商用車といえば、トヨタ・ハイエースやプロボックス、日産・キャラバンなど、大容量が魅力のバンやワゴンタイプのモデルが定番です。
そんななか、最近ラインナップを拡大しているのが軽商用車。車両本体価格はもちろん、自動車税などの費用も比較的抑えられるうえに、駐車の際のスペースを大きくとらないのも魅力です。
今回は軽商用車のなかから、ズバリおすすめしたい3車種をご紹介いたします。
●生誕60年を超えるロングセラー ダイハツ・ハイゼットカーゴは信頼を乗せて
まずご紹介したいのは軽商用車の定番ともいえる、ダイハツ・ハイゼットカーゴです。ハイゼットは乗用バージョンのアトレーとともに、2021年冬に17年ぶりのフルモデルチェンジで刷新されたばかり。また、1960年に登場した超ロングセラーで、現行の軽商用車のなかでもっとも歴史あるモデルでもあります。
グレードの幅も広く、通常のバンタイプである「クルーズターボ」「クルーズ」「デラックス」「スペシャルクリーン」「スペシャル」に加えて、車体後部の荷室を荷台へと改装した「デッキバンG」「デッキバンL」をラインナップ。運ぶ荷物の形状などによってはデッキバンが大活躍します。
最新モデルだけに、軽商用車でありながら先進安全装備のスマートアシストも標準装備。高速道路の走行などでもストレスを感じさせないターボ搭載のグレードも選択することが可能で、クルマの用途に合わせた1台を購入できるのが魅力です。
●ハイゼットカーゴはこんな人におすすめ
ハイゼットカーゴは、60年の歴史のなかでユーザー視点を重視し、荷室の広さや運転のしやすさが追求されてきました。
とくに荷室の広さは、軽キャブオーバーバンのなかでもトップクラスとなっており、荷室長や幅にゆとりがあるのが特徴。商用車としての積載力の高さを十分に発揮します。
さらに、荷室だけでなく、運転席や助手席まわりにも多数の収納を完備。カップホルダーや紙袋などを掛けられるフックはもちろん、座席頭上にもボックスティッシュやファイルが収納できる「オーバーヘッドシェルフ」を搭載しています。そのため、大きな荷物はもちろん、小さな物もこまやかに収納したい、荷物の多い方におすすめ。
また、運転席はドアの開口部が大きく、足抜き性の良さなども計算された設計になっているため、乗り降りがスムーズなのも特徴のひとつです。仕事柄、頻繁に車に乗り降りする方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
>>ハイゼットカーゴのカタロググレードをチェックする
●商用車だけど商用車じゃない? さまざまなシーンに対応するダイハツ・アトレーに注目
続いて、ダイハツからもう1台ご紹介したいのが、アトレーです。アトレーは、もともと1台目にご紹介したハイゼットカーゴの乗用車仕様として誕生したモデルですが、2021年冬にフルモデルチェンジした6代目は、乗用車→商用車にスイッチして登場しました。
基本構造はハイゼットカーゴと共通のものとなっているため、ボディのシルエットなどは似ていますが、デザインには異なる部分も多く、アトレーにはメッキの装飾なども加えられ、シティライクなフロントフェイスになっているのが特徴的です。
グレードとしては「RS」「X」に加えて、ハイゼットカーゴ同様に「デッキバン」を展開。3タイプそれぞれに2WDと4WDの駆動方式が設定され、居住地域や走行シーンによって選択できるようになっています。
●アトレーはこんな人におすすめ
商用車といえば、工事現場や企業で活躍するモデルというイメージを持たれがちですが、アトレーのターゲット層は幅広く、乗用車のようにショッピングに出かけたり、キャンプに活用したりと、さまざまな用途が想定されています。
「第三の居場所」をコンセプトに開発されており、シートを倒せばフラットになる荷室は、荷物を積み込めることはもちろん、例えば、車中泊での就寝スペースや食事を摂るための休憩スペースなどにも変化!クルマをマルチに活用したい方におすすめです。
乗用メインのモデルだけに先進安全装備のスマートアシストも標準装備。ベースグレードをのぞきACC(アダプティブクルーズコントロール)やレーンキープ機能も備わります。また、快適機能も魅力のひとつで、降車時の設定によって、キーを持ってクルマに近づくと自動でスライドドアがオープンする「ウェルカムオープン機能」やフロントドアハンドルのスイッチを押すだけでドアを施錠・解錠できる「キーフリーシステム」などをワンボックス型の軽商用車で初めて採用しています。
まさに、商用車と乗用車のいいとこ取りともいえるアトレー。商用車としても、自家用車としても、両側面でクルマを活用したい人にイチオシです。
>>アトレーのカタロググレードをチェックする
●先進の安全技術が全車種標準装備
最後にご紹介するのは、ホンダのNシリーズのひとつ、N-VANです。N-VANの誕生は2018年と比較的新しく、軽商用車のカテゴリーで見ても新参者の1台です。
ただ、そのぶん歴史の長いモデルとは一味違った特徴を備えており、豊富なカラーバリエーションや近代的なデザインが魅力の異端児ともいえる存在です。
グレードには、標準仕様の「G」「L」に加えて、レジャーユースを想定した「+STYLE FUN」をラインナップ。グレードによっては、駆動方式に加え、AT車/MT車の選択をおこなうことができます。
●N-VANはこんな人におすすめ
商用車といえばスクエアを強調したモデルも多く見られますが、N-VANはやや丸みのあるスタイルとなっているのが特徴的。とくに、+STYLE FUNのモデルでは、ヘッドライトが丸目のものに変更され、今回ご紹介したモデルのなかで、もっとも愛嬌のあるフロントフェイスになっています。
シンプルなスタイリングが魅力の標準仕様は白とグレーの2色のカラー展開ですが、+STYLE FUNでは、黄色、カーキ、赤、水色、青、白、黒、グレーと8色ものカラーをラインナップ。愛嬌のあるデザインと相まって、商用車もおしゃれに楽しみたい方におすすめのモデルであること間違いなしです。
また、ポップな見た目とは一転して、安全機能が徹底されたモデルでもあり、ホンダの先進安全機能「ホンダセンシング」を全車種標準装備としています。そのため、「運転に自信はないけれど仕事のために運転が必須」という方に、ぜひおすすめしたい1台となっています。
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●価格帯が決まっているのが悩みどころ? 長い時間を共有する相棒として検討は慎重に
今回ご紹介した3台は価格帯が同等であるため、車両本体価格で比較することは難しいかもしれません。ただ、ハイゼットカーゴとアトレーが2021年にフルモデルチェンジを経ている一方で、N-VANは発売から3年が経過しているため、比較的価格交渉がしやすい可能性も。
また、オプションによっては価格差が生じるため、しっかりと見極めるためには、1度見積もりを作成するのがおすすめです。その際には、ぜひ選択するオプションもじっくりと検討し、より具体的な購入金額を想定してみましょう。
商用車は、仕事の際には運転者の相棒として、長い時間を共有することになります。後悔のない1台を購入できるよう、下調べや検討材料の準備は念入りにおこなうのがおすすめです。
文:ピーコックブルー
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みんなのコメント
まさにミニハイエース。
あ、ミニハイエースって出ないかな笑