【ドライブグルメ】中央自動車道・石川PA（上り）で、ツートップ？のご当地ラーメンを楽しもう！

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA（サービスエリア）やPA（パーキングエリア）での食事やおみやげ。今回は中央自動車道の石川PA（上り）のグルメを紹介しよう。

中央自動車道の上り線で最後のパーキングエリア
中央自動車道を東京都心方面に向かって上るときに、最後の休憩スポットとなるのが石川PA（上り）です。首都高速の接続ポイントとなる高井戸ICまでは、わずか30km弱ですから、順調に流れていれば20分もかからないという距離です。東京方面に遊びに行く前に、もしくは東京方面に帰る最後の休憩と腹ごしらえには、ぴったりのPAといえるでしょう。

そんな石川PA（上り）のフードコートにあるお店は、麺類を提供する「麺処 山百合」と、丼ものと定食の「お食事処 銀杏亭」、そして牛丼の「吉野家」という顔ぶれです。そんな中から今回紹介するのは、「麺処 山百合」の人気ツートップとなるラーメン。ラーメン愛好家であれば、ぜひともチェックして欲しいグルメです。

ナンバーワンは地元 八王子のご当地ラーメン
石川PA（上り）のフードコートにある「麺処　山百合」で、ナンバーワンの人気を誇るのが「八王子ラーメン」（830円）。名前からも分かるように、石川PA（上り）のある地元 八王子のご当地ラーメンです。

「八王子ラーメン」とは、昭和30年代に八王子で生まれたもので、現在は「八麺会」という地元のグループが伝統を守っているもの。石川PA（上り）も、その一員であり、提供されるのは八麺会公認の「八王子ラーメン」となります。

このラーメンの特徴は、「醤油ベースのタレ」「表面をラードが覆う」「きざみ玉ねぎを使う」という3点。ラードを使うことで玉ねぎの辛みを消して、独特のおいしさを生み出しているとか。また石川PAでは、先に下り側の石川PAが「八王子ラーメン」を提供していましたが、こちら上り側は、それを模範としながらも独自のレシピを開発したそうです。つまり、石川PAは上りと下りで、どちらも「八王子ラーメン」を提供していますが、その味は微妙に異なるというわけです。

では、その味はどうかといえば、スープが、とってもまろやか！　鶏ガラと野菜、そして玉ねぎの甘みがたっぷりあって、見た目ほどしょっぱくないんですね。そのスープのおいしさに負けないのが、プリっとした麺と厚めのチャーシューの存在感です。すっきりとした後味で、あっというまに完食できてしまいました。

富山のブラックラーメンを石川風にアレンジして二番人気に
続いてナンバー2の人気ものは、「石川ブラックラーメン」（1000円）。ブラックラーメンといえば、富山のご当地グルメで有名です。名前のとおり真っ黒なスープが特徴です。そんな富山のご当地グルメを、石川PA風にアレンジしました。

実のところ、過去にも石川PA（上り）ではブラックラーメンを提供していましたが、それほど人気が出ないため、販売終了になっていました。しかし、一念発起して2024年の春にレシピをリニューアルして再スタート。八王子ラーメンと同様に玉ねぎを使うようになったところ、人気爆発！　またたく間にナンバー2のヒットメニューになったというのです。

その人気の理由は、食べやすさではないでしょうか。しょっぱく濃いブラックラーメン本来の味を、玉ねぎがマイルド化しているようです。とても食べやすく、それでいてコクも十分。「パンチの効いたラーメンが好き！」という人にオススメの一杯となっています。

1か所のお店で、2つのご当地ラーメンを楽しめるというのは、意外と少ないもの。ラーメン好きであれば、ぜひとも2杯ともチャレンジしてみましょう！（文と写真：鈴木ケンイチ／取材協力：中日本エクシス）

中央自動車道・石川PA（上り）


●営業時間
フードコート「麺処 山百合」：7時～22時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
　価格等は、2024年7月時点のものとなります。

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Comments

[mon********]

石川上りといえば蕎麦の富士山（3枚もり）か、
究極はエベレスト（5枚もり）だったんだけどな。

[st2********]

ラーメンに刻み玉ねぎは合わない。