現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ「クラウン」まさかの4タイプが存在!? 伝統のセダン以外は全部SUV! それぞれどんな人に適してる?

ここから本文です

トヨタ「クラウン」まさかの4タイプが存在!? 伝統のセダン以外は全部SUV! それぞれどんな人に適してる?

掲載 更新 13
トヨタ「クラウン」まさかの4タイプが存在!? 伝統のセダン以外は全部SUV! それぞれどんな人に適してる?

■セダンが1モデル、SUVが3モデルとなった現行「クラウン」

 16代目となるトヨタ「クラウン」(現行型)は、4つのシリーズ(ボディタイプ)で展開します。
 
 ラインナップするのは、「クロスオーバー」「セダン」「スポーツ」そして「エステート」。ひと口にクラウンといっても4タイプがあるので悩みがちですが、果たしてどう選び分ければ良いでしょうか。
 
 それぞれどんなユーザーに最適かを考えてみました。

【画像】「えっ…!」これが車中泊可能な新型「クラウン」です! 画像を見る(45枚)

 まず明確なのは「クラウンセダン」。なんといっても「フォーマルなセダンが欲しい」という人にとって直球のモデルです。

 正統派のクラウンであり、これまでクラウンを乗り継いできた人にとっては当然の選択肢といえるでしょう。

 また、社用車や公用車など伝統や格式が重んじられるニーズにも、最もふさわしいタイプです。

 ほかのクラウンシリーズに対して、セダンのアドバンテージといえるのは後席の快適性です。

 純粋に広いのはもちろんのこと、電動リクライニングや本格的なマッサージ機能まで搭載。乗り心地も後席を中心に仕立てられていて、走行モードには後席の快適性を狙った「リヤコンフォートモード」が用意されるなど、後席へのこだわりはクラウンシリーズのなかでも頂点となっているのです。

 また「クラウンの燃料電池が欲しい」という人も、シリーズ中で唯一それが搭載されているセダンを選ぶべき人といえます。

 ただしクラウンセダンは、先代のクラウン(全長1910mm×全幅1800mm)と比べても車体がひと回り大型化(全長5030mm×全幅1890mm)。それは後席の広さにはプラス要素ですが、日常での取り回しを考えると少し辛いかもしれません。

 一方で、新世代クラウンシリーズの大きなトピックが、SUVを中心としたラインナップになったことです。そんな“SUVクラウン”のど真ん中といえるのが、「クラウンスポーツ」でしょう。

 トランク付きのボディでセダンスタイルを保つ「クラウンクロスオーバー」に比べると、スタイリングは見るからにSUV。

 全長4720mm×全幅1880mmの車体サイズは、トヨタ「ハリアー」とほぼ同じです(ただし全高はハリアーに対して95mm低い)。

 クラウンと名がつくSUVが欲しい人にとってはジャストな選択となる、ハリアーの上級版というか、お兄さん的な存在なのがクラウンスポーツなのです。

 もうひとつの特徴は、現行クラウンシリーズで最も車体が小さく、「スポーツ」というサブネームの名に恥じることなくキビキビと走ること。

 サスペンションはもちろん、後輪操舵システムもより軽快な走りとなるように味付けされています。だから、運転を楽しみたい人はスポーツを選ぶと良いでしょう。

■ワゴンSUVタイプのクラウンもラインナップ!

 荷物をたくさん積んでバカンスやレジャーに出かける人にふさわしいのが「クラウンエステート」です。

 イギリスにおいてステーションワゴンを意味する「エステート」の名を冠するクラウンは、1999年に発売され通称「ゼロクラウン」と呼ばれた11代目にワゴンボディとして用意されていました。それが復活したのです。

 ただし純粋なステーションワゴンではなく車高の高いSUVボディとしているのが、今どき流のスタイルといえます。

 全長は4930mmで、クラウンクロスオーバーと同寸。トランクではなくワゴンボディとしたことで拡大した荷室は、キャンプやウインタースポーツ、そして自転車などアクティブにクルマを使うユーザーと相性が良いでしょう。

 荷室長は約2mとされており、クルマのなかで寝泊まりする「車中泊」にも対応できるはずです。

 そして、上記のどれもしっくりこない人は、クラウンクロスオーバーを基本に考えてみてはどうでしょうか。

 クロスオーバーは新型クラウンシリーズの中心であり、セダンの良さとSUVの良さを兼ね備えるモデル。クラウンの登場以来これまで続いているセダンスタイルと、新時代を感じさせるSUVが融合したところが特徴です。

「クラウンなのにSUVなんて……」と思うかもしれませんが、セダンよりも乗り降りもしやすく、そして前方がよく見える見晴らしの良さや小さな段差を気にしなくて済む運転のしやすさなど、リフトアップしたメリットもしっかりあることを覚えておくと良いかもしれません。

 さらに、このクロスオーバーはスポーティな運転感覚を好む人にも最適です。バリエーションのひとつである「クロスオーバーRS」は、現行クラウンシリーズのなかで最もパワフルな2.5リッターターボエンジンを積んで動力性能に優れ、さらに強力なリアモーターを組み込むことで後輪駆動車のような旋回姿勢も実現。

 まるでスポーツカーのように峠道を元気良く走れる、シリーズ最強のスポーツモデルなのです。

 クラウンスポーツも運転好きにはお勧めですが、筆者(工藤貴宏)はクロスオーバーRSのほうがダイナミックな走りを体感できると考えています。

※ ※ ※

 従来のイメージからの変化が著しい現行のクラウンを見て、「こんなのクラウンらしくない」と思う人もいるかもしれません。

 でも「クラウンらしさ」ってなんでしょうか。歴代クラウンを見ると、そこには新しい技術や新しい考えを積極的に取り入れる歴史を歩んできたことが理解できます。

 実はクラウンは保守的ではなく、むしろ革新的なクルマだといえるのかもしれません。

 そういう意味でも、現行型のシリーズはクラウンの未来に向けて新しい扉を開いた世代といって良いでしょう。

 そして複数のボディを用意し、“選べる歓び”があるのも購入しようとする人にとってはうれしいところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
「スゴい事故」発生も…「夏タイヤ履いてるなんて信じられんッ!」 批判の声多数! 夏タイヤで雪道走ると違反? 正しい交換時期の目安とは
くるまのニュース
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
ベストカーWeb
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!?  後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
「富士山登山鉄道」断念、でも代わりは“トラム”なの!? 後継には「電動連節バス」しかない3つの理由
Merkmal
入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
入場無料! [レクサスRZ]に[新型アウトランダーPHEV]も!! 千年の都が舞台[京都モビリティ会議]が12月7日(土)にやってくる
ベストカーWeb
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
FIA F2参戦のロダン、最終戦でFIA F3王者フォルナローリを起用。フォーミュラE参戦のマローニの代役
AUTOSPORT web
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
快適ボックスシートから広々フルフラットへの変更も簡単! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
もう[トヨタ]が開発してるだと!!!!!!!!!!! 次期型[GR86/BRZ]は1.6Lターボ+ハイブリッドでほぼ確定か!?  
ベストカーWeb
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
トヨタWRC、大荒れのデイ2を好位置で乗り切る。ラトバラ代表は「明日もトリッキーになる」と警戒/ラリージャパン
AUTOSPORT web
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
ARTグランプリ、ホンダのフランス法人とパートナーシップを締結。CR-VとZR-Vが提供される
AUTOSPORT web
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
優れた燃費が自慢[アコード]!! [レクサスES]と比較した明確な違い
ベストカーWeb
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
レッドブル&HRC密着:フロントタイヤへの熱入れを苦手にするRB20。弱点が露呈し初日は2台とも下位に沈む
AUTOSPORT web
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
タイトルに王手のフェルスタッペンが苦戦、ミディアムで17番手「タイヤが機能せず氷の上を走っているよう」/F1第22戦
AUTOSPORT web
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
見かけ倒しでもいいじゃん! ルックスと性能が釣り合わないスポーツモデル5選
ベストカーWeb
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
2025年WEC暫定エントリーリストが発表。ハイパーカーは2社が撤退もLMGT3と同数の18台が参戦
AUTOSPORT web
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
【角田裕毅F1第22戦展望】昨年の反省をもとにセットアップを2種類用意。FP2で「だいたいの方向性は見つかった」
AUTOSPORT web
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ベストカーWeb
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
勝田貴元、パンクで後退も挽回「まだ諦められない。ファンの声援が力になる」/ラリージャパン デイ2
AUTOSPORT web
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
いよいよ正式発表!? デザイン一新の[新型フォレスター]登場か! トヨタHV搭載でスバル弱点の燃費は向上なるか
ベストカーWeb

みんなのコメント

13件
  • sta********
    トヨタに対するお追従満載の読む価値ない記事です。間違いも多く、本当にそこらへんの素人が資料片手にバカ上司の言うがままに書いた駄文です。
  • kya********
    2、4リッターエンジンにターボと2モーターだと思いますが、いつから2、5リッターエンジンにターボとはいつ排気量アップしたんですか?いい加減な記事を書いて恥ずかしくないんでしょうk。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村