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トヨタが新型「GR86」を発売! デザイン、足回り、価格でも兄弟車「BRZ」との違いが鮮明に

掲載 更新 42
トヨタが新型「GR86」を発売! デザイン、足回り、価格でも兄弟車「BRZ」との違いが鮮明に

トヨタ自動車は10月28日、新型「GR86」の販売を開始した。兄弟車「スバルBRZ」はひと足先に7月29日に発表されており、秋以降発売と言われていたGR86も、ようやく追いついた格好だ。和製スポーツカーの真打ちが出揃ったところで、BRZとの違いをチェックしつつ、2車を比較していこう。

まずエンジンについては、2.4リッター直列4気筒自然吸気ボクサーユニットの搭載は両者共通で、最高出力235PS、最大トルク250Nmのスペックにも違いはない。2台のエンジンはチューニングの違いで差別化されており、レスポンスの良さを特徴とするGR86に対し、BRZはフラットトルクを強調した味付けとなっている。排気量が2リッターから2.4リッターに上がったことで、0-100km/h加速は従来の7.4秒から6.3秒へと短縮され、レスポンスも向上しているという。

>>トヨタ 86(初代)のおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mmというボディサイズもBRZと共通ながら、従来モデルに比べると全長が25mm拡大し、全高は10mmダウンしている。またボディ剛性は先代比で曲げ剛性が約60%、捻り剛性は約50%向上しているとのこと。

足回りは、サスペンションの設定から異なっており、GR86はキビキビしたハンドリングを重視する一方、BRZではよりスタビリティに重きを置いている。購入を検討中の人は、乗り比べて好みの味付けを選ぶのが賢明だろう。

エクステリアデザインについては明確に差別化が図られており、新たにGRブランドのモデルとなったGR86は、専用の「FUNCTIONAL MATRIX GRILL」を採用。スクエアなフォルムとブラックメッシュでスポーツ性能をアピールする。対してBRZは下方に向けて絞り込まれるヘキサゴングリルによってワイド感を強調し、ボクサーユニットによる低重心と横方向への広がりを暗示している。一方、インテリアの差は小さいが、GR86ではトップグレードのRZのみ鮮やかなブラック×レッドの内装をチョイスすることができる。

グレード展開は上から、GR86がRZ、SZ、そしてレース参戦を視野に簡素な装備としたRCの3タイプ。BRZはS、Rの2種展開となる。価格は以下のとおりで、上位グレードはGR86の方が高価で、それ以外のグレードはその逆の設定となった。

トヨタ GR86
・RZ 6AT 3,512,000円、6速MT 3,349,000円
・SZ 6AT 3,199,000円、6速MT 3,036,000円
・RC 6MT 2,799,000円
スバル BRZ
・S 6AT 3,432,000円、6MT 3,267,000円
・R 6AT 3,245,000円、6MT 3,080,000円

トヨタではGR86の月間販売台数(販売基準台数)を700台と見込んでおり、これはBRZの500台と比べるとやや強気な設定。ライバルは「マツダ ロードスター」や同胞の「トヨタ GRヤリス」あたりか。国産コンパクトスポーツが俄然盛り上がってきた。


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みんなのコメント

42件
  • RCの設定がいいね。
    オートエアコンもついてて、質感にこだわらなければ選択してもいいかも
  • 11月からの自動ブレーキ義務化に何とか間に合わせた格好ですね。
    月販700台売れれば中古車市場にも多く流れて、若者が手に入りやすくなるのではないでしょうか。
    初代も手ごろな価格で低走行のタマが沢山ありますからね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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