ハンドル操作やアクセル、ブレーキ、シフトチェンジなどの全操作を車両が支援すると共に、俯瞰映像に車両周辺の死角や目標駐車位置などを常に表示。バック駐車/前向き出庫、前向き駐車/バック出庫も可能としており、駐車時の使い勝手を向上した。
コンパクトな車体シルエットかつ、広い室内空間を叶えたエクステリア
ホワイトパールクリスタルシャイン
ダークグレー
ブラック
スカーレットメタリック
ベージュ
アーバンカーキ
グレイッシュブルー
エクステリアは、広い室内空間と取り回しの良さを具現化したデザインに。ベルトラインを水平にした大きなキャビンと、ルーミネスなウインドウを特徴とし、車体シルエットは、コーナー部を丸くすることでコンパクトに見せる「シカクマル」モチーフを採用。車体の傷付きを防ぐ サイドプロテクションモールは、気兼ねなく使えるツール感を表現した。
ダークグレー×スカーレットメタリック
ダークグレー×グレイッシュブルー
ボディカラーは、「アーバンカーキ」や「スカーレットメタリック」などを取り入れた全7色展開に。加えて、ダークグレーのルーフ色と組み合わせたツートーンカラーは、「スカーレットメタリック」「グレイッシュブルー」の2色から選択可能とした。
統一感を演出する「シカクマル」モチーフを採用した開放的なインテリア
シエンタ Z(ハイブリッド・2WD・7人乗りタイプ)(内装色 : カーキ)<オプション装着車>
インテリアはエクステリア同様、ドアポケットやレジスター、メーターなどの機能部品を、シンプルで統一感を持たせた「シカクマル」モチーフに。ファブリックを用いた水平基調のインストルメントパネルは、アッパー部前端から左右のドアベルトラインへシームレスに繋がることで、室内空間の広がりを演出する。収納スペースは、機能部分への色差しのほかピクトグラムも描かれており、可愛らしい印象に仕上げられた。
フロマージュ
ブラック
カーキ
カラーバリエーションは、温かみを感じる「フロマージュ」と、落ち着いた空間を演出する「ブラック」の2色展開に。オプションのファンツールパッケージとして、親しみやすい印象のアースカラー「カーキ」も設定した。
操縦安定性と静粛性を兼ね備えた基本性能
1.5Lダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)+ハイブリッドシステム
ボディは、次世代プラットフォーム「TNGA(GA-B)」をベースに新設計。主要な骨格を連結させた環状骨格構造が、結合部の剛性を向上し、軽量でありながらバランスの取れた高剛性ボディに。上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現した。
また、車両の主要骨格に採用されている構造用接着剤およびルーフパネルに採用されているマスチックシーラーの一部を高減衰タイプにすることで、操縦安定性や乗り心地、静粛性が向上した。
サスペンションは、高剛性ボディに対して前後のサスペンションジオメトリーを最適化。フロントにマクファーソンストラット式、リヤにはトーションビーム式を採用し、しなやかな動きと接地感あるフラットな走りを追求している。
1.5Lダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)採用のハイブリッドシステムは、システムを高効率化することで心地よい走りと優れた燃費性能を両立、クラストップレベルの WLTCモード走行燃費28.8km/L を達成。また、降雪・雨天時における登坂発進時の安定性に寄与する「E-Four」も採用した。
ガソリンエンジンモデルは、1.5Lダイナミックフォースエンジン(M15A-FKS)にDirect Shift-CVTを組み合わせることで、力強い走りと優れた燃費性能を両立。ガソリン車としても、クラストップレベルとなるWLTC走行モード燃費18.4km/Lを達成し、Direct Shift-CVTには、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックを設定した。
先進のコネクティビティに対応
トヨタコネクティッドサービスイメージ(DCM+ディスプレイオーディオスマートフォン)
コネクティビティについては、無線通信または販売店での有線接続により、常に最新のソフトウェアに更新可能な「ソフトウェアアップデート」に対応。
「コネクティッドナビ」対応のディスプレイオーディオを搭載し、オプションサービスでセンターから通信で取得した新情報(地図・施設・渋滞情報)で目的地検索・ルート設定が可能。音声認識サービス「エージェント」による目的地設定も実現した。
また、全車標準装備のDCMを通じ、データ通信容量無制限でインターネットに接続可能な「車内Wi-Fi」にも対応する。
そのほか、ドライブレコーダー(前後方)やアクセサリーコンセント(AC100V/1,500W)も設定される。
ラインナップや設定グレードが追加されたウェルキャブ
車いす仕様車“タイプIII(ショートスロープ・助手席側セカンドシート付)
(設定グレード : Xグレード)(ガソリン・2WD・5人乗りタイプ)
ウェルキャブ(福祉車両)では、新たなラインアップと設定グレードを追加。車いす仕様車は、車いすの乗車から固定までの一連の動作がシンプルな機構で操作性が大幅に向上したほか、ショートスロープ等の新機能を備えたタイプも新たに設定された。
メーカー希望小売価格
定員(人)パワートレーン駆動価格(消費税込)X51.5Lダイナミックフォースエンジン
(M15A-FKS)+Direct Shift-CVT2WD(FF)1,950,000円71,990,000円G52,300,000円72,340,000円Z52,520,000円72,560,000円X5リダクション機構付のシリーズパラレルハイブリッド(M15A-FXE 1.5L)2WD(FF)2,380,000円72,420,000円G52,650,000円72,690,000円Z52,870,000円72,910,000円X5E-Four2,578,000円72,618,000円G52,848,000円72,888,000円Z53,068,000円73,108,000円※北海道、沖縄のみ価格が異なる
※リサイクル料金は含まない
https://www.goo-net.com/magazine/contents/purchase/47001/ シエンタの新車情報を見る
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