選択肢が増えて人気が復活しつつあるプレミアムコンパクトカーの選び方

　コンパクトカーの中でもプレミアム感のあるモデルは、国内だけでなく欧州でも人気の高いブランドは多い。メーカーの長年の努力によって、それぞれが個性を確立している。

　輸入車に多いのは、VW『ゴルフ』に代表されるハッチバックタイプ。後席のヘッドスペースも確保しながら、ラゲージスペースも、車体後方まで伸びたルーフ形状で広さを確保している。全高1.5m以下でこのクラスの国産車は、トヨタ『カローラスポーツ』とレクサス『CT』しか存在しない。国内メーカーはここ数年人気のあるSUVに力を入れているため、このクラスは空白地帯だ。逆に、輸入車はドイツ勢、フランス勢のラインアップが充実している。

　一方で、デザインで輸入車勢と勝負できるモデルも増えてきた。これまでマツダの『MAZDA3 ファストバック』が1強だったが、そこに『プリウス』が加わった。パワーユニットも選択肢が多い、クルマ選びが楽しいカテゴリーだ。

VW『ゴルフ』

315万9000円～

マツダ『MAZDA3 ファストバック』

238万2600円～

取材・文／石川真禧照

※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年2月28日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。

Comments

レクサスCTは売ってないだろ

このクラス「Ⅽセグメント」は、どのメーカーも「ＶＷゴルフに追いつけ」と開発しているくらいＶＷゴルフが絶対王者。
それにしても、１．５M以下の国産車では、カロスポとレクサスCTしかないと言うのは無理がある。
「スバル インプレッサスポーツ」　「マツダ３」もあるぞ。