■285馬力・400Nmのモーターで後輪を駆動するピュアEV
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2021年11月4日、ミドルクラスSAV(SUV)のBMW「X3」のラインナップに電気自動車(EV)「iX3」を追加、販売を開始しました。
【画像】人気SUV「X3」のEV版BMW「iX3」を画像でチェック(18枚)
X3は、オフロードの走破性を極めたSUVの機能に、BMWらしい「駆けぬける歓び」を堪能できる、スポーツモデルに引けを取らない俊敏なスポーツ走行が可能なミドルクラスSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)として2004年に初代が登場。現行型(G01型)は2017年に登場した3代目モデルとなります。
今回登場したiX3は、X3をベースにしたEVです。車両価格は862万円(消費税込)となります。
iX3は全長4740mm×全幅1890mm×全高1670mm、ホイールベース2865mmというボディサイズです。
最高出力210kW(約285馬力)・最大トルク400Nmを発生する電気モーターを搭載、後輪を駆動するFRモデルです。リチウムイオンバッテリーの容量は232Ahで、一充電の走行可能距離は460km(欧州WLTPサイクル)となります。
急速充電器は最大80kWでの充電が可能で、この場合70分以内で約80%までの充電が完了、10分の急速充電では約80km航続距離を伸ばすことが可能です。
また自宅や公共の普通充電の設備では最大9.6kWでの充電が可能で、一晩(約8時間)で0から100%の状態まで充電することが可能です。
iX3はハンズオフ機能が搭載されます。「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムで、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じてただちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離したハンズオフ走行が可能となります。
また最先端の運転支援システム「ドライビングアシスト・プロフェッショナル」を標準装備。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー付)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)、およびレーンディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーンコントロールアシスト、サイドコリジョンプロテクションおよび衝突回避・被害ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィックウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備としています。
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