ついに2代目インプレッサXVが予算100万円圏内に!
コンパクトなボディサイズとカジュアルなルックスで、一躍ヒットモデルとなったインプレッサXV。中古車流通量が少なく相場下落は非常に緩やかだったが、後継モデルとなる現行型XVの登場から3年以上経過し、ようやく予算100万円で狙えるようになってきた。
最安値帯を含む予算100万円圏内で狙い目のグレードは何か、お得感あるバリュー物件選びのポイントはどこか、いまいちど2代目の特徴を振り返りつつ探ってみよう。
若者や女性からの支持も高いカジュアルな都会派SUV
シリーズ4代目にあたるコンパクトハッチバックのインプレッサスポーツをベースに、力強いデザインやタフなメカニズムを取り入れたクロスオーバーSUVとして、2012年9月に登場したインプレッサXV。
レガシィアウトバックやフォレスターなど、従来のスバル製クロスオーバーSUVは、性能重視の質実剛健さを前面に打ち出し、タフな環境やカントリーサイドの風景に似合うイメージがあった。
しかし、2代目インプレッサXVでは、「Urban Adventure」という商品コンセプトが物語るように、カジュアルなルックスをまとうシティ派路線を打ち出した。さらにSUV人気が盛り上がり始めたタイミングでのデビューもあって、若者や女性など軽自動車やハッチバックを好むユーザー層からも高い支持を受けた。
パワーユニットはガソリン車とハイブリッド車の2種
デビュー当初、パワーユニットはスバルお得意の2L水平対向ガソリンエンジンのみだったが、これにモーターを組み合わせたスポーツハイブリッド仕様が2013年6月に追加されている。いずれも駆動方式は4WDのみで、燃費はガソリン車が15.8km/L、ハイブリッド車が20km/L(ともにJC08モード)となる。
ボディの全長と全幅は、ベースのインプレッサスポーツより数ミリ程度大きくなるが、狭い道や駐車場でも取り回しやすいコンパクトさをキープ。SUVらしく200mmの最低地上高を確保しながら、ルーフレール無しの場合なら全高は1550mmとなり、立体駐車場にも対応。
グレードはガソリン車、ハイブリッド車ともに装備を簡素化したベースグレード、装備充実のi-Lグレード、そしてi-Lの装備に加えて自動ブレーキ「アイサイト」を追加したi-Lアイサイトの基本3タイプ。
2014年11月まで生産されたモデルでは、アイサイトの仕様がバージョン2だったが、それ以降はバージョン3となる。また2015年10月に行われたマイナーチェンジ級の大幅改良では、内外装が刷新された他、アイサイト搭載モデルを拡充するなど安全面で一層進化した。
予算100万円圏内は走行距離10万km超の物件が大半
現在の中古車流通量は550台前後。そのおよそ3割がハイブリッド車となる。中古車の平均価格は130万円前後となっており、最安値帯は総額80万~90万円の水準まで下がってきた。ここまでくるのにかなり時間がかかったが、ようやく中古車らしい醍醐味を味わえるようになったと言える。
しかし、最安値帯を含む予算100万円圏内は、まだ選択肢が少ないうえ、2012~2013年式の初期型かつ走行距離10万km超の物件がほとんど。走行距離の少さにこだわるなら、少なくとも130万円程度の予算は必要だ。
総額100万円以内で初期型のインプレッサXV(2代目)を探す予算を上げて総額130万円以内で初期型のインプレッサXV(2代目)を探す
“アイサイト付き”が狙い目物件のキーワード
こうした現状を踏まえて、あえて予算100万円で勝負するなら、装備やコンディションなど、優先するポイントを絞り込むことが重要だろう。
中でも、優先ポイントとしてオススメなのがアイサイト付き物件。予算100万円では対象が初期型に絞られるため、自動的にグレードは2.0i-Lアイサイト一択となる。
幸いガソリン車もハイブリッド車も射程圏内にあり、好みのパワーユニットをチョイスできるのが◎。タイミング次第では、走行距離7万km台の物件もヒットするため、こまめにカーセンサーnetで物件をチェックしよう。
人気車ゆえか、とにかく相場の下落スピードが遅いのが2代目インプレッサXVの特徴。したがって、条件の良い物件は予算100万円圏内に下がってくるまでに売れてしまう可能性も十分に考えられる。豊富な選択肢の中から好みの1台を選びたいなら、プランBとして予算アップも視野に入れるのも賢い選択と言えそうだ。
総額100万円以内でアイサイト搭載のインプレッサXV(2代目)を探す文/中野剛、写真/SUBARU、篠原晃一総額100万円以内で2代目インプレッサXVを探す▼検索条件スバル インプレッサXV(2代目)×総額100万円以下×全国
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よほど信頼できる経歴がないと怖くてかえないね