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ルノーが変わる!新型カングーやEV版メガーヌなど次世代プロダクトを続々投入する理由

掲載 更新 2
ルノーが変わる!新型カングーやEV版メガーヌなど次世代プロダクトを続々投入する理由

次世代「カングー」や新型「アルカナ」も登壇

ルノーは2021年5月6日、次世代プロダクトや戦略について説明する報道関係者向けカンファレンス「ルノー トーク#1」をオンラインで実施。今後の商品ポートフォリオや電動化ビジョンなどについて明らかにするとともに、新型「カングー」やEV版「メガーヌ」、ハイブリッドのSUVクーペ「アルカナ」といった次世代プロダクトの姿も改めて公開した。

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2021年1月には、グループ ルノーとして全体の5ヵ年計画を発表。ルノーは現代性を象徴するブランドとして、EVやHV、テクノロジー、サービスのリーダーたる存在に。アルピーヌはノスタルジーよりもアバンギャルドを前面に打ち出し、アーリーダプターにアピールするスポーツカーブランドへ。ダチア・ラーダはアフォーダブルでシンプルなプロダクトを提供する大衆車ブランド路線を深化する、と各ブランドの立ち位置をより明確化していくことを明らかにしている。

ルノーにとっての「ヌーベルヴァーグ」

「ルノー トーク」は、これからのルノーブランドの進む方向をさらに掘り下げていくシリーズ的なイベントとなる。今回はその第1回として、ルカ・デメオCEOはじめ、ジル・ヴィダル、ジル・ルボルニュといったデザインやエンジニアリングの責任者が続々登壇して“ヌーベルバーグ(新しい波)”を迎えたルノーにまつわるプレゼンテーションを行った。

イベント中、ルカ・デメオCEOはルノーが「2030年時点で、ヨーロッパにおける最も“グリーン”なブランド」になると明言。新型車で使うリサイクル材料の割合を最大限に高めるとともに、2025年までにC/Dセグメントに7種類の電動化モデルを投入すると約束した。

次世代「カングー」にはピュアEV仕様も

電動化モデルにはハイブリッドの「E-TECH Hybrid」、及びプラグインハイブリッド「E-TECH Plug-in Hybrid」、ピュアEVの「E-TECH Electric」に加えてマイルドハイブリッド仕様も用意。2020年にはクリオのハイブリッド、キャプチャーのプラグインハイブリッド、メガーヌ ワゴンのプラグインハイブリッドをラインナップ。2021年にはキャプチャーのハイブリッドとメガーヌ セダンのプラグインハイブリッド、そしてルノー初のクーペSUVとして登場した「アルカナ」(フルハイブリッドもしくはマイルドハイブリッド)も追加し、すでに全6種の電動化モデルを展開している。

イベントには、2022年に市場へ投入する予定の次期型カングーも登場。5シーター/7シーターのレイアウトを用意する次世代モデルは、カングー最大の美点である使い勝手をさらに進化させたという。775リットルから最大3500リットルまで拡大できるフラットなラゲッジスペースを用意するとともに、キャビンにも49リットル分の収納スペースを確保。また、100%電気で走るEV仕様が加わることも明らかにされている。

ダイヤモンドロゴもモダンに進化

また、ルノーを象徴するダイヤモンドロゴも、次の時代を見据えてフラットデザイン化。1925年に誕生し、時代とともに変遷してきたアイコンは、最新の装いとなって2022年に市場投入するEV版メガーヌに装着されるという。イベントの中ではそのエンブレムをまとったメガーヌのリヤビューが“ちら見せ”された。

もうひとつ、「ルノーケアサービス」と呼ぶアフターセールスサービスもスタート。ルノー車を大切に乗り続けるオーナーをきめ細やかにフォローしていくことで、顧客ロイヤリティの向上に注力していく。

とりわけ印象的だったのが、グローバルマーケティング担当役員のアルノー・ベローニの「Let Renault be Renault(ルノーをルノーにするために)」という言葉。フレンドリーで身近で温かく、現代的でどこかとんがったクルマづくりを得意としてきたルノー。彼らはルノーがルノーであるために、激しく移り変わる自動車世界の中で、改めてその立ち位置を明確にしようとしている。

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みんなのコメント

2件
  • 赤字2兆円w
  • ルノーは民営化したところで元は国営企業だから
    利権まみれなEV政策にどっぷりと浸り、
    そこに日産も道連れにさせる。

    でも、ちょろい日産オタクには
    電動化こそが正義と調教されているから
    何の疑いもなくルノーの手助けをする。

    これから先、もしも日産がホンダみたいに
    全車種電動化と言うようになったら、
    その時が本当に見切りをつけるときだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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