■いろいろなクルマに似てると言われる新型「シエンタ」
2022年8月23日に、トヨタは3代目となる新型「シエンタ」を発表。
【画像】どれに似てると思う? トヨタ新型「シエンタ」と似ていると言われるクルマたちを画像で比較する(67枚)
約7年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型シエンタは、SNSなどで、シトロエン「ベルランゴ」やルノー「カングー」、トヨタ「ファンカーゴ」、トヨタ「ポルテ」、日産「キューブ」、フィアット「パンダ」などさまざまなクルマに似ていると話題になっています。
シエンタは、2003年に初代モデルが登場した家族向けのコンパクトミニバン。2022年8月に発表された3代目となる新型シエンタは、「扱いやすい5ナンバーサイズ」「最新の安全・安心装備」「低燃費」「お求めやすい価格」という特徴はそのままに、初代からの「使い勝手の良い室内空間」が一層磨き上げられました。
エクステリアはコーナー部を丸くしてコンパクトに見せ、取り回しの良さにもつながるシカクマルシルエットになっており、大きなサイドプロテクションモールが取り付けられるなど、さまざまなシーンで気兼ねなく使えるツール感の高いデザインになっています。
そんな新型シエンタですが、前述のように国産車のみならず、さまざまな輸入車に「似ている」と話題になっています。
どのような部分がそう感じさせるのでしょうか。SNSで話題となっている主な車種と比較してみましょう。
SNSでは、シトロエン「ベルランゴ」やルノー「カングー」、トヨタ「ファンカーゴ」、フィアット「パンダ」の各モデルの外観に類似点が見らると指摘されています。特にベルランゴやカングーはシエンタと同じ後席スライドドアを採用していて、余計にそう思わせる面があります。
フロント部から見ていきましょう。角が丸いグリルやヘッドライトの形状をもつカングーやパンダと、新型シエンタの類似性を指摘する声は多くみられます。
またベルランゴのヘッドライトからつながる横一文字の開口部が、シエンタの同位置にあるトリムと似ているとの声もありました。
ボディサイドでも、ベルランゴのエアバンプや、パンダのサイドプロテクションモールが、新型シエンタの大きなサイドプロテクションモールと配置が同じように見えるとの指摘もみられます。
さらに細かくみれば、新型シエンタのボディサイド最後尾のウインドウが2列目のウインドウより小さく下端が上がっているデザインに、パンダのデザインと同じエッセンスを感じさせなくもありません。
後方にまわってみると、パンダとファンカーゴに採用されていた縦型のテールライトもて、新型シエンタに近い印象となって映ります。
色の指摘もみられました。カタログ掲載カラーでもある新型シエンタのアーバンカーキやベージュが、ベルランゴのアクアグリーンやサーブルと近い印象のアースカラー系な点も、より類似イメージを強調しているのかもしれません。
SNSでは、少し前のキューブ(3代目)との関連性についての指摘もありました。
その内容は「キューブからシエンタに乗り換える人が多そう」というもので、デザイン自体が似ているというよりは、シエンタのシカクマルシルエットのコンセプトがキューブのフォルムを想起させ「似たようなセグメントのクルマだから乗り換えが起こりそう」という印象を持っているようです。
自動車のデザインは、各モデルそれぞれの独自性を表現するため、数多くの要素から成り立っています。偶然か意図的かはともかく、確かにどこかが似ているようなデザイン箇所はあったとしても、完全な「模倣」はモデルの独自性を主張することと反しています。
新型シエンタほどさまざまなクルマに「似ている」と指摘されるクルマも、近年の国産車では珍しい事例といえます。それだけ新型シエンタが、多くの人から高い注目を集めている証拠といえるかもしれません。
※ ※ ※
新型シエンタは、TVCMなどにタレント犬の「ちょうじゅうろうくん」を出演させるなど、ペットとして広く親しまれる「犬」との親和性を強調する新型シエンタですが、発表と同日に発売されており、価格はガソリン車(Xグレード/2WD/5人乗り)の195万円からハイブリッド車(Zグレード/E-Four/7人乗り)の310万8000円となっています。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
謎の「白バイコスプレおじさん」 違反じゃないの? 「警察”風”」の白バイクに青ユニフォームが話題に… 法的にはどうなる? 元警察官が解説
ホンダ「新型軽バン」発表! 斬新「“黒すぎ”ボンネット」&めちゃカッコイイ“デカール”設定! 新型N-VAN e:用「純正アクセ」10月発売
トヨタ 新型「4人乗りアルファード」登場! 斬新「後ろ向きシート」×設定無い「2トーン内装」採用! トヨタの「スゴい技術」搭載した謎の個体とは
いすゞが新型「スゴい“精悍”モデル」発表! 6000万円超えでめちゃ画期的な「段差なし」×370馬力の「超静音ユニット」採用! 「新型エルガEV」に大反響
23年ぶり復活!? ホンダ新型「プレリュード」に絶えぬ反響! 美麗すぎる「スペシャリティクーペ」どんなモデルになるのか
みんなのコメント