ホンダはLAショー開幕を前日に控えた15日、「シビック Siプロトタイプ」を世界初披露した。同モデルは、2017年に北米で発売されるSiクーペおよびSiセダンの方向性を示すもの。今回公開したのはSiクーペのプロトタイプで、市販モデルとの違いはわずかという。
「Si」グレードは1984年、3代目シビックの時代に設定された。ホンダは2017年から北米に「タイプR」も投入するが、今後もSiはスポーツモデルとしてラインアップの重要な位置づけを保ち続けるという。タイプRがサーキット走行も視野に入れた“究極のモデル”であるのに対し、Siはより広範な走り好きに向けたモデルと棲み分けされる。
Siに搭載されるエンジンは、1.5リッター直4ターボユニット。トランスミッションは、ショートストロークタイプの6MTが組み合わされる。
足回りには、可変ダンパーや可変ステアリングシステムを備え、スポーティな走りが追求される。
インテリアは、Si専用のフロントスポーツシートを装備。さらにステアリングホイールやシート、ドア、シフトブーツには赤ステッチが細越され、スポーティな雰囲気が演出される。
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